8
件
いつもそうだ。
まなとが笑う。それだけで、すべてが救われたような気がした。
ゲイである自分を受け入れられない海、海からの好意を許す愛人、会えないあいだも愛人を想いつづけた太一。
高校時代に絡み合った三人の糸は、十年の時を経て解け、新しい形へと繋がっていく――。
恋とは呼べない。執着と呼ぶには甘すぎる。
言葉足らずの三人をめぐる、さみしくてやさしい恋の物語。
***
プロローグを含め、全11章。毎週月・水・金曜日に更新予定です。
こちらで全文掲載後、加筆修正したものを12月1日開催の文学フリマ東京39で本として発行します。
【11月6日追記】
更新話数を誤って投稿していました。
☑誤「2.真泉海」→正「3.真泉海」
☑️「2.夏目太一」が抜け
文字数 107,593
最終更新日 2024.11.15
登録日 2024.10.30
お気に入りに追加
0
文字数 2,066
最終更新日 2024.08.20
登録日 2024.08.20
とある田舎町に住むまゆは、幼なじみの里恵ちゃんのことが好きだった。
年上である里恵が社会人になり、顔を合わせることが難しくなっても、変わらず里恵ちゃんを想い続けている。
その一方で、まゆには同じく幼なじみである恋人・真登(まさと)がいた。
高校を中退し、家族との会話もなくなってしまったまゆ。
週の半分はアルバイトをして、残り半分は家でじっとしているだけの生活のなかで、里恵ちゃんへの想い、真登との関係、両親とのかかわりについて考えをめぐらせる。
参考文献
山田忠雄・柴田武ほか編、二〇一二年『新明解国語辞典』第七版、三省堂。
文字数 87,966
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
ふたりの高校生・明とシュウが、自分と向きあい、相手と対話する。ただそれだけの物語です。
※作中に自傷行為の描写があります。
文字数 95,066
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
地方都市の大学に通うひよりは、もやもやした思いを抱えながら、カメラを片手に街をひたすら歩いていた。
ある日ひよりは、日課である撮影の途中で、真一郎という少年に出会う。
ひよりはいつでも笑顔を絶やさない真一郎と過ごすようになり、お互いが似た状況にあることを打ち明け合う。
「まっすぐ息をしたい」。そう願うひよりが、真一郎と見つけたものとは――。
文字数 24,049
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
あなたの街でも、桜は咲きましたか。
「桜」にまつわる三篇の短い物語。
あたたかく、やさしく、だけどすこしだけセンチメンタルな
春という季節を生きるひとたちのはなし。
文字数 8,377
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.18
ハッピーだけどちょっとしっとり、雰囲気を楽しみたいひとに読んでほしいBL短編集。
一話完結、全年齢向けの作品だけ。書けたものから不定期に更新します。
※すべてpixivでも掲載しています。
文字数 13,067
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.01.10
8
件