すれ違い勘違い小説一覧

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《全27話の短編連作》  術師たちが沈黙することで市井の小事件が謎になる――古代中華奇話
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小説 193,811 位 / 193,811件 ファンタジー 44,505 位 / 44,505件
文字数 16,962 最終更新日 2024.09.22 登録日 2024.08.25
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恋愛 連載中 短編
他国からやって来た妃は沈痛な面持ちで皇太子に目通りする。 人質として娶られることを知っていたからだ。ところが実際は彼女に一目惚れをしていた皇太子である。 だが、彼は少し変わっていて素直に気持ちを伝えられずにいた。 「あぁ、なんて愛らしいんだ!でも言えない……」 強面で知られる皇太子は笑顔を作ろうと頑張るのだが……
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小説 24,340 位 / 193,811件 恋愛 11,149 位 / 58,545件
文字数 6,635 最終更新日 2024.06.09 登録日 2024.05.13
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恋愛 連載中 短編
 ハルクレスト王国には、ある曰く付きの川がある。  王都と国領の間にあるセレーヌ河は、時間帯によって様々な顔を見せることから、「虹の河」と呼ばれ、多くの観光客を呼び寄せていた。  しかし、昨今この川は「忘却の河」と呼ばれている。  10数年前に恋人に裏切られた若い女性がこの川に身を投げた所、奇跡的に命が助かった。助けられた女性は恋人のことを全て忘れて、自分を助けてくれた男性と恋に落ちて幸せになった。  その事実に尾ひれはひれがついて、川に飛び込めば嫌な事を忘れる事が出来ると噂になってしまい、多くの民衆が川に飛び込もうとして、怪我人が続出する始末。  そこで国は、川に沿って飛び込み防止の柵を作った。結果、景観の美しい川縁は囚人の鉄格子の如く殺伐としたものに変わってしまった。  当然、観光業にも大打撃を与えてしまっている。そこで、国は川に大きな眼鏡橋を架け、川の色の変化を楽しめるようにした。    2年ほど前に、この眼鏡橋にいた年若い恋人たちのおかげで眼鏡橋には「恋を成就する運命橋」と密かに巷で囁かれる様になったのだが……。  その話には大きな真実が隠されていた。  主人公となるルナリア・ジャンヌ・ロマネスク公爵夫人は、1週間程高熱で生死を彷徨っていた。  彼女には、記憶が無い。  2年前、眼鏡橋で、現夫であるジェラール・エイダン・ロマネスク公爵を暴漢から身を呈して助けて、川に落ちてしまったのである。  その際に頭を打ったらしく、一月意識不明になっていた。目が覚めると自分の名前すらも分からない状態になっており、両親や兄から事情を説明しされても首を傾げることしかできなかった。  新聞でも「健気な深窓の伯爵令嬢。初恋の公爵閣下を庇って意識不明の重体!!」と大きく取り上げられていた。その二人が結婚したとなれば、皆が恋を成就させれる橋と騒ぐのも理解できる。  橋の近くのカフェや飲食店、ホテルはこの話に便乗し、恋が実る為のケーキや飲み物、ハンカチやブーケおまけに怪しげな人形なども販売し始め、国を挙げての観光事業にまで発展した。  ところが、2年経った今、ルナリアはある事がきっかけで全ての記憶を取り戻してしまったのだ。  そして、「今のこの場所は、本来別の人間のもので、私はここにいるべきではない」という結論に至った。  その後、ルナリアは夫ジェラールが王宮に勤務している間、使用人達に別れを告げて、デルメット伯爵領にいる兄ルーベンスの元に馬車を走らせた。  理由は簡単…この国では女性からの離縁の申し出には、実家の許可が必要で、ルナリアは当主となった兄に離縁状のサインをもらう為に公爵家を旅立った。
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小説 21,263 位 / 193,811件 恋愛 9,799 位 / 58,545件
文字数 3,622 最終更新日 2024.03.08 登録日 2024.03.07
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BL 連載中 長編 R18
春休みの部活に向かう通学路で、嘘みたいに大量の花吹雪に襲われた俺。ようやくそれが収まった頃、恐るおそる目を開けると、近くに初めて見る神社を見つけた。 え?何?縁結びだって??? モブ顔で全てにおいて並の並である、彼女ない歴=年齢の17才DKは、「ゲームみたいな恋愛がしたい!」と願った。 それはもう、心の底から願って…… 石段から落ちた。 その神社の神様が腐女神(ふじょしん)で、次に目が覚めたらそこは乙女ゲームの世界とか聞いてないんですけど。 なになに、なるほど。俺はヒロインの隣の家に住む幼なじみになった……って、普通それってお助けキャラなんじゃないの? なんで無駄に美形な上、ヒロインそっちのけで攻略キャラが迫ってくるんだよ! どうにかしてくれよ、神様!!!
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小説 17,336 位 / 193,811件 BL 4,393 位 / 25,663件
文字数 294,217 最終更新日 2023.03.31 登録日 2021.06.04
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恋愛 完結 長編 R15
美しい最南端の国フローラリア。 透き通る緑の海、澄み渡る青い空、彩る赤や黄色の花々、笑顔の絶えない明るい人々、そしてフローラリアの妖精と名高い美しい双子が踊るフローラリア伝統の舞が国の自慢だった。 争いとは無縁の穏やかな国はある日突然、交流のなかった最北端の国グラキエスからやってきた部隊によって蹂躙された。 部屋の奥に造られた小部屋に押し込まれた双子の王女は迎えに来ると言った父親の言葉を信じて待っていたが、父親は母親と共に自死していた。 その直後、小部屋が発見され見つかった二人。怯え泣く妹のフランを背に隠し守る姉のミュゲットはグラキエスの皇帝と対峙するもフランは連れて行かれてしまう。自分も一緒に連れて行けと言うが、ミュゲットは皇帝 に抱えられグラキエスに連れて行かれる。 人の命をなんとも思っていないように簡単に奪ってしまう冷酷な男が皇帝の座についているグラキエスの捕虜となった二人だが、ミュゲットだけが皇帝に呼ばれるようになり皇帝専用の娼婦となる。 嫌悪を纏っていたミュゲットだが、冷酷なだけではない一面に困惑するようになり── ※行為内容の詳細はないですが、表現だけはあるので一応R15としています。 ※自己中な男なので苦手な方はご注意ください。 ※4月18日、最終回を迎えました。お付き合いいただきました皆様、本当にありがとうございました! 本編では書かなかったことを番外編としてチョロっとだけ書かせていただきますので、暇つぶしにでもお読みいただければと思います。
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小説 19,184 位 / 193,811件 恋愛 8,955 位 / 58,545件
文字数 531,723 最終更新日 2022.05.03 登録日 2022.01.05
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恋愛 連載中 長編
『私ね、本当はずっとナオくんと一緒にいるのが苦痛だったの。金輪際、関わらないでほしい……』 (いやいや、普段アレだけニコニコと後をくっついてきておいて、『本当は苦痛だった』ってアナタ!!) これは二人の視点+αから語られる、微妙にすれ違いな物語。 ヒロインの六花(りっか)は、イジメから助けてくれた主人公・尚哉(なおや)に対しそう言い放ってしまう。イジメの主犯から、『これ以上辛い目にあいたくなければ尚哉と絶縁しろ』と脅されたのだ。結果的に尚哉を裏切ってしまった六花。その次の日、謝ることもできずに尚哉一家は引っ越しをしてしまう。 それから数年後。高校二年にまで成長した六花は、尚哉が自分の高校に編入してくることを知る。過去の罪深さを改めて自覚し、断罪も無視も……裁かれる結果すべてを受け入れる覚悟を決める。 果たして彼女に待ち受ける審判は── ※重たいタイトルに反して、よくある幼馴染み絶縁ざまぁでも今さらもう遅いでもありません。むしろ激甘コメディ系。ヒロインの方は悲観的で、奴隷になってでも断罪ざまぁをされる気マンマンですが。
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小説 193,811 位 / 193,811件 恋愛 58,545 位 / 58,545件
文字数 78,402 最終更新日 2022.01.11 登録日 2022.01.10
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