9
件
駅前にある小さなカフェ。その窓際の端の席にいつも年配の男が座っている。男は語る、“魔の電車”のことを。「うっかり乗ってはいけないよ。永遠にその時を繰り返さなければならない」
文字数 2,249
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.10.27
探偵がカノジョに誘われたのは、迷いの部屋であった。次々と起こる摩訶不思議。一体、カノジョは何を伝えようとしているのか。一時十分三十五秒で針が止まったままの時計が、時間を知らせて鳴る。探偵は呟く、「ナルホド」と。答えは万華鏡の中にあった。
文字数 3,270
最終更新日 2023.08.18
登録日 2021.07.28
戸塚優月は繰り返し思い出す。ーー小学校の夏休みのあの日を。友達の手を離さないと約束していたのに、遊びに夢中なって、離してしまっていた。そのせいで、溺れた友達を、光輝を助けることができなかった。過去の後悔に苦しみ、友達の関係をつくらないようにして生きていた優月だったが。
文字数 21,297
最終更新日 2022.10.07
登録日 2021.08.10
家を出された咲楽(さくら)は、偶然会った会社の上司、“五月女玲司”(そうとめれいじ)にお世話になることになった。
会社では見れないプライベートな彼の姿に、惚れてしまった咲楽は…?!誰にも言えない、二人の秘密の関係が始まる。
文字数 19,967
最終更新日 2022.05.05
登録日 2021.12.07
-恋愛短編集-
『縁』
『弱み』(1)(2)…『花びらが落ちる前に』の別物語
『華のお江戸でございます』
『秘密の理由』…『ゆびきりげんまん!』の別物語
『苺一会』
『蜜蜂』
『調査助手を引き受けました』(1)(2)(3)
『魔法使いと風船』
『卒業』Ⅰ Ⅱ
文字数 21,236
最終更新日 2022.03.07
登録日 2021.06.09
女スパイ『夢見鳥』の傍には、いつも必ず一人の男がついていた。男は彼女を護衛する『守り屋』であり、無口で愛想がなく、何を考えているのかわからない。少し変わり者の性格をしていた。スパイと守り屋、コンビのようでコンビじゃない。二人はミッションを越えていけるのか。
文字数 63,166
最終更新日 2022.02.19
登録日 2021.03.22
電車のホームで見つけたもの。それは、死にかけた一匹の蛾であった。私は片足でその蛾を踏みつけた。--『死の電車』
大学の近くにあるボロアパートに引っ越してきた。そこには、全自動洗濯機があり、不思議な現象が次々と起こる。--『洗濯機の生首』
SNSに投稿された、ある事件の母親に対して、書き込みをした僕。届いた返信メッセージは、気味が悪いものだった。--『中傷』
ホラー嫌いな幸花が描く、三つの短編物語。
文字数 3,386
最終更新日 2021.04.23
登録日 2021.04.23
文字数 19,682
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.02.21
9
件