【改稿中のため更新停止中】貴方の呪いの言葉から自由になります。

「その格好、なんだか僕の祖母みたいだな」

伯爵令嬢のエミリアは、婚約者の公爵令息アドリアンに、いつも服装について指摘を受けていた。

エミリアは確かに服のセンスはなかったけれど、それでも自分が好きだと思える服や小物を揃えている。

しかし、出会ったときから大好きだったアドリアンにひたすら服装のことを言われ続け、自分の好きだったはずのものまでも嫌いになってしまいそうなほど、自信を失っていくエミリア。

段々とアドリアンとの結婚が迫りくる中、アドリアンへの恋心が決定的に打ち砕かれる出来事が起きる。

自信を無くした令嬢が、自分の好きなものを好きだと言えるようになるまでのお話です。



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