唄川音

唄川音

主に児童文学とファンタジー作品を書く、児童文学作家志望です。読んでいただき、ありがとうございます。お気に召した際は、お気に入り登録やコメント、エールなどいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
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ファンタジー 連載中 長編
紙からインクを取り出す魔法を使う「ロティア」は、画家の「リジン」の家に住み込み、絵のインクを取り出す仕事を依頼される。 画家の絵を消すという不自然な仕事と、口数が少ないリジンに、ロティアは初めは戸惑ってしまう。しかし、すぐにリジンの持つ優しさに気づき、良好な関係を築いていく。 そんなリジンには、自分の魔法に関する誰にも言えない秘密がある。その秘密によって、リジンは絵を描かなくなり、ふたりは引き裂かれることになる。 しかしロティアは諦めなかった。親友のハト・フフランや友人たちから知恵と協力を得て、リジンとの再会を果たす。 ロティアの見つけ出した方法で、リジンは再び絵を描くことができるのか。 ◆ こちらは【【完結】夜空色のインクで描くのは】の続編になりますが、未読でもお楽しみいただけます。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/343288157/533731296
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小説 35,818 位 / 192,049件 ファンタジー 5,273 位 / 44,596件
文字数 170,459 最終更新日 2024.12.19 登録日 2023.07.17
恋愛 連載中 長編
五歳の時、シュゼットはブランデーを作るための水蒸気蒸留装置を見たことで、自分の前世の記憶の欠片を思い出す。これを使えば、植物から精油を蒸留できること、そしてその精油を使って、人々の心身を整えられることを。シュゼットは前世ではフランス人で、植物の力を借りて、人々を癒す仕事をしていたのだ。 しかし、まだ五歳のシュゼットは、それが自分の前世の記憶だとは思わず、「これは神様がわたしの役割を示すために見せている不思議なイメージだ」と勘違いをする。シュゼットはその「神のお告げ」を頼りに、今世には存在しない「植物の力を借りて、人々を癒す仕事・アロマテラピー」に取り組んでいく。 モフモフの小さな相棒犬・ブロンと優しい祖母と共に暮らしていたある日のことだった。シュゼットは道端でぐったりと眠る青年・エリクに遭遇する。シュゼットが慌てて起こすと、エリクは単なる寝不足が原因で道端で寝てしまったという。ひどい睡眠障害だ。そこでシュゼットはエリクの睡眠習慣を、植物の力を借りて改善することを提案する。睡眠の悩みを抱えていたエリクは喜び、シュゼットのおかげで徐々に改善していく。 順調に見える日々の一方で、シュゼットにも悩みがあった。それは、時折届く、嫌がらせの手紙だ。その手紙の内容は、シュゼットの自然療法をやめさせようとするもの。ただし、手紙が届くだけだった。 しかしシュゼットの家で、エリクにアロマトリートメントをした日、ドアを叩かれるという嫌がらせにあう。そんなシュゼットたちを心配したエリクは、用心棒として一緒に暮らすことを提案し……。 前世の知識を駆使して、植物の力で人々を幸せにするハッピースローライフ。 ※精油やアロマトリートメント、ハーブなどを取り扱っていますが、筆者は関連する資格所有者ではなく、本で集めた知識を使っているため、作中の描写を百パーセント参考にしないでください ※精油やアロマトリートメント、ハーブなどを使用する場合は、専門家や専門店にご相談ください 表紙は「同人誌表紙メーカー」様で作成しました。 URL https://dojin-support.net/
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小説 24,851 位 / 192,049件 恋愛 11,212 位 / 57,183件
文字数 84,553 最終更新日 2024.11.23 登録日 2024.03.03
時計好きなソニアの日課は、「機械式時計のネジを回すこと」。この機械式時計は、ソニアにとって初めての自分だけの時計だ。 ある日、ソニアがおつかいに街へ出ると、一人の少女が転んでケガを負っているところに遭遇する。 ソニアは迷わずに少女に手を貸し、手当しようとする。 しかし少女は、「先を急いでいる」と言って、なぜか迷惑そうだ。 その時、港町の高台にある「魔法のお屋敷」から、3頭の馬がすさまじい勢いでかけ下りてくる。 「マルチナ様、どこですか!」とどなりながら。 その馬たちがソニアと少女の後ろを走り去ると、突然少女が「あなたのおかけで、あの馬たちからうまく逃げられたんだわ!」と言って、興奮し始める。 なんとソニアが助けた少女は、魔法のお屋敷の一人娘であるマルチナだったのだ! ◆ 「あなたといれば、わたしは見つからずにすむのよ!」 魔法のお屋敷から抜け出したい魔法使いの少女・マルチナと、時計が好きなごくふつうの少女・ソニアが出会った時、マルチナの不思議な事実が明らかになる。 こちらの作品は、カクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
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小説 192,049 位 / 192,049件 ファンタジー 44,596 位 / 44,596件
文字数 117,805 最終更新日 2024.05.05 登録日 2023.02.26
ライト文芸 完結 ショートショート
姉妹を繋ぐのは本。 椛(もみじ)の一番の親友で、理解者である姉の椿が結婚する。絵本が好きな椛と、小説本が好きな椿。嬉しい時も、悲しい時も、姉妹を繋ぐのは、「本」だった。 結婚という旅立ちをする椿が、椛に贈る最後の本は……。
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小説 192,049 位 / 192,049件 ライト文芸 7,619 位 / 7,619件
文字数 3,593 最終更新日 2024.02.01 登録日 2024.02.01
クラスメイトの青瀬は不思議な人だ。野球部だけど熱血っていうよりは、のんびりしていて目立つ方ではない。そんな青瀬が、古書店の孫娘であるわたしに、詩集の取り置きを頼んできた。野球部男子が詩集を、それもイギリスで書かれた古い詩集を読むなんて意外! でもこの詩集をきっかけに、わたしと青瀬の距離は、ゆっくりと近づいて行く。
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小説 192,049 位 / 192,049件 恋愛 57,183 位 / 57,183件
文字数 12,723 最終更新日 2023.08.31 登録日 2023.08.22
「お茶室は密会の場だったんだって!」 突拍子もないことを思いつく幼馴染の陸に呼び出された日和。 案内されたのは、陸が納屋の中に作った、畳一畳分のお茶室だ。 コンビニで売っている抹茶入りの緑茶と、和菓子まで用意されている。 どうやら陸はこのお茶室で、誰にも秘密の話をしたいようで……。 大学受験を目前に控えた秋。 世界一小さなお茶室で、幼馴染二人の密会が始まる。
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小説 192,049 位 / 192,049件 青春 7,029 位 / 7,029件
文字数 6,436 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
ロティアは少し変わった魔法が使える。それは「紙に書かれた絵や文字のインクを取り出せる」という魔法だ。珍しいけれど役に立たない魔法しか使えないロティアは、「自分は由緒ある魔法一族のできそこないだ」と思っている。 悲しみに暮れる中、ロティアは、真っ白いハト・フフランと出会い、魔法の力を貸してほしいと頼まれる。 フフランの頼み、それは、街中に溢れる忘れ去られた掲示物からインクを集めて、ある場所に絵を描く事だった。 不思議な頼みだが、自分を必要とされたことにロティアは喜びを感じ、少しずつ前向きになっていく。 ◆ 自分を愛せない少女と、明るくひたむきなハトの出会いが、世界を平和へ導く。 ◆ タイトルを 「魔法使いロティアと黒インクのハト」 から 「夜空色のインクで描くのは」 に変更しました。
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小説 192,049 位 / 192,049件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件
文字数 14,573 最終更新日 2023.03.18 登録日 2023.03.18
魔法使い見習いのセル・ターニャは、魔法使い認定試験として一ヶ月の間、魔獣の暮らす森で、一人で過ごすことになった。 試験の内容は、 「魔獣から身を護るため、彼らの空腹を満たす料理を作ること」。 用意された魔獣菜を使って料理を作るが、魔獣は見向きもしてくれず、途方に暮れてしまう。 身の安全と、試験の合格のため、セルが思いついたアイディアとは……。
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文字数 7,647 最終更新日 2023.02.18 登録日 2023.02.18
魔法使いは魔力の源であるせっけんを握って生まれてくる。ウィロウ・ウロロは、せっけんを握って生まれてきた。 不思議な旅人の女性、キュス・スルベスに使い方を教えられたウィロウは、人を助けるために魔法を使う。 しかし魔法は、ウィロウが思っているよりもずっと強く人の心を蝕むものだった。それを知ったウィロウは……。
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文字数 3,902 最終更新日 2023.02.11 登録日 2023.02.11
 中学一年生になり、初めて一人で電車に乗った奏はうっかり寝てしまい、最寄りの駅を乗り過ごしてしまう。仕方がなく、知らない街で電車から一度降りることに。その街はとても変わっていた。  大きなクマのぬいぐるみが置かれたレコード屋、革張りのソファや振り子時計、足踏み式のミシンなどを扱う古い家具屋、エプロン付きワンピースを着たトルソーが並ぶ古着屋など。少し不思議なお店が軒を連ねるアーケード商店街を通り過ぎようとした時、車一台がようやく通ることができる横道が目に入った。  その横道を進んでいくと、「乗り過ごし鉄道」という名の絵本屋に行き当たる。  世界中の絵本を扱うこの店を、奏はこの街で最も不思議なお店だと思った。  なぜか。  それは、この店の中で絵本を読むと、絵本の世界中に入り込むことができるからだった。 ◆  不思議な絵本屋に出会った少女の世界は、少しだけ明るく変わっていく。
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小説 192,049 位 / 192,049件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件
文字数 5,996 最終更新日 2023.02.03 登録日 2023.02.03
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