長野県小説一覧

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長野県星降市在住、信濃大学人文学部4年生、趣味はゲームとミスチル……「露西透」の元に送られた、仮想世界への招待状。
最新VRゲーム、「element square」のテストプレイヤーに選ばれた彼。だが、その陰には製作会社の陰謀と、古来から町に伝わる「能力」の存在が……
隣室に越してきた後輩女子やサークル仲間、製作会社のスタッフ等々知り合いたちも巻き込み、リアル・バーチャルの境を飛び越え、星降る町を駆け巡る信州ローカルSFバトル!
(投稿は不定期です)
(構想は考えてるけどまだ出てきてない要素もあるのでそのタグは随時追加します)
(ノベプラにも載せてます。更新はこっちが先です)
文字数 217,358
最終更新日 2025.03.25
登録日 2023.03.15
「虹は一瞬の美しさとともに消えゆくもの、名残雪は過去の余韻を残しながらもいずれ溶けていくもの」
雪の帳が静かに降り、時代の終わりを告げる。
信州松本藩の老侍・片桐早苗衛門は、幕府の影が薄れゆく中、江戸の喧騒を背に故郷へと踵を返した。
変わりゆく町の姿に、武士の魂が風に溶けるのを聴く。松本の雪深い里にたどり着けば、そこには未亡人となったかつての許嫁、お篠が、過ぎし日の幻のように佇んでいた。
二人は雪の丘に記憶を辿る。幼き日に虹を待ち、夢を語ったあの場所で、お篠の声が静かに響く——「まだあの虹を探しているのか」。早苗衛門は答えを飲み込み、過去と現在が雪片のように交錯する中で、自らの影を見失う。
町では新政府の風が吹き荒れ、藩士たちの誇りが軋む。早苗衛門は若者たちの剣音に耳を傾け、最後の役目を模索する。
やがて、幕府残党狩りの刃が早苗衛門を追い詰める。お篠の庇う手を振り切り、彼は名残雪の丘へ向かう——虹を待ったあの場所へ。
雪がやみ、空に淡い光が差し込むとき、追っ手の足音が近づく。
早苗衛門は剣を手に微笑み、お篠は遠くで呟く——「あなたは、まだ虹を待っていたのですね」
名残雪の中に虹がかすかに輝き、侍の魂は静かに最後の舞を舞った。
文字数 5,756
最終更新日 2025.02.21
登録日 2025.02.20
お盆休みも終わりの日、もっと休みが欲しい茂吉と五郎は「盆正月」を実行するのだった。
こんな伝統行事があるんですよ(笑)
文字数 923
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
長谷部真理子(37歳)は姉の内藤咲(40歳)を殺した殺人容疑で逮捕される。当初真理子は記憶喪失で自分の犯行だと思い出せなかった。死体は上がらす状況証拠だけで逮捕状がでていたのだ
しかし、記憶が戻り直ぐに自分の犯行だと思い出し刑に服していた真理子。そんなある日、ラブホテルで殺人事件が起きる。死体の身元は死んだはずの内藤咲だった!真犯人は誰なのか?元極道の妻で刑事の小白川蘭子(42歳)とちょっとお茶目な刑事仲村流星(36歳)コンビは事件を解決出来るのか!
文字数 12,070
最終更新日 2023.01.14
登録日 2023.01.14
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