りんりん

りんりん

お気に入りにいれて下さった方、 エールを下さった方、読んで下さった方、すべての方に感謝です。 とても励まされています。 ありがとうございます。
5
「ちがう。この人じゃない」 リオン王を見たポポはガッカリした。 捨て子のポポが聖女として、王宮にあがる決心をしたのは、リオン王が過去に会った推しだと思ったから。 この国には、「聖女は時の王と結婚すること」という掟があった。 なのに、日に日にリオン王のことが嫌いになってゆくポポ。 かわりに、護衛騎士レオンの事は、なぜか気になってしかたない。 そんな時、リオン王に真実の愛の相手エリザが現れ、王はエリザを国の聖女にすえることにする。 聖女交代の手続きの時、ポポは毒殺された。 失ってゆく意識の中でも、ポポはレオンの言葉をはっきりと聞く。 「本当はオレが」と。 そして、2度目の人生が始まる。 1度目の記憶をもったポポは、自分の推しを探す為、王都の市場で働いていた。 ある日、リオン王とレオン騎士は双子だと知る。 双子が忌み嫌われている国では、弟のレオンは姿をかえ存在を消していたのだ。 再び聖女として、王宮にあがったポポは、今度こそ幸せになろうと奮闘する。 出来損ない聖女とバカにされていたポポが、転生して幸せをつかむ話です。
24h.ポイント 0pt
小説 193,464 位 / 193,464件 恋愛 58,372 位 / 58,372件
文字数 81,448 最終更新日 2024.03.02 登録日 2024.03.02
アイリーンは、継母のカーラと義妹のマリーンにしいたげられていた。 マリーンは、あちこちで嘘をついてアイリーンを悪役令嬢にしたてあげ、あげくのはてにアイリーンの婚約者を奪いとる。 そんなアイリーンの気晴らしは物語をつくることだ。 ある日、新作を売りにいった帰り、アイリーンは道に倒れていた隣国の王子フランを救う。 フランは結界がゆるみ、病人が多発する自国のためにゴールデンローズを探しに来ていたのだ。 ゴールデンローズは、奇跡の花と言われている。 その花に触れるだけで、どんな病もたちまち治るからだ。 お互いを愛するようになっていたアイリーンとフランにゴールデンローズを咲かせられる女が見つかった、と知らせがはいる。 その女の正体はなんと、あのマリーンだった。 真実を確かめにマリーンの元に駆けつけるアイリーンとフラン。 だか、フランは命を落としそうになる。 フランを救えたのは、マリーンではなく、真実の愛に出会ったアイリーンだったのだ。
24h.ポイント 28pt
小説 23,957 位 / 193,464件 恋愛 10,765 位 / 58,372件
文字数 73,447 最終更新日 2023.10.28 登録日 2023.10.28
特産物のないポプリ国で、唯一有名なのは魔法だ。  初代女王は、歴史に名を残すほどの魔法使い。 それから数千年、高い魔力を引き継いだ女王の子孫達がこの国をおさめてきた。 時はアンバー女王の時代。 アンバー女王の夫シュリ王婿は、他国の第八王子であった。 どこか影の薄い王婿は、三女ローズウッドを不義の子ではと疑っている。 なぜなら、ローズウッドだけが 自分と同じ金髪碧眼でなかったからだ。 ローズウッドの薄いピンク色の髪と瞳は宰相ククスにそっくりなのも、気にいらない。 アンバー女王の子供は四人で、すべて女の子だった。 なかでもローズウッドは、女王の悩みの種だ。 ローズウッドは、現在14才。 誰に似たのか、呑気で魔力も乏しい。 ある日ストーン国のレオ王から、ローズウッド王女を妻にしたいとうい申し出が届いた。 ポプリ国は、ストーン国から魔法石の原料になる石を輸入している。 その石はストーン国からしか採れない。 そんな関係にある国の申し出を、断ることはできなかった。 しかし、レオ王に愛人がいるという噂を気にしたアンバー女王は悩む。 しかし、ローズウッド王女は嫁ぐことにする。 そして。 異国で使い魔のブーニャンや、チューちゃんと暮らしているうちに、ローズウッドはレオ王にひかれていってしまう。 ある日、偶然ローズウッドは、レオ王に呪いがかけられていることを知る。 ローズウッドは、王にかけられた呪いをとこうと行動をおこすのだった。  
24h.ポイント 21pt
小説 27,261 位 / 193,464件 恋愛 12,026 位 / 58,372件
文字数 103,628 最終更新日 2023.04.01 登録日 2023.04.01
恋愛 完結 短編
アイリスコーエンは、結婚して間がない。 それなのに、夫ゴットンの浮気を疑っている。 相手は、結婚直後にひきとった聖女見習いのキャルだ。 キャルは、平民出身で酒場で働いていた。 アイリスは、キャルが、貴族学校へ編入する前に、『貴族社会のしきたりを教えて欲しい』と王子から頼まれたのだ。 けど、キャルは態度が悪い。 それなのに、アイリスの義父や義母までが、アイリスをおいだして、聖女と息子を結婚させたがっている。 聖女の義両親になれば、権力が手にはいるからだ。 お飾り妻となったアイリスは、嫁入りの時に持ってきた魔道具で気晴らしをする毎日だった。 ある日、聖女のことでもめて、アイリスは実家へもどる。 実家に、レオン王子がやってきた。 この王子が、アイリスにキャルの教育を頼んだのだ。 「すべては、この王子のせい」 苦々しく思うアイリスに、レオン王子は屈託なく笑いかける。 「魔鳥の卵を探しに、森へいこうぜ」 「どうして」 「聖女に負けない魔力を、備えるためだ」 それから、アイリスの人生に、転機が訪れたのだ。
24h.ポイント 14pt
小説 31,944 位 / 193,464件 恋愛 13,952 位 / 58,372件
文字数 59,356 最終更新日 2022.12.10 登録日 2022.12.10
公爵令嬢ソフィは、王太子パリスに、突然婚約破棄を告げられる。 王の誕生日を祝う舞踏会の 出来事だった。 パリスは、ギア公爵令嬢と結婚するつもりだ。 ギアは、元娼婦。 ひょんな事から、ソフィとパリスと街で出会った。 パリスのお気に入りの、ギアを利用して、王家に取り入ろうとした悪徳貴族ババネア公爵が、ギアを養女にする。 パリスはギアの言いなりで、 ソフィのストレスは、爆発寸前。 ソフィのストレス解消法は、少し変わっていて雑草を抜くことだ。 ある夜、庭園で雑草を抜いていると、護衛騎士ライオネルと出会う。 ライオネルに好意を抱くソフィは、ギアに宝石泥棒にしたてられる。 やがて、企みがばれる。 怒った王は、パリスを廃位し、ソフィに王家に残るよう告げた。 新しく王太子に選ばれたのは、意外な男だったのだ。
24h.ポイント 0pt
小説 193,464 位 / 193,464件 恋愛 58,372 位 / 58,372件
文字数 14,795 最終更新日 2022.08.06 登録日 2022.08.05
5