あやかし小説(外部サイト)一覧
新卒で入った会社がブラック企業だった。このままでは心を病んでしまうと二年半強で退職。
することもなくて実家で二か月ぐらいぼーっとしていたら、親戚から森の管理人をやらないかと誘われた。
私虫とか嫌いだし、非力なんですけど? え? 隣山の人が手伝ってくれるしなんなら一緒に暮らせ?
詳細も聞かずに親戚の家へ向かったら、でっかい熊みたいな人に出会いました。
優しい熊さんと四苦八苦しながら山林で暮らしていたら、子熊も拾って?
なんだか不思議なことが起こる山林で、でっかい熊さんと子熊とのんびり暮らすスローライフ。
ハッピーエンドです。
「第5回キャラ文芸大賞」にて読者賞をいただきました。ありがとうございます!
表紙の写真は写真ACのクリエイターGTR719さんからお借りしました。
登録日 2022.10.17
【第四回キャラ文芸大賞、奨励賞いただきました。ありがとうございました!】
がたいのでかい旦那様と結婚して三か月。現在花琳(かりん)は山の上の家で暮らしている。
友人に紹介されてすぐに結婚してしまったせいか、旦那様のことはほとんど何も知らない。優しくて、狩りが上手で、肉食の旦那様と、お祭りで買った虎柄の猫と山の上のレストランを始めました。
そこにやってくるお客さんはちょっと変わった方ばかりで?
虎猫モドキと優しい旦那様、たまに訪れる不思議な客が織り成すまったり山暮らし。
なんかこの山ももしかしたら普通じゃない気がする?
安定のハッピーエンドです。
表紙は写真ACから写真をお借りしました。
登録日 2022.10.17
ある日突然、特別な存在の妖になってしまった私、三好陽菜。
ヒトとして生きていけないことを知り、仕方なく妖世界へと向かうのだが、私の存在は絶対的なものらしい。だから、私を慕ってくれる妖ばかりかと思ったらどうやらそうではないらしくて──。
私は無事に妖として生きていけるのか。
そして、ヒト嫌いな妖狐と出会い、喧嘩したりするも妖狐は徐々に心を開くようになっていき、お互いが意識しあうようになるも素直になれず少し焦れったいかもしれない妖狐×女主人公の異世界ラブストーリー。
※偶数日更新
カクヨムでも投稿しています。
登録日 2019.01.30
神使である狼少女の紗々良さんは、今日もお気に入りの千晴と一緒にいます。
千晴にもっと甘えてたり頼ってもらいたい紗々良さんですが、霊感体質の千晴から、あやかしの類を祓う事に追われる毎日です。
心霊マニアの妹やスピリチュアル好きのクラスメイト、加えて妖精や妖怪などが二人を振り回します。
新たに見つけた"自分の居場所"を守るため、今日も紗々良さんは頑張ります。
登録日 2022.03.18
ワケアリの品を安く仕入れているせいで、様々な怪事件に自ずと巻き込まれている骨董品屋の灯屋(あかしや)。
その店主である倫太郎の元で主人公の結葵(ゆき)は『ワケアリ』で働くことになったのだが、やはりというかなんというか、奇々怪々な事件に巻き込まれてゆくのだった……。
第一回富士見L文庫ノベル大賞の最終選考作「修繕よとぎのあやかし来客帳」を大幅に改稿した作品です!よろしくお願いします!
登録日 2019.07.16
田舎の小学校4年生の教室に転校生の女の子がやってきた。
オレンジ色のバンダナを頭に巻いたその子の名前は、鬼丸あかり。
となりの席に座るのは、学級委員長の桃田ヒロ(あだ名はモモタロウ)。
ある日の帰り道、桃田ヒロは落とし物を渡すために鬼丸あかりを追いかけて山を登る。
小さな山を登った先には、なんと妖怪の住む世界だった。
木を倒した犯人を目撃したのは一つ目小僧?
カッパのすもう大会の賞品のきゅうりはどこに消えた?
手がかりはぬれた葉っぱ、たぬきときつねの化かし合いの真相とは?
そんな怪事件を裁くのは……人間の男の子!?
あやかし法廷ミステリ―開廷!
登録日 2023.02.12
【鎌倉×あやかし×カフェごはん×アラサーの甘酸っぱい恋!?】
結婚を前提に同居していた同僚に浮気され、職まで失った元OL橘 詩織。
詩織が傷心旅行でやってきたのは古都鎌倉。「おひとりさま」を満喫して、休憩場所を求めてたどり着いたのは――ある一軒の古民家カフェだった。
「あやかしも人間もどうぞ」
怪しすぎる看板を掲げたカフェの中で詩織を待っていたのは――新鮮な鎌倉野菜と地魚を使った絶品料理、そして「鬼」のイケメンシェフ、個性豊かなあやかしたち。ひょんなことからあやかしが見えるようになってしまった詩織は、そこのカフェで働くことに。
――古都鎌倉は、あやかしと人間が共存する、まるで異世界のような町でした。
元OLのどん底から始まる鎌倉カフェライフ。
疲れた心と体を、美味しい鎌倉ご飯と甘酸っぱい恋で癒やします!
登録日 2019.06.05
沖縄県の民家ではあるプラスチックボディーが現役で大活躍していた。
だが彼にはライバルが多すぎる故に、時代と共に役割そのものを危惧するに様になっていた。
彼の名前は『スーパーフ〇ミコン』!!
技術の進化によって続々とライバルが登場する彼の人生は…一人の人間と出会ったことで波乱を乗り越えて自分自身の可能性を見出されることになるのだ。
登録日 2021.01.03
めんつゆは正義!
白だしは故郷!
俺の肉じゃなくて、俺の作った肉じゃがを食えーっ!
他県からは修羅の国と揶揄される、九州北部のF県。五つの暴力団が抗争を繰り広げる街で、自称・若干あまりよくない星のもとに生まれた、ごく普通の男子高校生、坂田克真(さかた・かつま)は食堂を切り盛りしている。
食堂のオーナーは、美貌の男。裏社会で名を知られた竜胆夜壱(りんどう・よいち)
生まれ育ちすら不明の、博多の夜の街を仕切っている謎めいた存在。
そんなやっかいな食堂にやってくるのは、食えば不老不死になれると噂の克真の体を狙う様々な国の妖怪・魑魅魍魎、あやかしたちと、死の世界に半分、足を突っ込んだ、やっかいな人間だけ。
克真はなんだかんだとやっかいごとに巻き込まれながらも、持ち前のまっすぐな性格で、日々を乗り切っていく。
登録日 2017.11.08
不遇の少女は生贄に差し出されたのですが、旦那様は優しく紳士な妖怪でした!?
柚結《ゆゆ》はお母さんと二人暮らしでした。
とても貧乏でしたが、小さな茶屋と畑作りでなんとか親子二人で慎ましく優しさにあふれた幸せな生活をしていました。ですが……。
お母さんが長年の苦労がたたって病気で亡くなってしまい、柚結はお母さんの実家に引き取られます。
そこで柚結は衝撃の事実を知らされました。
「お前は17歳になったら鬼狐《おにぎつね》様の花嫁になるんだよ」
妖怪の神の花嫁とは供物のこと。すなわち、柚結は生贄になる運命だったのです。
この村里では鬼狐神は災いや天変地異を起こすと畏れられている。
ですが、柚結は運命を受け入れます。
母の実家の待遇はとても冷遇で、日々労働に明け暮れ、楽しみなどいっさいありません。
ある雪の降る寒い日、柚結が女中仲間のためにささやかな茶菓子を作ろうと台所に立つと、従姉妹の愛子に食材と高級な髪留めの泥棒扱いをされ、17歳になる前に婚礼衣装を着せられ家を追い出されてしまいました。
ゆく宛のない柚結は、猛吹雪のなか、雪山を彷徨います。
お腹は減り、喉が乾き、寒さに体温が奪われて、息も絶え絶えです。
「もう歩けない……。私、ここで死ぬんだ。……お母さんに会えるなら、死んだほうが幸せかも……ね」
気づけば柚結は、母とよく訪れていた小さな神社の祠の前で倒れてしまいました。
目を覚ますと……。
あったかい部屋に自分が寝かせられ、あったかいお布団のなかです。
そばで柚結と同じぐらいの少年がうつらうつらと座りながら寝ていました。
どうやら柚結を看病してくれていたようです。
少年は人間ではなく、なんと鬼狐神族の長だったのです。
「柚結お姉ちゃまがお兄ちゃまのお嫁さんなの?」
「違うよ、春乃。だって柚結さんとお兄ちゃんは婚礼もしていないもの。……家に帰れないのですか? 俺は妖怪です。……それでも、柚結さんさえ良ければうちに住みませんか?」
優しい妖怪、鬼狐神族の長の陽太《ようた》と陽太の兄弟たちとの、優しくて和やかで、時ににぎやかで……心穏やかな楽しい暮らしが始まります。
……時々、思いもよらぬ甘い胸キュンが待っているかもしれません。(*´艸`*)
これは、一人の居場所のない女の子が大切にされて愛され幸せになる物語。
登録日 2023.12.13
登録日 2015.08.01
古道具屋「せぴあ館桜小町」 店主 架暁(かきょう)
年齢性別不明の正体は年を取った座敷童。
そんな架暁が営業する店には助けを求める家具たちが集まる。
それらは長年生きた付喪神たち。
店のマスコット京人形の桜子とお茶を楽しみながら、ゆっくり流れる日常をどうぞ。
登録日 2022.02.23
「それでは謹んで、お預かりいたします」
さつきの幼馴染・航夜(こうや)の家は代々、所有者や周囲の人間に怪異や災いをもたらす「忌み物」をあずかって供養する「あずかり処(どころ)」という生業を続けてきた。
ある日、さつきは叔母からの頼みで「何度捨てても家の中に戻って来る」とある一冊の絵本を航夜の家にあずかってもらう。
しかしその日の夕方、叔母と一緒に来ていたはずの幼い従弟が突然姿を消してしまい――――?
これは彼らの日常と、人の世に隣合う境界の物語。
祟りや神隠し、呪い、憑き物、幽霊、あやかし……
少年少女が怪異に立ち向かう、ちょっと切ない青春ホラー。ぜひご一読ください。
※エブリスタ、カクヨムにも投稿しております。
【宣伝】
第八回ネット小説大賞にて『奇書館黄昏堂の魔女 ~名もなき手記と追憶の栞~』が受賞しました。
新感覚ビブリオファンタジー、この機会にぜひご一読ください!
登録日 2020.08.10
小学六年の夏休み、光成エポはひとりだった。
忙しい両親を海外に送り出した、その日。
とある影・ホオヅキと出会う。
「アナタは影を失くしています。はやく見つけないと、アナタの存在はこの世から消えてしまうでしょう」
影がない影響は、すでにエポの生活に支障をきたしていた。
なんだか体調が悪い。
物忘れが激しい。
爪を切る方法すら忘れていたエポは、ゾッとする。
「ボクが代わりに、エポさんの影の代わりになりましょう。そして、いっしょに影を探しましょう」
「どうして、協力してくれるの。何か、たくらんでる?」
「いえいえ。ボクは影ですから。影を失くした人のことを放っておけないだけですよ」
そう言ってホオヅキは、エポの家に転がり込んだ。
引っこみ事案のエポだったが、お喋りな影・ホオヅキにだんだんと心を許していく。
そして知りたくなる、ホオヅキの秘密。
「今、なんだかホオヅキのすがたが違って見えたような……」
影とめぐる、ひと夏の小さな冒険。
表紙イラスト・ノーコピーライトガールさま
登録日 2023.12.12
この世界には多種多様な生物が住んでいる。
その中には普通の人間には視ることも触ることもできない生物がいる。<br>だが、稀にそんな生物のことを視ることが出来る人間たちがいる。彼ら視える人間達はその生物をこう呼んでいた。『アヤカシ』と。
アヤカシを引き寄せやすい体質の米田優斗は、アヤカシを封じることのできる友人の猿木に憑いたアヤカシを祓ってもらっていた。
ある日、米田は猿木から『白い大蛇』のアヤカシの話を聞く。
別の日、小説家となった米田は出版社が開くパーティーに参加していた。
そこに刃物を持った男が乱入する。他の参加者を庇う米田だったが、犯人に殺されそうになる。
その時、米田の目の前に『白い大蛇』のアヤカシが姿を現した。
アヤカシによる死者が出る中、米田と友人である猿木は事件の真相に迫っていく。
登録日 2020.05.02
異形×SNS×ミステリー
異形とは妖怪、怪物、異星人など、人とは異なる種族のことを指す。
この世界には人と異形が共存している。
いや、共存ではない。人が異形をある一角に押し込み、監視、管理、研究をしていた。
異形たちの中には自由と平等を訴えるものもいた。また人の中には異形撲滅を叫ぶものもおり、さまざまな思想が入り乱れていた。
そこで暮らしている「相神 翔」はずぼらで引きこもり気味の異形と人とのハーフである。
人々に溶け込んで生活を送っていたが、ある事件をきっかけに、異形が関わるトラブルを解決していくことを決意する。
そして生まれ持った特殊な能力を使って、異形が関わる事件を解決に導いていく。
そんな彼を支えているのは、ネットで知り合った仲間たち。
またその仲間たちも一風変わった独特の感性を持った仲間たちだった。
仲間たちと協力して事件の情報を集め、特殊な能力を駆使して真相を導き出す。
これは引きこもりな異形探偵「相神 翔」とその仲間たちの物語である。
登録日 2024.07.01
登録日 2022.10.10
※たいあっぷ作品
もし「おもしろい!」と感じて頂けたら、ぜひレビューや「続きを買いたい」ボタンでの投票をお願いしますm(_ _)m
人気次第で二巻を出せるので、ぜひ応援よろしくお願いします!
ーーーーーーーーーー
鬼屋敷龍二は、国家最強クラスの陰陽師を母に持ち、自分もそうなろうと努力していた。
しかし彼に才能はなく、ついに諦めてしまう。
だがあるとき、母が急死し、謎の妖刀が龍二へ託された。
妖に襲われ、危機に陥った幼馴染を救うため、龍二は刀を抜く。
「――来いよ、クズ」
龍二は異様な姿へと変貌し、強大な封印が解かれた。
やがて、最強の妖として覚醒した龍二の元へ、妖が集まり百鬼夜行を築いていく――
これは、半妖が陰陽師となり百鬼夜行をも従えて成り上がる、和風バトルファンタジー!
※本作は、たいあっぷ様、エブリスタ様、小説家になろう様でも連載しております。
登録日 2021.06.08
夜中に突然目が覚めた首が取れていた!?
驚いているとおじいちゃんが同じく首だけであらわれた?!聞いてみると一族の何人かは先祖還りで飛頭蛮になるらしい。なんとか受け入れたと思えば妖怪の抗争に巻き込まれて……
登録日 2019.12.27
皇帝軍に殺害された義父の仇を打つ為に賢妃として後宮に潜入した道士、曇月。
今まで正体を隠して生活をしてきたのに、ある日、皇帝に仙術を使えることがバレてしまい――。
「どうか俺と添い遂げて欲しい。永遠に」
なぜか、そのまま溺愛されることに。
そのせいで、他の妃から嫌がらせを受けたり事件に巻き込まれたりしますが、持ち前の頭脳と仙術でなんとかします。
登録日 2024.12.19
冬──
クリムゾンと名乗る過激派に占拠された町工場。そこに最強の管理者にして、純白の聖女と讃えられる桂華院律の姿があった。
心ならずも異形の男達と交戦に及ぶ律。
妖刀『三日月宗近』を抜刀した律の剣技は、襲い来る異形の男達を圧倒し、事件は首謀者死亡によって解決したかに思われた。
時は流れ──
師走の東京に泡雪が舞い降る中、神尾平次は桂華院律の忘れ形見、漆黒の魔女と恐れられる月宮響と対峙していた。
平次が連れた少女を執拗に追う管理者。
暗躍する“見張る者”グリゴリが差し向けた異形の殺し屋達。
人の血肉を食らう"過激派"クリムゾンの刺客。
三つ巴の争いに"血まみれの狂犬"桐生霧子と"紅蓮の死神"夜之森琴も加わり、異能の魔人VS異形が繰り広げる死闘に都市(まち)は震撼する。
果たして、逃亡の先に少女を待ち受けるのは希望か?
それとも絶望でしかないのか?
そして、全ての真相が明かされた時、妖刀『童子切安綱』の切っ先を向けた月宮響は、人と妖(あやかし)の境界で立ち尽くす少女に如何なる審判を下すのか?
登録日 2014.07.15
東京の池袋から少し離れた閑静な住宅街の中にひっそりとたたずむコンビニ『ファミリーセブン南池袋店』。一見すると普通のお店だが、実は様々な幽霊が集まりやすいという不思議な特徴がある。
そこに一人の女子高生がアルバイトの面接にやってきた。
見習い巫女の浅間 麗(あさま うらら)だ。
彼女は祖母のすすめでここにやってきたという。
さっそく端整な顔立ちの青年店長、鎧屋 藤次郎(よろいや とうじろう)との面接が始まる。
しかし彼女はずっとしかめ面。
なぜなら彼の膝の上に妖艶な美女、アヤメが淫らな笑みを浮かべながら座っていたからだ。
しかも彼女は人間ではなく、狐のあやかしで……。
人を食ったような態度の女狐のあやかしと、いつでも一生懸命な見習い巫女。
デコボコな二人が怪事件に挑む!
◇◇
長坂洋子と長坂智子は、裕福な家庭の仲良しな高校生姉妹。
学校帰り、いつも一緒にコンビニに来店しては、アイスなどを買ってイートインスペースで過ごすのが彼女たちの日課だった。
しかしある日、妹の智子だけが来店してきた。
大人たちで大事な話をしている間、コンビニで待っているように、と自宅にいた姉から連絡が入ったというのだ。
しばらくして姿を現した姉の洋子。
「こんにちは。智子を迎えにきました」
彼女の何気ない一言から、事態は一変する――
◇◇
様々なあやかしや幽霊が集まる不思議なコンビニを舞台に繰り広げられるミステリー小説の第一弾!
※この物語はフィクションです
※エブリスタでも公開中です
登録日 2019.02.25
明治中期。
いまだ幕末の昏さを残す、帝都郊外。
瑞香は町外れの、小さな貸本屋のひとり娘。
生まれつき身体が弱い彼女は、店番をしながら少しずつ物語を綴り続けてきた。
あるとき、憧れの作家に送った原稿が文芸同人誌に掲載されることになった。
ああ、冬には、あの文士さまと、同じところに……。
だが、彼女は知っていた。
身体は秋までもたないと、医者が言っていることを。
生きたい。生きていたい。
はじめて心から願う彼女に、父親はある決断をした。
瓦斯灯がほのかに照らす明治の夜を。
巨大な月が運命を削りだす、激動の時代を。
そのあやかしは、生まれ出でて、跳んだ。
ねえ、あたしの喉を噛み切っておくれよ。
あんたの肝を喰ろうてやるからさぁ。
登録日 2024.08.23
「あやかし」と呼ばれる怪異が集まる町・鵺栖町に留学してきた幻は、あやかしに殺されバラバラになった祖母の遺体を集めている。
神社の息子・社や仲間達と共にあやかしに対峙するたび、変わる感情、深まる謎。
幻が集めているのは、本当は何なのか?
現代伝奇ホラーファンタジー。
初出:2011年(ブログ)
登録日 2020.04.11