雨宮大智
詩と児童文学、そして小説を書いております。みなさまに愉しいひと時がありますように。
6
件
中学校３年生の宙（そら）は、小学校６年生の弟の賢二と夜空を見上げた⎯⎯。そこにあるのは、未だ星座として認識されていない星たちだった。ふたりの対話が、物語の星座を作り上げてゆく。流れ星を見た賢二はいう。「願い事を三回言うなんて、出来ないよ」兄の宙が答えた。「いつでもそうなれるように、準備しておけってことさ」。
【旧筆名、多梨枝伸時代の作品】
文字数 2,571
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
ユリはシングルマザー。十才の娘「マイ」と共に、ふたりの世界を組み上げていく。ある時はブランコに乗って。またある時は車の助手席で。ユリには「ちいさな哲学者」のマイが話す言葉が、この世界を生み出してゆくような気さえしてくるのだった⎯⎯。
【旧筆名、多梨枝伸時代の作品】
文字数 2,021
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
女子高校生の黒崎杏子、あだ名は「あんずちゃん」。杏子は、年の離れた叔母と親しくなる。小説や古典文学などを好む叔母の影響を受けた杏子は、文系の大学を目指す。大学進学・就職を経て、ひとりの女性となってゆく杏子。そして、自分の人生を注ぎ込む職業を探し出してゆく⎯⎯。与津を主人公とした小説『風と共に生きる』のアナザー・ストーリー。
文字数 6,023
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.09
サンタクロースは実在するのだろうか⎯⎯。それが少女アリスたちの学校で話題になる。「サンタはいない」と主張する少年マークたちのグループと、「サンタはいる」というアリスたちのグループは対立して……。そんな中、少女アリスは父親のいないクリスマスを迎える。至極のクリスマス・ファンタジー。
【旧筆名、多梨枝伸時代の作品】
文字数 7,498
最終更新日 2024.07.10
登録日 2024.07.10
冬のある晩、十才の少年シンクの元を天使さまが訪れました。その日から、シンクは天使さまと語らうようになったのです。「お休みなさい、天使さま」「お休み、シンク」眠りのベッドの中で語られる、シンクと天使さまの心温まるファンタジー。
文字数 2,954
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.07.06
十才の少女「ことみ」はある日、夢の中で「ライ」というペガサスに会う。ライはことみを「天空の城」へと、連れて行く。天空の城には「創造の泉」があり、ことみのような物語の書き手を待っていたのだった。夢と現実を行き来する「ことみ」の前に、天空の城の女王「エビナス」が現れた⎯⎯。ペガサスのライに導かれて、ことみの冒険が、いま始まる。
【旧筆名：多梨枝伸時代の作品】
文字数 16,211
最終更新日 2024.07.02
登録日 2024.07.02
6
件
