中靍 水雲

中靍 水雲

単著『呪いのゲーム ぷうけえ!』カドカワ読書タイム
8
青春 連載中 長編
「わたしを召喚したのはあなた?」って…雛祭さん!!どういうことだよ!? 「雛祭ちかな(ひなまつりちかな)」は、おれのクラスのまじめ女子。 対して、おれ「鯉幟大知(こいのぼりだいち)」はクラスのモブ。ラノベ好きなオタクだ。 おれと雛祭さんは、同じクラスでもからむことのない、別世界の住人だった。 あの日までは———。 それは、校舎裏で、掃除をしていた時だった。 雛祭さんが、突然現れ何かをいおうとした瞬間、足を滑らせ、転んでしまったのだ。 幸い無傷だったようだが、ようすがおかしい。 「雛祭さん、大丈夫?」 「———わたしの転生先、ここですか?」 雛祭さんのそばに、おれが昨日読んでいた異世界転生ラノベが落ちている。 これはいったいどういうことだ? 病院の検査の結果、雛祭さんは「一過性全健忘」ということらしい。 だがこれは、直前まで読んでいた本の影響がもろに出ているのか? 医者によると症状は、最低でも二十四時間以内に治るとのことなので、一安心。 と、思ったら。 数日経ってもちっとも治らないじゃない上に、自分を「異世界から転生きた人間」だと信じて疑わない。 どんどんおれに絡んでくるようになってきてるし。 いつになったら異世界転生記憶喪失は治るんだよ!? 表紙 ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 28pt
小説 22,176 位 / 192,063件 青春 165 位 / 7,030件
文字数 11,177 最終更新日 2024.12.16 登録日 2024.12.13
おかしな人たちばかりの劇団に入団しちゃった!? 自分を乗り越え、舞台で輝け! 国語の朗読がちょっと得意な、中学一年生の沈丁花マシロ。 それは昔、図書館で読み聞かせをしていたことがあるから。 でも、今はとある事情で辞めてしまっていた。 ある日、学校の先輩である宇月ルイに自分の劇団に入ってくれと頼まれる。 一旦は断ったマシロだったが、しつこく迫られ、ついにとある"勝負"をすることに。 「沈丁花くんが素晴らしい朗読をすることができたら、僕は君を勧誘することを諦めよう」 仕方なく、勝負に乗ったマシロ。 さっそく劇団の演劇小屋に行ってみると、そこには――? ちょっと変わった(?)中学生が集まる、演劇の世界。 そこでマシロは読み聞かせの次の〝新たな舞台〟に挑戦する! しかし、演劇の世界は思ったよりも奥深くて……? 絵本の読み聞かせ×演劇の青春コメディ! 表紙イラスト・ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 キャラ文芸 4,687 位 / 4,687件
文字数 80,334 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.25
この町では今、近日オープン予定のとあるお化け屋敷が話題になっていた。 その名は『メゾン・ド・ストレンジ』。 それは、あたかも自分がVR空間の主人公になったかのように体験できるお化け屋敷だ。 森の匂い、風のそよぎ、ものをさわる感触などが完璧に体験できる。 どうやら、ただのヴァーチャルリアリティではないらしい。 そんな時、ホラー好きの大早子規は学校帰りに、史上最高の幽霊・サイコと出会う。 サイコは子規の名前を「オバケ・ヤシキ」と勘違いし、メゾン・ド・ストレンジのお化け屋敷コーディネーターに勧誘しに来たのだ。 そう、メゾン・ド・ストレンジとは幽霊と妖怪たちが運営するお化け屋敷だったのだ。 誤解はとけたものの、どうしてもサイコの話が気になった子規。 勧誘を受け入れ、ウワサのお化け屋敷のコーディネーターとなった。 店長であるキュウビと打ち合わせを重ねながら、次々とお化け屋敷のストーリーを書いていく子規。 そして『よくない人形』というストーリーで、これまでで一番の絶叫を引き出すことに成功する。 初めは一台だったVRゴーグルも、追加で四つに増やし、順番待ちを減らした。 幽霊・妖怪たちはお客さまの絶叫に毎回大喜び。 人間たちの恐怖の表情にお腹を抱えてヒイヒイ笑う。 それに子規は嬉しくなると同時に、もっとがんばって怖いストーリーを書こうと思った。 しかし怖すぎて、泣かれてしまうんじゃないかと心配になったこともあった。 その時には、キュウビが「むしろ、喜ぶべきだ。怖いものを書いたのだから。 そんなことは〝怖くなかった〟といわれたときに、悩むべき」と励ましてくれたのだった。 ある日、友人の一颯が遊びにやって来た。 ホラー好きの一颯はただのお化け屋敷では驚かない。 つまり、『本物が目の前に現れる』。 キュウビとサイコの正体をバラす……それが、一颯にとっての恐怖だった。 子規はホッと胸をなで下ろす。 「よかった。一颯に最高の恐怖体験を味あわせてあげられた」 表紙:ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 ホラー 6,807 位 / 6,807件
文字数 79,974 最終更新日 2023.07.31 登録日 2023.07.31
たいがくんは うんどうが だいの にがて! どうすれば うまく ぜんてんが できるかな? 表紙素材*ひが様(https://www.pixiv.net/users/90151359)
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件
文字数 1,844 最終更新日 2023.03.26 登録日 2023.03.26
オレンジの月が笑うとき、赤い悪夢が目を覚ます——夢見士たちはバクに乗り、悪夢を喰らいに夜空を駆ける! 夢見士———それは、パートナーのバクとともに人々の夢を守る職業のこと。 月が笑う夜に、悪夢はその顔をあらわす。 それぞれ性格の違う、色とりどりのバク。 そのなかから、夢見士は1匹をパートナーに選ぶ。 夢見士たちとパートナーのバクとともに悪夢を駆け抜け、人々を守っていた。 六門ククルは見習い夢見士。 夢見士の専門学校であるブルーム・アカデミーに通いはじめた、〝気にしい〟の女の子。 すぐに「ヤム……ヤム……」というので、パートナーのバク・バベルにいつもツッコミをいれられている。 夢はりっぱな夢見士になること! 「ヤミー!」な悪夢を食べることが大好きなバベルとともに、勉強にテストに頑張るぞ!と、思っていた、そのやさき…… 気にしいのククルに、クラスの強気な女子たちが目をつけてきて……? 悪夢×ホラーファンタジー×短編連作! こわーい悪夢も、ククルとバベルがパクッと食べちゃう! その悪夢、夢見士たちにおまかせあれ! 表紙イラスト:ノーコピーライトガール さま
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 ホラー 6,807 位 / 6,807件
文字数 59,194 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.11.02
スプーキーリサイクル そこはいらないものを買い取ってくれるお店。 何を買い取っているのかって? それは、人の恐怖———! おそろしい恐怖体験と、それにまつわる物。 それを買取り、お金に変えてくれるのだ。 今日もまた、スプーキーリサイクルに来客があった。 ひとりは、トウヤという恐怖体験をした少年だ。 そして、もうひとり。 おびえるトウヤに「ついてきてくれ」と言われ、仕方なく来店した少年、サクマだ。 いよいよ、買い取り査定がはじまる。 ぽつぽつとトウヤが恐怖体験を語り出す。 (話を盛ってもムダ。店主は気づいてしまうよ。何しろ、店主はただの店主ではないからね) トウヤの話が終わった、そのときだった。 突然トウヤは、謎の人物によって神隠しされてしまう。 戸惑うサクマに、スプーキーリサイクルの店主が言った。 「いっしょにトウヤを助けよう。そのためには、もっともっと、たくさんの恐怖を買い取らないといけないけれどね——」 そう、鬼の店主・ルドンは言った。 表紙イラスト:ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 ホラー 6,807 位 / 6,807件
文字数 71,380 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.10.26
薬局・アポロファーマシーは不思議な薬局だ。 店主の玉野は常にカラスの被り物をしているし、売っている薬も見たことのないものばかり。 そして、対価は「マテリアル」という薬に使われる素材。 マテリアルは人間からしか取れないもので、それは爪や髪の毛のように取り出しても痛くも痒くもないのだ。 店主の玉野の不思議な力で取り出し、対価としていた。 * この町に引っ越して来たばかりのモコはアポロファーマシーの存在を知り、店を訪ねる。 仲よくなったクラスメイト・ユナが可愛がっていたペットを亡くし、元気をなくしていたのだ。 どうにか元気づけたいと言ったモコに玉野が処方したのは「ソレイユの花の種」。 植えると一生の友情が咲くと言う。 早速それをユナにプレゼントしたモコ。 ユナはモコの気持ちに応え、懸命に花を育てる。 そしてある日、「いよいよ咲きそう」とユナに言われ、花を見に行くことになったモコ。 しかし、家に着くとユナは「間に合わなかった」と泣いていた。 モコは薬の説明書を読んでいなかったのだ。 薬には副作用があった。 「一週間以内に咲かせないと、一生の友情を失う」。 もうダメだとモコは落ち込む。 「ユナの笑顔を見たかっただけなのに」と。 するとユナは「違うよ」とモコに言う。 「私は二人で花を見たかった。 そのために花を咲かせたかった」。 すると、悪天候だった空が晴れ、突然ソレイユの花が開き始めた。 目的は達成したが、納得がいかないモコはそのまま玉野の元へ。 「副作用なんて聞いてない」「一般の薬局でも言っていますよ。 用法容量は守るようにと」玉野の言い分にぐうの音も出ないモコ。 「でも何でいきなり花が咲いたんだろう」「あの花は最後に友情という養分を与えなければ咲かないのですよ」。 * 他にも「アプロディテのと吐息」「石清水のせせらぎジェル」「妖精用丸型オブラート」「ヒュギエイアの整腸薬」など多数取り揃えております。 * 表紙イラスト ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 0pt
小説 192,063 位 / 192,063件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件
文字数 45,104 最終更新日 2022.11.27 登録日 2022.11.09
小学六年の夏休み、光成エポはひとりだった。 忙しい両親を海外に送り出した、その日。 とある影・ホオヅキと出会う。 「アナタは影を失くしています。はやく見つけないと、アナタの存在はこの世から消えてしまうでしょう」 影がない影響は、すでにエポの生活に支障をきたしていた。 なんだか体調が悪い。 物忘れが激しい。 爪を切る方法すら忘れていたエポは、ゾッとする。 「ボクが代わりに、エポさんの影の代わりになりましょう。そして、いっしょに影を探しましょう」 「どうして、協力してくれるの。何か、たくらんでる?」 「いえいえ。ボクは影ですから。影を失くした人のことを放っておけないだけですよ」 そう言ってホオヅキは、エポの家に転がり込んだ。 引っこみ事案のエポだったが、お喋りな影・ホオヅキにだんだんと心を許していく。 そして知りたくなる、ホオヅキの秘密。 「今、なんだかホオヅキのすがたが違って見えたような……」 影とめぐる、ひと夏の小さな冒険。 表紙イラスト・ノーコピーライトガールさま
24h.ポイント 0pt
小説 21,412 位 / 21,412件 キャラ文芸 321 位 / 321件
登録日 2023.12.12
8