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船の中で女流棋戦を見学していたハヤトは波に飲み込まれて遭難し、中世の王族であるローレンツ家の次男のリチャードとして生まれ変わる。また同じ船に乗っていた女流棋士の万理奈もハヤトと同じ世界に転生し王妃候補のマリナとして生まれ変わることになる。
一方、数百年前にローレンツ家の祖先に凍結封印された悪魔の女神のアポフィスが、皆既日食の日に邪悪な気のエネルギーを紫色に光る彗星から得て蘇り、人類を支配下に置き、蛇族の暗黒世界を構築しようと企んでいた。
ローレンツ家の周りでは不審で邪悪な気配に包まれようとしていた。
リチャードの親であるローレンツ一世は、邪悪な時代への始まりと祖先について記載された古文書を見つける。
ローレンツ1世は、後継ぎである長男に古文書を見せるが、長男はアポフィスの手がかりを探索する途中で忽然と姿を消す。
しかし、古文書には、邪悪な存在に立ち向かうには、赤い龍の紋様を纏った太陽の女神の末裔を見つけ出し、ローレンツ家の祖先がかつて邪悪な存在を封印した際に必要だった3つの神器を探し出さなければならないと書かれてあった。
3つの神器とは、赤い龍の紋章が刻印されたムラマサの剣、赤い太陽光が輝く奇跡のペンダント、凄まじい温度変化を引き起こす赤い月がある龍の駒に囲まれたティアラの3つである。リチャードとマリナは突然ローレンツ王から追放される。リチャードとマリナは同じ城から追放された仲間と共に、3つの神器を探し求める旅が始まった。
そして苦難の後、3つの神器を手にしたリチャードとマリアは神器のパワーを引き出す方法がわからないまま邪悪な悪魔と戦うが、苦戦を強いられる。
3つの神器のパワーを引き出すには、どうしたらいいのか、
リチャードは転生前の時代から持ってきた将棋の駒にヒントがあると思い出す。
二人は邪悪な存在の封印に成功するのか。
主要登場人物
王飛 万理奈(マリナ):美少女女流棋士 ※( )は転生後
ハヤト(リチャード・ローレンツ):将棋とフェンシングが趣味の男 ※( )は転生後
アポフィス:邪悪な女神で悪魔の化身
ブームスラン:アポフィスの家来
ローレンツ王:リチャードの親でアーカート地方の王
メイ:リチャードの兄で第一王子
イザベラ:女占い師
ルシア:ローレンツ家のメイド長(侍女)
アリス:ローレンツ家のメイド見習い
トマス:リチャードの侍従、ルシアの従弟
アーム:従卒長
ベクター:ローレンツ家と対立している豪族
アリシア:ベクターの愛人
滝 宗因(タキ):男性棋士 ※は転生後
エミリ:修道女、アームの従妹
文字数 86,744
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.08.31
令和に京都の能楽堂で能面をつけた殺人事件が発生して、性に興味津々の女子高生棋士と初心なイケメン刑事が一夜明けたら二人は戦国時代の初代将棋名人候補の子供とその許嫁に転生。その戦国時代は正しい歴史からずれた異世界戦国時代だった。家康が天下を取れず初代の将棋名人も別の人になりそうな歴史を正しい状態に戻すため、天才女子高生棋士とバディの刑事が、希望を言えば望みが叶うといわれる月の小面を探す。月の小面は戦国時代に秀吉と家康が所有していたものだったが浜松城で忽然と小面が消失した。戦国時代の思惑で家康の敵も月の小面を追っている中で、天才女子高生棋士とバディの刑事はチート魔法が発動できるスマホを手にして、魔犬を操る敵と戦い、果たして月の小面を手に入れられるのか?!
少し歴史と違った戦国時代を舞台に繰り広げる和風ファンタジーです。
そして最後に、二人は結ばれる⁉
文字数 133,278
最終更新日 2022.12.05
登録日 2022.09.27
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