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空白のあま夜
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*****
翌朝。
ズキズキとした頭の痛みで、ふいに目が覚めた。
目の前には、誰かの白いTシャツ。
あたしはそのTシャツの胸付近をきゅっと両手で掴んでいたらしくて。
「…?」
…何か、いつもの朝と違う。
そう思って、顔を上げると、その白いTシャツを着た主は…
「っ、!?」
なんと、まさかの柳瀬さんで。
…え、何で!?何で同じベッドで並んで寝てるの!?
まさかのこの状況にびっくりしたあたしは、掴んでいたそのTシャツをパッと離した。
あ、ってかシワ!Tシャツシワになっちゃったし!
あたしは自身が掴んでいたその部分を軽くはたくと、思わず、寝転がったまま柳瀬さんから少し離れた。
「…っ、」
…熟睡中の柳瀬さん。
そう言えば、昨夜は居酒屋で一緒にご飯を食べて、どういう流れだったか忘れたけど、柳瀬さんのマンションにお邪魔させてもらったんだっけ。
お風呂と洗濯機を借りたあと、メイクを落としたところまでは覚えているけれど…その先が全く思い出せない。
まさか…ヤっては…ないよね?
そう思って自分が着ている服に視線を落とすと、あたしは見慣れない大きめのグレーのTシャツを着ていた。
それに下は、黒いハーフパンツ。
……あれ?でも少しスースーするな。
そう思って首元からTシャツの内側を見てみると、私は上下ともに下着をつけていなかった。
「…!?」
でも確か…お風呂を借りた直後は、まだTシャツとか借りていなくて、スーツのままだったはず。
あたしが覚えてないだけで、柳瀬さんに借りて着替えたんだよね?
え、でも何で下着はつけてないの。
私が自分で着替えた?で、洗ったのかも。
いや、あまり考えたくはないけど…私が酔っ払ってたから、柳瀬さんが着替えさせた?え、ってことはほんとにヤッちゃったのかな。
でもでも、身体に違和感とかないし、多分…ヤってはない。
………た、多分。
そう思いながら、独りモンモンと考えていると、そのうち柳瀬さんの方から呟くような声がした。
「…五十嵐さん…」
「…!」
その声にあたしが顔を上げると、さっきまで寝ていた柳瀬さんはいつのまにか起きていて。
…あ、起こしちゃったかな。
眠そうな柳瀬さんと、目が合う。
だけどあたしは、彼氏でもない、むしろ会社の上司とのまさかのこの現状に思わず恥ずかしくなって、目を逸らした。
「…っ、」
き、聞けない。
夕べ、何があって…結局ヤったのかヤってないのか、聞きたいけど聞けない。
あたしがそう思いながら、とりあえず「…おはようございます」と呟くように言うと、柳瀬さんも「おはよ」と言って欠伸をした。
…気まずい。
彼氏でもないのにお泊まりして、一晩2人きりで過ごすとか。ってかこの状況何。
あたしがそう思いながらとりあえずどうすればいいのか考えていると、そのうちに柳瀬さんが言った。
「頭、痛くない?」
「え、」
「昨日すっごい飲んでたから。気分悪くない?大丈夫?」
「……凄い痛いです」
「ははっ。やっぱり、」
あたしが柳瀬さんの問いに正直に答えると、柳瀬さんがそう言ってちょっと笑う。
「薬あるよ」って言うから、あたしはまたお言葉に甘えて薬を貰うことにした。
「もしかして、頭痛くて目覚めた?」
「そんな感じです」
「五十嵐さんてお酒弱いんだね」
「…、」
柳瀬さんはそう言いながら、ベッドから起き上がって「ちょっと待ってて」と薬を取りに行ってくれる。
寝室を後にして、数分後、薬と烏龍茶を持った柳瀬さんがまた寝室に戻ってきて…。
「あ。ありがとうござい、」
しかし、そう言って烏龍茶を受け取ろうとしたその瞬間、あたしはふいに夕べの記憶を少し思い出した。
「っ…烏龍茶!!」
「え…?」
「夕べ、烏龍茶飲みましたよね、あたし!思えばそっから何か可笑しい気がする…!」
「…、」
「確か烏龍茶飲んだら体熱くなって、意識がぼーっとしてきてそれでっ…」
そうそう、そうだよ思い出した!
その時柳瀬さんと何か言葉を交わした気がするけど、そこは覚えてないけど、とにかくあの時水分とったら意識が途切れたんだ。
あたしはそう言って独り納得するけれど、その向かい側で一方の柳瀬さんが薬を手に持ったまま、真顔であたしを見つめている。
ふとその視線に気がついたあたしは、やがて今の自分の失態に気がついて、言った。
「あっ、ちがっ…違うんです!柳瀬さんを疑ってるとかじゃないですから!」
「え、」
「あたし、柳瀬さんが烏龍茶に何か変なもの入れたとか言ってるわけじゃなくて、ただ思い出しただけですから!気にしないで下さいね、」
「……」
あたしはそう言うと、柳瀬さんがあたしに向かって差し出してくれている薬を受け取る。
さっきの言い方だと、あきらかにあたし柳瀬さんのことを疑ってるみたいだったな。それはさすがに失礼極まりない。泊まらせてもらってるのに。
そう思いながら早速それを飲んだら、その間に柳瀬さんが言った。
「…昨日は」
「…?」
「五十嵐さんが、思いの外泥酔してくれたから、どうしようかと思ったよ」
「す、すみません」
ってか、泥酔“してくれた”って。
「居酒屋で、まだほんの数時間しか経ってないのに、俺の0時回ってるって言葉に純粋に騙されたり。
っつか、まだ出会ってまもない男が一人で住むマンション、自分から行きたがるなんてさ」
「…え、」
「俺が最初に立ててた計画、上手くいきすぎて、逆に引いた」
「…あ、の。何言っ…」
「もしかして、俺が操られてんのかなって、思ったじゃん」
柳瀬さんはそう言うと、あたしの隣に腰を下ろして、自身の頭をガシガシと掻く。
だけど、その隣で。柳瀬さんの言葉に半信半疑…いや、わけがわからなくなるあたし。
え、何それ何それ。
それってまるで…。
「……じゃあ、夕べのアレは覚えてないワケだ?」
「…あ、あれ…とは?」
「…、」
あたしは柳瀬さんの言葉に、恐る恐るそう問いかける。
だけど一方、そんなあたしに柳瀬さんは何故か意味ありげにあたしから目を逸らした、から。
……え。
まさか、夕べヤったの…!?
翌朝。
ズキズキとした頭の痛みで、ふいに目が覚めた。
目の前には、誰かの白いTシャツ。
あたしはそのTシャツの胸付近をきゅっと両手で掴んでいたらしくて。
「…?」
…何か、いつもの朝と違う。
そう思って、顔を上げると、その白いTシャツを着た主は…
「っ、!?」
なんと、まさかの柳瀬さんで。
…え、何で!?何で同じベッドで並んで寝てるの!?
まさかのこの状況にびっくりしたあたしは、掴んでいたそのTシャツをパッと離した。
あ、ってかシワ!Tシャツシワになっちゃったし!
あたしは自身が掴んでいたその部分を軽くはたくと、思わず、寝転がったまま柳瀬さんから少し離れた。
「…っ、」
…熟睡中の柳瀬さん。
そう言えば、昨夜は居酒屋で一緒にご飯を食べて、どういう流れだったか忘れたけど、柳瀬さんのマンションにお邪魔させてもらったんだっけ。
お風呂と洗濯機を借りたあと、メイクを落としたところまでは覚えているけれど…その先が全く思い出せない。
まさか…ヤっては…ないよね?
そう思って自分が着ている服に視線を落とすと、あたしは見慣れない大きめのグレーのTシャツを着ていた。
それに下は、黒いハーフパンツ。
……あれ?でも少しスースーするな。
そう思って首元からTシャツの内側を見てみると、私は上下ともに下着をつけていなかった。
「…!?」
でも確か…お風呂を借りた直後は、まだTシャツとか借りていなくて、スーツのままだったはず。
あたしが覚えてないだけで、柳瀬さんに借りて着替えたんだよね?
え、でも何で下着はつけてないの。
私が自分で着替えた?で、洗ったのかも。
いや、あまり考えたくはないけど…私が酔っ払ってたから、柳瀬さんが着替えさせた?え、ってことはほんとにヤッちゃったのかな。
でもでも、身体に違和感とかないし、多分…ヤってはない。
………た、多分。
そう思いながら、独りモンモンと考えていると、そのうち柳瀬さんの方から呟くような声がした。
「…五十嵐さん…」
「…!」
その声にあたしが顔を上げると、さっきまで寝ていた柳瀬さんはいつのまにか起きていて。
…あ、起こしちゃったかな。
眠そうな柳瀬さんと、目が合う。
だけどあたしは、彼氏でもない、むしろ会社の上司とのまさかのこの現状に思わず恥ずかしくなって、目を逸らした。
「…っ、」
き、聞けない。
夕べ、何があって…結局ヤったのかヤってないのか、聞きたいけど聞けない。
あたしがそう思いながら、とりあえず「…おはようございます」と呟くように言うと、柳瀬さんも「おはよ」と言って欠伸をした。
…気まずい。
彼氏でもないのにお泊まりして、一晩2人きりで過ごすとか。ってかこの状況何。
あたしがそう思いながらとりあえずどうすればいいのか考えていると、そのうちに柳瀬さんが言った。
「頭、痛くない?」
「え、」
「昨日すっごい飲んでたから。気分悪くない?大丈夫?」
「……凄い痛いです」
「ははっ。やっぱり、」
あたしが柳瀬さんの問いに正直に答えると、柳瀬さんがそう言ってちょっと笑う。
「薬あるよ」って言うから、あたしはまたお言葉に甘えて薬を貰うことにした。
「もしかして、頭痛くて目覚めた?」
「そんな感じです」
「五十嵐さんてお酒弱いんだね」
「…、」
柳瀬さんはそう言いながら、ベッドから起き上がって「ちょっと待ってて」と薬を取りに行ってくれる。
寝室を後にして、数分後、薬と烏龍茶を持った柳瀬さんがまた寝室に戻ってきて…。
「あ。ありがとうござい、」
しかし、そう言って烏龍茶を受け取ろうとしたその瞬間、あたしはふいに夕べの記憶を少し思い出した。
「っ…烏龍茶!!」
「え…?」
「夕べ、烏龍茶飲みましたよね、あたし!思えばそっから何か可笑しい気がする…!」
「…、」
「確か烏龍茶飲んだら体熱くなって、意識がぼーっとしてきてそれでっ…」
そうそう、そうだよ思い出した!
その時柳瀬さんと何か言葉を交わした気がするけど、そこは覚えてないけど、とにかくあの時水分とったら意識が途切れたんだ。
あたしはそう言って独り納得するけれど、その向かい側で一方の柳瀬さんが薬を手に持ったまま、真顔であたしを見つめている。
ふとその視線に気がついたあたしは、やがて今の自分の失態に気がついて、言った。
「あっ、ちがっ…違うんです!柳瀬さんを疑ってるとかじゃないですから!」
「え、」
「あたし、柳瀬さんが烏龍茶に何か変なもの入れたとか言ってるわけじゃなくて、ただ思い出しただけですから!気にしないで下さいね、」
「……」
あたしはそう言うと、柳瀬さんがあたしに向かって差し出してくれている薬を受け取る。
さっきの言い方だと、あきらかにあたし柳瀬さんのことを疑ってるみたいだったな。それはさすがに失礼極まりない。泊まらせてもらってるのに。
そう思いながら早速それを飲んだら、その間に柳瀬さんが言った。
「…昨日は」
「…?」
「五十嵐さんが、思いの外泥酔してくれたから、どうしようかと思ったよ」
「す、すみません」
ってか、泥酔“してくれた”って。
「居酒屋で、まだほんの数時間しか経ってないのに、俺の0時回ってるって言葉に純粋に騙されたり。
っつか、まだ出会ってまもない男が一人で住むマンション、自分から行きたがるなんてさ」
「…え、」
「俺が最初に立ててた計画、上手くいきすぎて、逆に引いた」
「…あ、の。何言っ…」
「もしかして、俺が操られてんのかなって、思ったじゃん」
柳瀬さんはそう言うと、あたしの隣に腰を下ろして、自身の頭をガシガシと掻く。
だけど、その隣で。柳瀬さんの言葉に半信半疑…いや、わけがわからなくなるあたし。
え、何それ何それ。
それってまるで…。
「……じゃあ、夕べのアレは覚えてないワケだ?」
「…あ、あれ…とは?」
「…、」
あたしは柳瀬さんの言葉に、恐る恐るそう問いかける。
だけど一方、そんなあたしに柳瀬さんは何故か意味ありげにあたしから目を逸らした、から。
……え。
まさか、夕べヤったの…!?
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