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リスタリア帝国の王位継承権を持つ者を守護する
存在の「眷属」。第4皇子の眷属に選ばれた伯爵令嬢のミュリエル。選ばれた務めを果たそうと意気込むミュリエル、しかし主となった皇子のリヒトヴァルクは彼女を邪魔者のように扱った。リヒトヴァルクは家庭教師であるヘレナと恋仲の関係であり、ミュリエルに邪魔だと言った。
だが眷属は皇族と触れ合う事によって受ける魔力がないと生きていけず、ぞんざいに扱われ続けるミュリエルは魔力供給を受けられないために身体が弱り、醜女のようになっていった。
そんなミュリエルの心の支えだったのは、リヒトヴァルクの双子の弟、第5皇子のオリヴェンシアだった。
彼はミュリエルがいくら醜くなろうが変わらず友で
いてくれた。ある日魔力供給不足の限界が訪れ、
ミュリエルの身体は死へと近づいて行くことになる。
城をヘレナと抜け出し不在のリヒトヴァルクに変わってオリヴェンシアが彼女に魔力を注ぐことになるが…、朝起きて鏡を見ると以前の醜い自分ではなく、美しい姿の自分があった。
※R15程度の描写が含まれます。
文字数 9,196
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.05.03
乙女ゲーム、それには何人かの攻略対象がいるだろう。
それぞれのキャラのルートがいくつもあるのは当然。だがここは、
誰もが現実世界を生きる、アンジャベル帝国。ならばルートがあるとすれば、それはただ一つのみ。
王立魔法学院に通い、子爵令嬢であるジェンティアナは中等部の卒業試験にて、ここが乙女ゲームの世界であることに気がついた。
そして、この試験の成績上位者になれば攻略対象の一人との婚約が確約することも。
彼女は中等部生であるが、ゲームの本編が始まるのは学院の高等部から。ジェンティアナは公爵家の婚約者であるために、中等部で学院を卒業し、これから花嫁修業を公爵領でつまなければならない。
前世の世界では乙女ゲームの大ファンであったので、婚約者であるレシュノルティアにヒロインが近づく機会があったかどうか、探るが、彼にはそれらしい影はない。そして彼は、選ばれずに彼の地へただただ帰ってきた。
そして私に、ありえないひと言を発する。
※タイトル変更いたしました。
文字数 135,617
最終更新日 2023.08.09
登録日 2022.01.31
公爵家公女、ランデイシー・マカ・ロフラドール。
彼女は皇太子の婚約者である姉のリンファシーの、一生の影武者役。その姉のおまけのようにして、
皇太子に嫁ぐことになったあげく、舞踏会で狙われたリンファシーを庇い死んでしまう。
そんな彼女の地獄は、巻き戻った。誰かに、巻き戻された。
巻き戻ったその時から、無意識にランデイシーは姉の真似をしなくなり、影武者をするようなこともなかった。だがランデイシーには日常の中に抱く違和感がずっとあった。過去の、記憶のようなものを持っていた。
ランデイシーの記憶、その中にいる中で最も大きい存在であったのは、姉でも夫であった皇太子でもなく、
学院生活の中で想い人であったユーシェン。夢の中のような記憶の中にいたその彼は、何かとランデイシー
を気にかけてくるが…?
※プロローグが長いです。
この作品は2023の恋愛小説大賞にエントリーを
しています。よろしければ応援・投票をよろしくお願い致します🙇♀️
文字数 3,942
最終更新日 2023.01.05
登録日 2023.01.04
ある日皇太子に恋焦がれる、スフィアという一人の少女がいた。だが彼女は子爵令嬢。皇太子とは到底釣り合いの取れない身分である。だがスフィアは優しく美しく、誰からも愛される。
だからそんな彼女の恋を応援しているがため、皇太子の婚約者で
ある公爵令嬢、エスカドールを邪魔に思う貴族会の人間は少数だが存在した。
そしてある日、エスカドールは幼なじみである男二人に殺害されてしまう。彼らもまた、誰からも好かれるスフィアの虜だった。
皇太子の婚約者である公爵令嬢が殺害された故、世間は大きくざわついた。彼女は、本当に殺害されたはずだ。はずだった。
だが彼女の死後、出回るはずもない、死んだはずのエスカドールの肖像画がオークションに出品された。だがそれは一度とならず、二度も三度も出品され続ける。
本作品、「死んだはずの悪役令嬢の肖像画、お届けします。」は
恋愛小説大賞にエントリーしております。書き始めたばかりではありますが、この小説が良いな、と思った方は投票、ご愛読のほどよろしくお願い致します。
文字数 5,744
最終更新日 2022.02.18
登録日 2022.01.31
「つまりだな、私はお前達姉妹を妃に迎えたい。」
侯爵令嬢であり、皇太子ルイスフォードの婚約者であるリベルタ。
ある日ルイスフォードに呼び出されると、リベルタの双子の妹、
カルディナと関係を持ってしまったことを明かされる。
婚約破棄かと思いきや、ルイスフォードは二人を同時に妃に迎える気でいた。
婚約者になんの悪びれる姿勢もなく、妹を妃に迎えるのは責任を取っただけなどと吐かすルイスフォードに呆れたリベルタは
(紅茶を皇太子の頭にぶっかけた後)婚約者の座を辞退する。
だがルイスフォードのプライドがそれを許さなかったらしく、
王命と称し、国の守護者の1人である「竜人」の元へ
リベルタを嫁がせると言い出してしまったが…
※タイトル編集しました。
文字数 141,439
最終更新日 2022.02.02
登録日 2021.07.09
「ヴィルテローゼ、貴様との婚約破棄をここに宣言する。」
婚約破棄された瞬間、全てを思い出す。
ここは乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢だということ。
皇太子が学院を去る卒業パーティーで、
ヴィルテローゼ・ネージュは婚約者の皇太子に婚約破棄を突きつけられる。
婚約破棄を突きつけられた中庭で、聖女の遺跡が光る。そこでヒロインが聖女であることが判明し、
それを虐めたヴィルテローゼが国外追放になるが、
遺跡が反応したのはヒロインではなくヴィルテローゼ。しかもそれは聖女として反応したのではなく、
ヴィルテローゼが剣聖に選ばれた故反応したのだった。
このゲームの攻略対象は、皇太子と騎士団長プラス、聖剣に選ばれた「剣聖」と呼ばれる12人の騎士。
剣聖とは、騎士のトップであり、神器を扱う者達。
ゲームにはないシナリオでヴィルテローゼは剣聖に選ばれ、異例の13番目の剣聖に。
「ローアン・ゼロ・ブリューナク」、それが剣聖として与えられた名。
……正直言って受けたくない。
国王に「一つ望みを叶えるから剣聖になることを承知して欲しい」と言われ、その時はまだ何も言わなかった。
合同任務を様々な剣聖とこなすが、剣聖達が全くまともな食事を取っていないことに気がつく。
ヴィルテローゼは願いを「夜に仕事をこなすから朝と昼に店を開きたい」とカフェを開店することに。
カフェは剣聖にかなり評判が良くお店も順調。
そんな中騎士団長が店に入り浸るようになり?
文字数 206,047
最終更新日 2021.03.25
登録日 2020.03.22
宰相から聖なる乙女の話を聞いたことから、
皇太子妃シウ・サーシャニアは前世の記憶を思い出す。
そう、ここは乙女ゲームの世界。
シウの夫、皇太子のルマンは妻がいながら攻略対象の一人であり、
そしてシウはヒロインのユリシアがルマンを選ぶと即何者かに紅茶に毒を盛られ死亡するセリフ無しの……モブ妻!!ご都合主義は勘弁して下さい。
シウは宰相のグロキシニアからユリシアの話を聞いたその日から、日記をつけることにした。
「ただで死んでやると思うなよ!!」
その日記には夫への愚痴が含まれていたが、
こんなことを書いていれば死後日記が発見された際、
犯人はルマンに違いないと思わせる、嫌がらせ。
勝手に皇太子妃に選んで、「離縁しよう」っていう夫が悪いですよね?しょうがありませんよね?
そう黒い笑みを浮かべながら、
シウは毎晩日記をつけた。
だがある日、グロキシニアに貸していた本と日記を間違えて渡してしまう。
シウを想うグロキシニアは激怒し、
裏でルマンとユリシアを陥れ始めた。
まずヒロインのユリシアを買収しルマンを振らせ、
シウの毒殺計画はユリシアの騎士だけが関与する予定のはずが、
グロキシニアはルマンをそそのかし、わざと毒殺計画にルマンを加え皇太子の座を剥奪されるよう仕向けた。
何が起きたか分からないシウにグロキシニアは跪き、
「復讐はお気に召しましたか、マイレディ?」
と微笑んで…?
文字数 12,174
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.04.19
乙女ゲームに明け暮れる日々をすごす女子高生、陽茉莉。
ある日屋上から突き飛ばされ、死亡の後、
なんとプレイしていた乙女ゲーム、「スカーレット」の第一王女のスノーリリーに転生していた。
……ちょっと待った。
ヒロインは第二王女のスカーレット。
第一王女のスノーリリーは本当に地味で、前髪は長く、陰キャの塊といえる人物で、もはや悪役令嬢でもない!!
ただのモブ王女だぁ……。
加えて王位継承権第1位は第一王女のスノーリリーであり、次期女王なのだが、即位を前にして婚約者で次期王配となるカーネルをスカーレットに寝取られ、暗殺されてしまうなんとも最悪なポジション。
婚約者を寝取られ王位までも奪われるなんて悪いけど絶対嫌!
こんな地味な姿を晒すのは、最後にしましょう。
文字数 90,762
最終更新日 2020.03.22
登録日 2019.12.09
……もしかして私、転生しまった?
悪役令嬢のラブストーリー本を読んでいたら通り魔に刺され、亡くなった女子高生、澪は、朝起きると読んでいた本の中の世界にいた。
これは悪役令嬢になった!?と思いきや、鏡に映ったのは、まさかのヒロイン役の公爵令嬢、
シルエ・ルナリスだった。
何ということだと、頭を抱える澪。
何故なら、
読んでいた本のストーリーは、悪役令嬢が王太子に婚約破棄され、王弟に愛されるストーリー。
悪役令嬢が主人公で、シルエは悪役令嬢を蹴落とす役。そして王太子の妻となり、王太子は国王に、シルエは女王となるが、なんともその王太子はポンコツ……つまりはアホなのである。
王太子は王になってから贅沢しすぎて国民から批判を浴び、最後は王弟に王位を奪われ、王太子とシルエは処刑。そして王弟が王に、悪役令嬢は最終的に王妃となる。
このままいけば、私、処刑される!?
後、ポンコツな王太子に愛されるのも絶対嫌!!
本の通りになんて絶対させない。
というわけでヒロインを放棄します。
文字数 45,351
最終更新日 2019.12.03
登録日 2019.11.18
セレーヌ王国、小さい国だが、緑豊かで国民から愛され、千年の歴史を誇る国。
セレーヌ王国の貴族、フィーネ伯爵家令嬢、
イヴ・ザラキエル・フィーネは死神と女神の加護を受けて産まれ、神の加護を受けているのでセレーヌ王国の第一王子の婚約者にも選ばれていた。
イヴを狙う輩も少なくなかったが、それなりに家族とも王子とも平和に暮らしていた。
だがある日、イヴの存在を知った隣国ベルツェ帝国は死神と女神の加護を受ける令嬢を手渡さなければ戦を仕掛けると、イヴを要求してきて…!?
文字数 28,197
最終更新日 2019.11.17
登録日 2019.11.05
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