お姉さん的なヒロイン小説一覧
2
件
【完結済み】ある日突然、すべての女性は電撃を放つ能力を手に入れた。元女優のエルマー・S・ワルプルギスはライス共和国大統領に“電撃”就任するなり日本を訪問。首相の公開去勢をテレビで中継させ、すべての女性の放電行為を無罪とすると宣言。事実上、それは全男性への宣戦布告だった。中継を見て震えあがった日本人男性の一人たる少年・江西辰雄は日曜の昼間から絶望してしまう。そんな中、辰雄が幼馴染の巨乳女子・明代乙子と下校途中に雷獣──暴力として放電能力を扱ううちに理性を失った人面獣心の輩──に襲われる。そのとき、辰雄は未知なる力に覚醒した。瞬間的に筋肉が発達し、強力な絶縁体質を獲得した辰雄は乙子を襲う雷撃を弾き、膂力で以って雷獣を撃退。その能力を見込まれ、四方津シコ女と名乗る謎の巨乳美女から協力を要請される。彼女は政府の対雷獣スペシャリスト機関、女力発電所の所長だった。迷惑雷獣に対処するアルバイトくらいに思っていた辰雄だったが、エルマー大統領が送り込んだ雷獣で構成された私兵部隊「在日新ライス軍」が治外法権と暴れまくるのに巻き込まれ、絶縁体質と筋肉でこれを鎮圧してしまう。そのせいで雷獣を統括する新ライス軍の危険人物に睨まれたことにより、辰雄は両国の代理戦争、その渦中の人となってしまうのだった。襲い来る雷獣を退け、エルマー大統領の陰謀を打ち砕き、辰雄よ日本の平和を取り戻せ────────!!(著・ルルイエ・ランペルージ)
文字数 100,459
最終更新日 2024.08.05
登録日 2024.07.10
産まれながらにして、エルフ族は精霊からの加護を与えられる。髪色は精霊の色に染まり、内包した魔力が多いほどに耳は尖り長くなる。この世界でも、優秀な種族の一つ。
だけどボクには、精霊からの加護は与えられなかった。髪色も黒く所々に白髪が混ざり、精霊の加護どころか魔力だって少ない。なぜ、ボクには加護が与えられなかったのだろう?そして、劣等生であるボクにあるのは、ただの勘としか思えない胸騒ぎのスキルと、精霊の巫女達からの寵愛。
今まさに、眠りについた魔王が目覚め、再び繰り訪れる災厄と戦乱。誰にも避けることは出来ないのは、ヒエラルキーの最下層のボクだって同じ。
でも、ボクにだってやれる。いや、ボクにしか出来ないことだってあるんだ。胸騒ぎスキルを駆使して、愛する人を守る為にこの世界を駆け抜けろ!
文字数 65,729
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.07.16
2
件