セバスチャン小説一覧
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まわりからセバスチャンって呼ばれてるだけで、どこに行っても誰と話しても、なんでか従者だの執事だのって言われてしまう。
この名前のイメージって、なんでそういうので固まっちゃってるの?
セバスチャン=執事、みたいな。
でも本当の名前は、セバス。
領主で友達(?)の母親が、小さい時の子どもを呼ぶ時あるあるで男子の俺にも“ちゃん”づけしてくれちゃったばっかりに、俺の気持ちは置き去りにしたままで”セバスチャン”呼びで認識されちゃってて。
そのせいか、その名前だっていう理由だけで執事になれだの、いろいろサポートしろだの。
そんなつもりは一切ない、平民の三男坊なんですが。
将来は、遠く離れた場所にいる亡くなった父親の親戚の家で下働きでもしながら過ごす予定だったんですが?
ある日、友達と出かけた先で頭を打った瞬間。
自分には前世があって、ここじゃない場所で生きてて。
その場所での知識やいろんなものが、一気に頭の中に戻ってきちゃって……。
平民の三男坊らしく、適度の働いて適度にのんびり過ごすはずだったセバスの、いろいろ巻きこまれライフが始まろうとしていた。
文字数 9,797
最終更新日 2025.02.15
登録日 2025.01.12
皆様、はじめまして。
わたくしは、ニール公爵家で執事をしているセバスチャンと申します。
わたくしが仕えているニール家には、それはそれは意地の悪いご令嬢がいらっしゃいます。
お嬢様の名前はメアリー・ニール。
使用人など、地位の低い人間をイジメて楽しまれるお方でございます。わたくしも、いつも被害にあっておりました。
しかし、あることがきっかけで、メアリーお嬢様が突然、このようなことをおっしゃったのです。
「ここは乙女ゲームと同じ世界。わたし悪役令嬢なの! 助けて、セバスチャン!」
さてさて、これから面白いことが起きそうではありませんか。
文字数 6,851
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.11.26
年老いた執事の昔語り。
セバスチャンと呼ばれた家令は実はセバスチャンではありませんでした。
彼はなぜセバスチャンになったのでしょうか。
老人のつぶやきに少しだけ耳を傾けて下さい。
他サイトにも掲載しています。
文字数 1,569
最終更新日 2021.06.13
登録日 2021.06.13
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