カズサノスケ

カズサノスケ

書き始めたばかりの初心者ですがよろしくお願いします。感想など頂けると参考になりますのでよろしくお願い致します。作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載しております。
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SF 連載中 長編 R15
仮想空間型アミューズメントパーク『アナザー・ダイヴ・リワールド』。ゲーム史に輝くかつての人気タイトル達がフルダイヴVRMMOとして甦ったそこは、プレイヤー達から古代遺跡群と呼ばれていた。 通称『発掘』、本来ならばプログラムの奥底に眠っているだけの『没データ』を探り当てるプレイスタイルが主流となっていった為である。中でもそれを得意とした上位プレイヤーは堀り師と崇められた。 没データ、それはクリエイターの行き過ぎたこだわりが織りなすシナリオ、クエスト。遊び心あふれるアイテム、キャラに魔法などなど。倫理上の問題、大人の都合、様々な理由で禁じられた遊び。 この物語は、少年時代からゲームにのめり込んだお陰で残念なおっさんに仕上がってしまった主人公が過去のやりこみプレイデータを駆使して『アナザー・ダイヴ・リワールド』でのし上がり考古学者と呼ばれる様になっていく残念返上のお話。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 SF 5,474 位 / 5,474件
文字数 15,982 最終更新日 2024.03.19 登録日 2024.02.26
「これで倒れてしまった仲間を1人だけ甦らせる事が出来ます。どなたになさいますか?」 死者を復活させる神器ヴァジュラを手にした聖女フウラが主であるベルズウッド王国レイス王子に問うた時、王子は大いに苦悩した。それは同時に5人の仲間を永久に甦らせない事を意味していたからだ。暗黒神ベイルードを崇拝するレーゼン帝国との戦いでレイス王子は将に任じた14英雄の内6人を喪っていたのである。 王子を大いに悩ませたのは英雄同士が深め合っていた絆。生き残っている英雄たちの中には友を亡くした者がいた、恋人を喪った者もいた。 そして確執も厄介だった。仲間に想い人を奪われた者がいた。敵から離反して仲間となってくれた者は、かつて味方の1人を斬っていた。 選択を誤れば陣営を去ってしまう者が出るかもしれない……。それでも王子は選ばなければならない、これから益々困難を極めるであろう戦局を考えればただ1人であろうと戦列に復帰してくれるのは大きかった。 これまで皆と共にした苦楽を思い出しながら、これからの戦の采配を頭の中に描きながらレイス王子は選択する。甦えらせる者ただ1人を。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 5,420 最終更新日 2024.02.12 登録日 2024.02.05
「祖国奪還なんてとんでもない、うちは滅亡したままでいい」 10歳で亡国の遺子となったベルスティン公国のマルフィス公子は落ち延びた先の島国で16歳となっていた。遺臣たちが公子を旗頭にいよいよ祖国奪還へ踏み出さんと意気込んだ時、当の公子は心にそう誓ったのである。なぜなら、彼は祖国奪還するする詐欺というものに目覚めてしまっていたから……。 「いつか奪われた祖国をこの手で取り戻す!」 そう言えば誰もが立派な志だと褒め称えてくれた。支援を申し出てくれる人達がいた。そして、亡国の陰を背負った身は「心の支えになりたい!」とする献身的な女性を引き寄せた。 それなりに豊かな暮らしがあり、落ち延びた先の島国の王女と恋仲にもなっていた時、公子は思うのであった。 「何も苦労してまで祖国奪還する必要なんてない。このまま婿入りして島国の王にでも収まれば充分過ぎるじゃないか。そもそも俺の人生は滅亡からのスタートなのだから」 そうして祖国奪還への路を避け続ける公子であったが、不運な事に運命は彼を徐々に祖国奪還への路へと近付けていってしまう。そんな国賊過ぎる公子による、やる気のなかった祖国再興物語。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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小説 36,532 位 / 192,068件 ファンタジー 5,364 位 / 44,603件
文字数 6,751 最終更新日 2024.01.29 登録日 2024.01.23
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」 この物語の主人公『ルテット』は自身が転生者である事にしばらく気付かずに暮らしていた。これと言って取柄があるわけでもない彼は、傭兵ギルドに所属して、これと言った強みのない並以下程度の戦士として、しがない日々を送るだけだった。 ある時、そんな彼は自身が転生者であり、昔遊んだ事があるRPG『ファイナルクエストサーガ』の世界に入り込んでいたのを自覚する。それに気付いた時、彼の人生は一変……しなかった。相も変わらずしがない毎日が続いた。 ただ、RPG世界だと気付いて以降に少々変わった事もあった。魔物と戦っている時、町の中を歩いている時、何をしても何かが物足りない様な気がしていた。ぼんやりと、うっすらと。 そして、ついに。 「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」 魔物と戦っている時。RPG『ファイナルクエストサーガ』の通常バトルBGMを奏でると、戦う力の全てが驚異的に強化された。町で町BGMを奏でると魔物の侵入を阻む結界が発生した。それがない時、魔物は簡単に入り込み町を蹂躙していったものだがそれを取り戻してからはRPGの時の様に安心出来る場所へと変わった。 RPG世界がリアル化した事で、いつも、どこでも鳴っていたはずのBGMは喪われてしまっていた。時にはプレイヤーに弛まぬ勇気を与え、時には喜びに華を添えた数々のBGM。それらは世界に、そこに住まう人々に様々な恩恵をもたらしていた。それが喪われた世界では魔王に抗う様々なチカラが衰えてしまっていたのだ。 喪われたBGM。その全てを記憶の中に宿らせている元プレイヤー、転生者のルテット。彼は『魔奏士』を名乗り、BGMのある世界へと塗り替えていく。やがてBGMは神が起こす奇蹟の様なものとして扱われる様になり、ルテットは『神曲の魔奏士』と語り継がれる事になるのである。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。 ※短編として公開したものの連載版です。現段階では中編程度を予定しております。
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文字数 23,182 最終更新日 2023.08.06 登録日 2023.06.28
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」 この物語の主人公ルテットがそれに気付くまで、いわゆる転生で得たはずの新たな人生は何も始まっていなかったのかもしれない。子供の頃に遊んだ事のあるRPG世界に入り込み、ちょっとくすぶり続けてしまった者がようやく飛躍の足場を得た。それがBGMが欠けていた事に気付いた瞬間であった。 ゲーム画面ではなく目の前に広がる日常になってしまった事で聴こえなくなってしまったBGMだが、それをこの世界に甦らせた時に何かが起きる!? ゲームの時、何か胸の奥から勇気と力が湧いてくる様な高揚感を感じていたバトルBGM。魔物との戦いになった際、それを鼻歌程度に歌ったところ自身でも信じられないほどの戦闘力が発揮された。 町の中で流れていたあの曲、フィールドを歩いていた時のあの曲、ダンジョンへ潜った際のあの曲。全てのBGMには意味があり特殊効果が込められている! その事に気付いたルテットは、BGMの喪われた世界にそれを取り戻し音楽の力で世界を救ってみようと決意する。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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文字数 5,486 最終更新日 2023.05.16 登録日 2023.05.16
回復術師を輩出し続けた名門貴族の家系にあってはならない呪い殺しの能力を持った子が生まれてしまった。人を指さし数字を口に出せば、その数字分の時間が経過した時に相手は死ぬ。その幼子は廃嫡され家を出された。しかし、彼が持つ能力は呪殺ではなかった。『Deathカウント』、誰かが死に向かって進み始め、死の瞬間が訪れるまでの時間。その幼子にはそれが見えていただけだったのだ。14歳にまで成長し、その能力を最も有効に使える様に訓練し続けた主人公ウェルティン廃嫡公子の旅が今始まる。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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文字数 3,361 最終更新日 2022.11.07 登録日 2022.11.07
『追放者の楽園』 追放された者が逆転するかの様に名を成し始めた頃、そう呼ばれる地があるとの噂が囁かれ始めた。流れ着いた追放者たちは誰からも必要とされる幸せな人生を送っているらしい、と。 そして、また1人。とあるパーティを追放され、噂にすがって村の門を叩く者がいた。その者、双剣士でありながら対を成す剣の1つを喪ってしまっていた……。いつ?なぜ?喪ったのか、その記憶すら喪われていた。しかし、その者は記憶の中にある物を実体化出来る特別な能力【心気楼】を有していた。その力で記憶の中から抜刀する、かりそめの双剣士『ティルス』は1人の少女との出会いをきっかけに喪われた双剣の一振りを取り戻す旅に出る。その刃を掴む時、その者は喪われた幸福をも掴み取る。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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文字数 102,997 最終更新日 2022.09.07 登録日 2022.07.12
冒険者がクエストを達成する行いは多くの人々に様々な形の幸福をもたらす。冒険者は富と名声を得て、依頼者は困り事から解放されたり日々の暮らしが楽になったりもする。そして、冒険者と依頼者を仲介するギルドもそこそこの手間で収益を上げる事が出来る上、商売に信用が伴っていく。 しかし、時と場合によっては冒険者によるクエストクリアが人々に禍をもたらす事もある。 その禍とは!? これは、クリストクリアの副産物の様に起きてしまう見えない禍の種が育ち切る前にそれを発見し、後始末をつけては人々の暮らしを護る1人のクエスト審議官『クリスティア』の物語。 彼女は勇者として活躍し、その死後、約1000年経ってから前世の記憶を持ったまま再びこの世に生を受けた。そこで目にしたのは冒険者たちが勇者だの英雄だのを目指して闇雲にクエストのクリアを目指している姿だった。 「クエストは、ただクリアすればいいというものではない。どうクリアするかまで考えて!」 クリスティアは1000年前に自身が作ってしまった勇者という蜃気楼の後始末をつけるべく、クエスト審議官としての新たな人生を進み始める。 ※本作はhttps://www.alphapolis.co.jp/novel/806036173/225658863の続編となります。オムニバス形式なので直接繋がるストーリーではありませんがもし前作が気になられましたらご覧ください。尚、前作は1人称となっており今作とは佇まいが違います事をご了承願います。 ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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文字数 4,399 最終更新日 2022.08.27 登録日 2022.08.27
『クエスト審議官』 それは、王宮から冒険者ギルドへ派遣され冒険者が適正に依頼を達成したのか?を検分する役職。 クエスト審議官であるクラスティアの下に上位の魔物であるドラゴン討伐の達成報告がもたらされた時、彼女は眉間に皺を寄せた。町に危害を及ぼす可能性のあるドラゴンだが、冒険者がその仕留め方を間違ったせいで見えない危機を招いてしまった……。彼女は、その後始末をつける! ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,470 最終更新日 2022.07.31 登録日 2022.07.31
バイト生活に明け暮れるだけのフリーター『トウマ』にとって、VRMMO『ヒーリングワールド~七色に輝く世界樹の果実』だけが1日の楽しみだった。徐々にのめり込み、全プレイヤー憧れのスタープレイヤーにまで上り詰めた。攻略動画の配信で得られる収益だけで生活出来る様になったトウマはバイトを辞めてプレイに専念する! そんな矢先、運営が変わった。そして、デイリーミッションがあまりにもクズ過ぎる仕様に変更された……。 『聖女のう〇こを入手せよ』 トウマが操る聖騎士ロスティは、他のプレイヤーが操る聖女キャラのそれを手にしなければならない。何とか聖女に脱糞させ様とするが、聖女がそう簡単にう〇こをするわけがない……。苦悩プレイの先でトウマが手につかむものとは!? ※この作品は他サイトにも掲載しております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,919 最終更新日 2022.07.24 登録日 2022.07.24
勇者クレラスは魔王に敗れた。そして、食われてしまった……。ところが、魔王のう〇ことして甦る。しかも、魔王の持つ強大な力の全てを搾り取りその身に宿していた。ここに最強う〇こ誕生す! ※この作品は小説家になろう、カクヨム、にも掲載しております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,440 最終更新日 2022.07.17 登録日 2022.07.17
侯爵令嬢ベルジットは騎士を養成するセントヘレナ学院で生徒会長を務めていた。生徒達を恐怖で支配し強引にでも規律を守らせる姿から魔王が転生したのでは?と陰口を叩かれ、『悪役令嬢』と呼ばれる存在だった。 そんな彼女が学院の合宿先でうっかり混浴風呂に入ってしまう。そして、うっかり老婆の背中を流す優しい姿を男子に目撃されてしまう。「あの悪役令嬢、本当は優しい娘なのでは?」、その男子の中の1人がベルジットの真の姿に気付いてしまう。果たして悪役令嬢の面目は保たれるのか!?それとも恋する乙女への転進を迎えるのか!? ※全3話ですがよろしくお願い致します。 ※この作品はカクヨム、小説家になろうにも掲載しております。
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文字数 8,974 最終更新日 2022.05.05 登録日 2022.05.01
「俺は追放されたのだ……」 その者はそう思い込んでしまった。魔王復活に備えて時の止まる異空間へ修行に出されたまま1000年間も放置されてしまったのだから……。 魔王が勇者に討たれた時、必ず復活して復讐を果たすと言い残した。後に王となった元勇者は自身の息子を復活した魔王との戦いの切り札として育成するべく時の止まった異空間へ修行に向かわせる。その者、初代バルディア国王の第1王子にして次期勇者候補クミン・バルディア16歳。 魔王戦に備えて鍛え続けるクミンだが、復活の兆しがなく100年後も200年後も呼び戻される事はなかった。平和過ぎる悠久の時が流れて500年……、世の人々はもちろんの事、王家の者まで先の時代に起きた魔王との戦いを忘れてしまっていた。それはクミンの存在も忘却の彼方へと追いやられ放置状態となった事を意味する。父親との確執があったクミンは思い込む、「実は俺に王位を継承させない為の追放だったのではないか?」 1000年経った頃。偶然にも発見され呼び戻される事となった。1000年も鍛え続けたお陰で破格の強さを身に着けたのだが、肝心の魔王が復活していないのでそれをぶつける相手もいない。追放されたと思い込んだ卑屈な勇者候補の捻じれた冒険が幕を開ける!
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 93,170 最終更新日 2022.02.26 登録日 2022.01.17
魔王を倒した後、真のラスボス『姑』があらわれた。 魔王討伐を目指す一行、勇者と聖女はパーティ内恋愛をしていた。討伐がなった暁には結婚しよう。そして2人は結ばれた。しかし、聖女セシリーンが夢見た希望と安らぎに満ちた幸せな結婚は訪れなかった。なぜなら夫の母、姑はかつて悪役令嬢と呼ばれた人だったからである。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,652 最終更新日 2022.02.17 登録日 2022.02.17
魔界を統べる魔王。その継承権第1位にあった魔王子ジルフィスは追放された。現魔王である父親によって。父は老いた、選ぶ道を誤った。それを正そうとしたが故に追われる身となった次期魔王。飛ばされた地で遭ったのは、魔王軍に歯向かう憎っくき勇者パーティの聖女。数多の戦友、配下の命を奪った勇者の仲間だ。正確には仲間だった者だ、彼女もまた追放されていたのだ。飛ばされた地。それは2人切りの世界だった。威厳を是としていた魔王子は初めて恋をする事になった。本人は恋というものすらよくわかっていない。そして、人間と魔族の争いを収める希望もまた同時に育み始めた事もわかっていない。だが誰にもわかるはずがないだろう。それはほんの僅かな、とても小さな1歩だったのだから。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,465 最終更新日 2022.02.10 登録日 2022.02.10
禁呪はなぜ禁呪なのか? 誰が? どの様に定めるのか? 人間が過ぎた力を持つ魔法を編み出した時、天界から1人の女神が遣わされる。その者の使命は死ぬ事。そして、魔法を禁呪と定める事にあった。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 3,263 最終更新日 2022.02.05 登録日 2022.02.05
第32代魔王ベルゼには魔物を作るセンスが抜群になかった……。 魔物を生み出してはけし掛け、人間どもを恐怖に陥れる魔王にあるまじき異才。作れば作るほど、送り込めば送り込むほどに笑われてしまう……。そして、笑いは人間に活力と希望をあたえてしまう。「なぜ、我は人間どもを幸せにしてしまうのだ!?」、魔王ベルゼは大いに苦悩する。そして、今日も人間どもに恐怖をあたえるはずの魔物を作るのだが……。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 2,516 最終更新日 2022.01.29 登録日 2022.01.29
冒険者ギルドの名簿に登録されている者の中で1度もパーティに誘われた事がないヒナタ。その理由は彼女が持つ命刻の印『持ち腐れ(他人の印を全て無効)』にあった。強靭な肉体を持つ戦士も魔力に満ち溢れた魔道士もただの人になってしまうのだ。 しかし、ある日。初めてヒナタを招きたいとの依頼があった。ギルドで名簿をペラペラとめくっていたのは冒険者の宿を営む女将のマードラ。ヒナタの『持ち腐れ』に目を留めてその効果を知るや否や「見つけた!」と嬉々とした声をあげたのだという。 冒険者として旅立つ事は出来なかったが、旅の途中の冒険者をもてなす者として再スタートしたヒナタ。命刻の印『持ち腐れ』が多くの冒険者を癒やす。そして、最高の状態で旅立つ冒険者たちが世界を救う。ヒナタはそんな想像を膨らませ胸をときめかせながら旅立つ冒険者たちの背を宿の門から見送る。そして、ヒナタは今日も癒やしを求めて訪れる冒険者を出迎える。 「ようこそ! 魔秘境の宿『怪楽苑』へ!! ごゆるりとお過ごし下さいませ」 ※ゆるふわほっこりなギャグ系になっております。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 7,445 最終更新日 2022.01.27 登録日 2022.01.27
ファンタジー 完結 ショートショート R15
死んでしまったら蘇生魔法かけちゃえばいいだけ! そんな世界で起きた、ある一つの蘇生事例にまつわる物語。 いくらでも蘇生出来るからと言って、冒険者は出来るだけ 死なない様にして欲しい。 とある神官組合がそんなメッセージを込めてお配りしているお話。
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小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件
文字数 2,804 最終更新日 2021.07.20 登録日 2021.07.20
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