国に平和をもたらす女性として『オフフィードの聖女』と呼ばれていたオブベルは、ある日の晩餐会で、王から突然国を出ていくように言われてしまう。何でも、新たな聖女が見つかったかららしい。これは何を言っても無駄な流れだと判断したオブベルは、オフフィードから去ることを決意した。
その後、オブベルは国外へ行く馬車に乗り、フェリージェなる妖精の国へ向かう。
たが、オブベルが抱いていたイメージとは違い、そこは羽を持つマッチョ妖精たちが暮らす国であった。
一方その頃、聖女を失ったオフフィードには、災難が降りかかっていた……。
文字数 18,054
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.12.03
天使の王国エンジェリカの王女アンナと護衛隊長エリアス。二人が出会ってまもないある日の話。
※完結済み作品『エンジェリカの王女』の番外編ですが、本編を読んでいない方にでも、ある程度問題なく読んでいただけると思います。
文字数 1,954
最終更新日 2020.12.10
登録日 2020.12.10
ウタとウィクトルのある日の出来事。
『奇跡の歌姫』という自作小説の番外編として書いたものですが、本編を読まなくても、ある程度理解していただけるのではないかと思います。
※2020.5.15執筆
文字数 2,376
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.12.09
ロボット人間やロボットなどが暮らす国、オヴァヴァ鋼国。
そこに生きるある姉妹の日常。
『タナベ・バトラーズ』短編です。
2020.10.18執筆
文字数 1,654
最終更新日 2020.12.08
登録日 2020.12.08
幼い頃に決まった私の人生。
それは波乱(?)に満ちていましたが、結果的には幸せになれました。
文字数 1,361
最終更新日 2020.12.06
登録日 2020.12.06
二十五歳の屈強な青年、カザフ・フロティー。
巨大な剣を自由自在に操る彼は、冒険者として、魔物を狩ったり依頼を受けたりしながら暮らしていた。
そんな彼には、良き依頼主でありアクセサリー店を経営する少女ナナ、という知り合いがいる。
二人はもともと、依頼する側と依頼される側というだけの関係であった。しかし、カザフがたまたま可愛いもの好きだったというのもあり、徐々に親しくなり。いつしか友人のような関係になっていっていた。
これは、冒険者として地道に働くカザフと、彼を「カザフさん」と呼び慕うナナが、のんびりまったり生きていく物語。
※この作品は、2019.8.29〜2019.10.2 に書いたものです。
文字数 100,885
最終更新日 2020.12.03
登録日 2020.11.18
少しばかり資産のある家の一人娘リリアン・フレベールは、半年前に婚約した男性ジジから理不尽な理由で婚約破棄を告げられてしまった。
だが、女癖の悪いジジに既に疲れて果てていたリリアンにとって、それはある意味幸運なことでもあった。
そうして妙な形で自由の身となったリリアンは、実家に戻り、掃除屋の青年フルービルと再会する。
文字数 15,178
最終更新日 2020.12.01
登録日 2020.11.26
フェンリルシアは三人姉妹の一番上。良い子であることを押し付けられるのが嫌で、家出した。そんな彼女は、山中で、ある獣に襲われかけるのだが……。
『タナベ・バトラーズ』短編です。
※2020.9.18執筆
文字数 2,789
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.25
ある日のミルナの恋路です。
『タナベ・バトラーズ』短編です。
※2020.11.23執筆
文字数 1,340
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.25
現代日本で暮らす平凡な女子高生だったーーその日までは。
初夏のある夕方、学校からの帰り道で事故に遭った彼女は、不思議な声に話しかけられる。
『残りの人生を、生きたいですか』
その問いに「はい」と答えた時、彼女の新たな人生が始まる。
『恋を成就させれば生き返ることができるゲーム』の人生が。
そうして彼女は、美しい容姿を持つ少女リリエラ・カルセドニーになった。
元女子高生であることは隠し、リリエラとして向かった夜会。
そこで出会った一人の男性から紹介されたのは、西の国、その権力者の息子である、パトリー・ヘリオドールだった。
しかし彼は、女性がやたらと寄ってくることを嫌がっていて……。
しかも彼には、一風変わった趣味があり……。
そんなパトリーと、リリエラは仲良くなれるのだろうか。
※2019.5.27~2019.8.9 に書いたものです。
文字数 60,229
最終更新日 2020.11.24
登録日 2020.11.13
ミルナの恋路を描いたものです。
『タナベ・バトラーズ』短編です。
※2020.11.22 執筆
文字数 736
最終更新日 2020.11.22
登録日 2020.11.22
夫婦となったウタとウィクトルが穏やかな時間を過ごします。
『奇跡の歌姫』という自作小説の番外編として書いたものですが、本編を読まなくても、ある程度理解していただけるのではないかと思います。
文字数 1,705
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.19
農家の長女として生まれた少女ルーナは、領主の息子であるアスレチックに見初められ、結婚することになった。
とはいえ、直接的な面識はあまりなかったため、結婚前に顔合わせをすることとなったのだが……。
文字数 2,870
最終更新日 2020.11.12
登録日 2020.11.11
アックス王国の第二王女キャシィ・アクスは、二十歳の誕生日、親が決めた相手と結婚しなくてはならないことになってしまった。それも、結婚する日の数日前になって聞かされたのだ。
その結婚相手は、隣国ピシアのリンツ・フローラ王子。
結婚相手を親に勝手に決められたことに複雑な心境になりながらも、キャシィは、リンツとの顔合わせの日を迎える。
だが、その日、約束の時間が来てもリンツは来ず。
しかも、少しして遅れてきたリンツはとても呑気で、さらに、キャシィが思っていたよりもずっと年上だった。
そうしてリンツと結婚したキャシィは、彼の国であるピシアで暮らし始めることになるのだが……。
※2018年12月7日〜2019年1月20日に書いた作品になります。
文字数 88,661
最終更新日 2020.11.11
登録日 2020.10.17
私が生まれた日から、何日が過ぎたのだろうか。
研究所の隅に佇む彼女は、ふと、そんなことを考える。
彼女の心に残るのは、自身を生み出した あの人 の記憶。
文字数 4,435
最終更新日 2020.10.16
登録日 2020.10.16
茶葉専門店を営む家に次女として生まれたセリナ・カローリアには婚約者がいた。
だが、ある日突然、婚約をなかったことにしたいと言われてしまう。
しかも、その理由は、明らかにワガママでしかないものだった。
元々婚約者に特別な感情はそれほど抱いていなかったセリナだが、結婚を楽しみにしてくれていた母が悲しむところを想像すると憂鬱にならざるを得ない。
そんな憂鬱な帰り道、彼女は、なぜか倒れ込んでいる人物を発見。
空腹を訴えるその人物を放っておけず、セリナはその者を自身の家へと案内する。
それが、セリナと食べ物好きの青年シュヴェーアの出会いとなった。
※2020.1.16~2020.3.2 に書いていたものです。
文字数 113,356
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.09.24