試験の成績が優秀だったため学園への入学が認められた平民の私。
貴族が多く通う中、なぜかとある貴族の令息に見染められ婚約者になってしまった。
拒否することもできず、都合よく扱われても何も言えない関係。
でもそこに救いの手を差し伸べてくれた人がいた。
文字数 21,101
最終更新日 2024.10.13
登録日 2024.10.10
お貴族様に見染められて幸せに暮らせるなんて物語の世界の中だけ。
領主様の次男であり街の代官という立場だけは立派な人に見染められたけど、私を待っていたのは厳しい現実だった。
酒癖が悪く無能な夫。
売れる物を売り払ってでも酒を用意しろと言われ、買い取りを頼もうと向かった店で私は再会してしまった。
かつて私に好意の眼差しを向けてくれた人。
私に協力してくれるのは好意から?
それとも商人だから?
文字数 33,548
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.09.13
婚約者から大切な話があると呼び出された。
何を伝えたいのかは予想できる。
だから私も準備した。
勝手に共犯者にされるのは全力でお断りします!
文字数 12,825
最終更新日 2024.08.09
登録日 2024.08.08
王子の誕生日パーティーは私を婚約者として正式に発表する場のはずだった。
しかし、事もあろうか王子は妹の嘘を信じて冤罪で私を断罪したのだ。
追い出された私は王家との関係を優先した親からも追い出される。
でも…面倒なことから解放され、私はやっと自分らしく生きられるようになった。
文字数 12,900
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.11
待ち合わせの時間になっても婚約者は迎えに来なかった。
そして知らされた衝撃の事実。
婚約者は駆け落ちしたのだ。
最初から意中の相手がいたから私は大切にされなかったのだろう。
その理由が判明して納得できた。
駆け落ちされたのだから婚約破棄して慰謝料を請求しないと。
文字数 20,150
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.06.11
伯爵令嬢の私は公爵令息と婚約することを約束していた。
まだ正式に婚約していないのは義妹の存在が理由だった。
義妹のことだから、きっと自分が婚約したいと言い出し邪魔するに決まっている。
どうせ邪魔されるなら、いっそのこと利用して問題を起こさせて追放してしまえばいい。
文字数 12,356
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.05.16
婚約者である王太子殿下が男爵令嬢に浮気した。
公爵令嬢の私としては見過ごすことができず、男爵令嬢にある取引を持ち掛けた。
これはみんなにとって幸せになる方法。
身分差のある恋を叶えるためには、この方法しかないのだから。
文字数 12,229
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.27
金銭的に困窮していた実家のため、私は裕福な相手と結婚させられることになった。
好きな人がいても自分の気持ちを優先することは許されない。
結婚した相手からは予想通り大切にはされなかった。
そのような過去があるのだから、夫の家が没落したことを喜び、私は離婚を告げた。
文字数 13,721
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.24
婚約者から大切にされないことで悩んでいたときのこと。
とある公爵令嬢の毅然とした振る舞いに勇気をもらった。
だから私も我慢をやめる。
曖昧な態度を取り続ける婚約者に、今まで我慢していた気持ちをぶつけることにした。
文字数 14,754
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.21
浮気だと誤解した婚約者が悪評を広めた。
問題はその噂の内容に王子の名誉を貶めるものが含まれていたことだった。
王子を敵に回した婚約者は悪事を暴かれ断罪された。
そして私は婚約破棄を告げるのだった。
文字数 13,036
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.17
婚約者である王太子殿下から妹のことが好きだったと言われ、婚約破棄を告げられた。
受け入れた私に焦ったのか、王太子殿下は冗談だと言った。
妹は昔から王太子殿下の婚約者になりたいと望んでいた。
今でもまだその気持ちがあるようだし、王太子殿下の言葉を信じていいのだろうか。
…そもそも冗談でも言って良いことと悪いことがある。
だから私は婚約破棄を受け入れた。
それなのに必死になる王太子殿下。
文字数 14,946
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.13
父を亡くし、継母に虐げられ、婚約者からも捨てられた。
そんな私の唯一の希望は爵位を継げる年齢になること。
爵位を継いだら正当な権利として適切に対処する。
その結果がどういうものであれ、してきたことの責任を取らせなくてはならない。
ところが、事態は予想以上に大きな問題へと発展してしまう。
文字数 13,754
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.10
仕方なかったとはいえ、愛の無いまま結婚したことを後悔していた。
本当なら幼馴染と結婚したかったが、幼馴染はもっと条件の良い相手と結婚してしまった。
今でもまだ幼馴染への想いは消えていない。
そして思いがけず、幼馴染から会いたいという手紙が届いた。
文字数 13,310
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.08
本気でないし浮気ですらないと開き直った婚約者。
浮気相手はよりにもよって訳ありの人物。
面倒な人たちはまとめて幸せになってもらったほうが好都合なので、あえて二人の愛を応援してあげることにした。
文字数 13,749
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.04.06
婚約者が平民女性と浮気していたことが明らかになった。
責めても本気だと言い謝罪もなし。
あまりにも酷い態度に制裁することを決意する。
浮気して平民女性を選んだことがどういう結果をもたらすのか、パーティーの場で明らかになる。
文字数 23,515
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.03.31
公爵令嬢から嫌がらせのターゲットにされた私。
ただ耐えるだけの日々は、王子から秘密の依頼を受けたことで終わりを迎えた。
私に求められたのは公爵令嬢の嫌がらせを証言すること。
王子から公爵令嬢に告げる婚約破棄に協力することになったのだ。
文字数 13,349
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.28
将来を約束した幼馴染と離れ離れになったけど、私はずっと信じていた。
やがて幼馴染が帰ってきて、信じられない姿を見た。
幼馴染に抱きつく義妹。
幼馴染は私ではなく義妹と結婚すると告げた。
信じて待っていた私は裏切られた。
文字数 13,650
最終更新日 2024.03.26
登録日 2024.03.24
結婚を先延ばしにされ続け、私は我慢の限界だった。
曖昧な態度を取り続ける婚約者に婚約破棄する覚悟で結婚する気があるのか訊いたところ、妹のことが好きだったと言われ、婚約を解消したいと言われた。
妹は既婚者で夫婦関係も良好。
もし妹の幸せを壊そうとするなら私は容赦しない。
文字数 11,641
最終更新日 2024.03.23
登録日 2024.03.22
「最初に言っておく。俺はお前を愛するつもりはない。だが婚約を解消する意思もない。せいぜい問題を起こすなよ」
それが婚約者から伝えられたことだった。
最初から冷めた関係で始まり、結婚してもそれは同じだった。
子供ができても無関心。
だから私は子供のために生きると決意した。
今になって心を入れ替えられても困るので、愛さないままでいてほしい。
文字数 14,143
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.18
王太子殿下との望まない婚約はお互いに不幸の始まりだった。
後に関係改善を望んだ王太子から指輪が贈られたけど嫌な気持ちしか抱けなかった。
でもそれは私の勘違いで、嫌な気持ちの正体はまったくの別物だった。
――指輪は呪われていた。
妹が指輪を盗んでくれたので私は無事だったけど。
文字数 14,298
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.03.16