リサには産まれた時からの婚約者タイラーがいる。祖父たちの願いで実現したこの婚約だが、十六になるまで一度も会ったことが無い。出した手紙にも、一度として返事が来たことも無い。それでもリサは手紙を出し続けた。そんな時、タイラーの祖父が亡くなり、この婚約を解消しようと模索するのだが......。
すぐに読める短編です。暇つぶしにどうぞ。
※恋愛色は強くないですが、カテゴリーがわかりませんでした。ごめんなさい。
文字数 8,066
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
嵐のような晩だった。
銀次は押し込み強盗「おかめ盗賊」の一味だった。「金は盗っても命は取らぬ」と誓っていたのに、仲間が失態をおかし、人殺し盗賊に成り下がってしまう。銀次は何の因果かその家の一人娘を連れ去ることに。
そして、おかめ強盗に命を散らされた女中、鈴の兄源助は、妹の敵を討つために一人、旅に出るのだった。
追われ、追いかけ、過去を悔い、そんな人生の長い旅路を過ごす者達の物語。
※ 地名などは全て架空のものです。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
文字数 97,802
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.05.30
皆様、はじめまして。 わたくし、セルディング侯爵家執事長のセバスチャンと申します。 本日は、わたくしの日常を書いてくださるという事で、何やらお恥ずかしい限りでございます。特段事件などもおきず、日々の日常でございますので面白おかしいことなどもなく、淡々としたものになるかと。 それでももし、興味を持たれましたならば、ご一読いただけますと嬉しく思います。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 執事セバスチャンでございました。
文字数 9,157
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.15
史上最強で最悪の魔王討伐を王様に頼まれた勇者は、ついに魔の国に到達した。
だがそこには魔王はおらず、代わりにいたのが......。
勇者とか魔物魔人、魔獣に魔王とか、そんな言葉を使ってみたくて書きました。
お話し自体、特に意味はありません。ハイファンタジーを目指したはずなのに、まったく違うものになってしまいました。何故でしょう?
暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
文字数 7,423
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.10
ある雨の朝。
通勤途中の車窓から見かけた一片の風景。
恋に恋する、まだ幼い想いたち。
オバサンが勝手に妄想を膨らませ書いてみました。
こんなネタにされているとは思いもしないであろう、中学生の君たち。
ごめんなさい。そして、ありがとう。
彼らのこれからの青春時代が、キラキラと輝く素晴らしいものであることを祈っています。
「青春万歳」
文字数 2,112
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.11.30
公爵家嫡男のクラウスは王命により、隣国の王女と婚約を結ぶことになった。王家の血を引く者として、政略結婚も厭わないと覚悟を決めていたのに、それなのに。まさか相手が子供だとは......。
婚約相手の王女ローザもまた、国の安定のためにその身を使う事を使命としていたが、早い婚約に戸惑っていた。
そんなふたりが色々あって、少しづつ関係を深めていく。そんなお話。
変わり者の作者が、頑張ってハッピーエンドを目指します。
たぶん。きっと。幸せにしたい、です。
※予想外に多くの皆様に読んでいただき、驚いております。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ご覧いただいた皆様に幸せの光が降り注ぎますように。
ありがとうございました。
文字数 33,480
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.10.17
ヘンリエッタは隣国へ嫁いだ姉に会いに、両親と帰路に着いていた。
途中、森の中で盗賊に出会い、寸でのところで辺境伯爵に命を助けてもらう。
そんな二人の愛の物語。
長編予定を無理矢理短編に納めました。所どころ色々削り、端折り、ハッピーエンドに無理矢理収めた一作です。作者にしては珍しいハッピーエンドを目指した作品です。
安心してお読みいただけるかと思います。
文字数 17,206
最終更新日 2023.08.21
登録日 2023.08.21
かつて、龍の姿をした国を守り抜いた護人達があった。
フィクションとしてご理解ください。
文字数 1,858
最終更新日 2023.08.10
登録日 2023.08.10
親に売られ遊女になったユキ。一家離散で芸者の道に踏み入った和歌。
二度と会えなくても忘れないと誓う和歌。
彼の幸せを最後に祈るユキ。
願う形は違えども、相手を想う気持ちに偽りはない。
嘘と欲と金が渦巻く花街で、彼女たちの思いだけが真実の形。
二人の少女がそれでも愛を手に入れ、花街で生きた証の物語。
※ ハッピーエンドではありません。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
文字数 130,624
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.05.22
アリスは子爵家の末娘。貧乏貴族故、成人を迎えると辺境伯爵家に使用人として、奉公にでることに。
そこで出会った辺境伯爵のダレンに恋をする。だが、その恋は身分差のために結ばれることはないと、諦めていた......。
そんなアリスの周りで起こる日常と恋を、ゆったりと書いてみました。
今年、初作品です。
変わり者の作者が新年一作目は明るいお話にしたくて、頑張ってラブコメを書きました。書いたつもりです。
よろしければお付き合いください。よろしくお願いいたします。
文字数 54,149
最終更新日 2023.02.09
登録日 2023.01.21
ここは都会の路地裏にある、小さな喫茶店。 「名前のない喫茶店」。看板は無い。 私はその喫茶店の、雇われマスター。
何番煎じだよと言うようなお話しです。 暇つぶしにお読みください。
※ 一話完結のつもりでしたが、話が頭に浮かんだので二話目を上げさせてもらいました。
今後も、話が浮かんだらお話を上げさせてもらうかもしれません。
お目にかかることがあれば、暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。
文字数 8,719
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.01
大好きな幼馴染が婚約破棄をされた。
だけどね、それ実は僕が仕組んだことなんだ。
君をあんな奴と結婚なんてさせられないからね。
大丈夫、僕が君を世界一幸せにしてあげるよ。
状況、背景描写が一切ない、会話のみの物語になります。
途中、説明口調になることがありますが、ご了承ください。
よくある溺愛物です。とりたてて目新しい内容ではないですが、チャレンジ精神で書いた作品になります。
深く考えずに読んでいただければと思います。
文字数 10,891
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.03
『閲覧注意』
ああ、今日もまた・・・
シリアの瞳に映るのは、自分の婚約者であるアウリールと、実の妹であるマリアの仲睦まじい姿。
一人の女性の命を前にその妹とかつての夫が心の灯を見つけ、小さな幸せに気づかされる。
「小説家になろう」様で上げた際、ムナクソ、酷い話、等々酷評を受け非表示にしてあります。
変わり者の作者からすると、代々続く貴族家の中で存在したであろう、薄幸の人物に焦点を当てたつもりです。人並みの幸せを得られることが、どれほどに奇跡なのかがテーマでした。
私自身、たまに読み返し毒をもらっている作品です。
こういった世界観の作品もあると、ご理解いただける方のみお読みください。
完全自己責任でお願いいたします。
(カテゴリがわからず恋愛としてありますが、恋愛ではないと思います。もし他に良いカテゴリがあれば教えていただけると有難いです)
文字数 5,882
最終更新日 2023.01.23
登録日 2023.01.23
国一番の美しさを誇るフランチェスカは、今宵もまた夜会で令嬢達からひどい仕打ちを受けていた。彼女を慕い、彼女の愛を欲するがあまり、その身を亡ぼす若い令息たち。そんな彼女に対し、執着にも似た想いを募らせ、彼女を見守り続けるフロイド子爵。いつしかその想いは狂愛と呼べるものへと変化していく。
王命により夫婦となってもなお、ふたりの想いが交わることは無く、変質的な愛を刻み続けていくのだった。
ただ、変態的な愛を書きたかっただけで、話の内容に意味はありません。
人から見たら引いてしまうような愛し方しかできない男女のお話しです。
途中「気持ち悪」って思ってもらえたら、作者的には大成功です。
どうか、自己判断でお読みください。
文字数 33,481
最終更新日 2022.12.04
登録日 2022.11.26
侯爵令嬢ジュリアの専属従者になったレックス。
始めて会った時に自分に向けられた笑顔が忘れられず、レックスは使用人としての自分の思いを殺し、彼女を一生守ると心に誓う。
その後ジュリアは、モダール王国第二王子アルベルトの婚約者となる。
女性関係の噂が絶えないアルベルトとの関係もままならないまま、浮気相手であるリンダ嬢の魔の手がジュリアに襲いかかり......。
途中、痛い描写があります。ご注意ください。
文字数 16,458
最終更新日 2022.10.06
登録日 2022.10.06
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
R15は保険です。
文字数 44,855
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.08.26
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。
聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほどだ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。
愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。
いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。
ラストは賛否両論あると思います。納得できない方もいらっしゃると思います。
それでも最後まで読んでいただけるとありがたいです。
心より感謝いたします。愛を込めて、ありがとうございました。
文字数 31,862
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.07.13
アンディの幼馴染であるミリアは白馬の王子様を待ち続けるような夢見る伯爵令嬢。
美しい容姿から男達に声をかけられ、そして夢を壊されては泣いてアンディに愚痴をこぼしに来る。
そんな彼女も適齢期を迎え、正式な婚姻相手を探さなかればいけなくなってきた。
だが、嫡男ではない騎士のアンディではミリアを貴族令嬢として幸せにすることができない。彼女を守ることができないと、その想いを胸に秘め続けてきたのだが。
そんな時、ある事件が起こり引きこもるミリア。そんな彼女の元に息を切らせ駆けつけるアンディ。
長い年数をかけ拗らせた幼馴染の愛の物語です。
ラストはハッピーエンドです。
文字数 7,260
最終更新日 2022.07.12
登録日 2022.07.12
湖に落ちてから眠り続けるアグリシア。婚約者のエドワードとの仲がうまくいかずに辛い日々を送り、悩み続けていた。彼女が目覚めた世界は夢の中。いつか現世で目覚めなければいけないと思いつつ、夢の世界で過ごすことを望むようになる。この世界は誰も自分を馬鹿にしたりしないし、友人もできた。エドワードも婚約者として優しく接してくれて、欲しい言葉をささやいてくれる。そんな日々に幸せを感じて始めていた。このまま夢の世界でいられれば傷つかずにいられるのにと。それでも誰かが自分の名を呼ぶ。心を震わせる言葉をささやく。夢と現実のはざまで、彼女は選択を迫られることに……。「もう一度信じたい」
精神的に追い詰められる描写があります。苦手な方はお気をつけください。
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文字数 24,394
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.10