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衣純(いずみ)は、大学卒業後の就職先が無事決まり、ホッとしていた。直接の上司になりそうな榊はかっこいいし、これから人生楽しくなる!とワクワクしている。
誰もが憧れて当然の榊に対する気持ちは、次第に本物の恋へ。ところが、いざ入社してみると、同僚は元カレ、担当の取引先も元カレ。おまけに一年ぶりに帰った実家には、最初の彼氏だった高校教師が住み着いていた。彼は母の再婚相手なのだという。
思わせぶりな元カレたちに振り回されながらも、榊との距離は少しずつ近付いていく。果たして衣純は誰と結ばれるのか。
途中、切ない展開がありますが、ハッピーエンドです。文庫換算で250ページくらいを予定。
R18シーンがあるのは*のエピソードです。
【登場人物(年齢は衣純の就職年)】
香原衣純(こうはらいずみ)23歳 主人公
榊竜司(さかきりゅうじ)38歳 上司
天城恭一郎(あまぎきょういちろう)30歳 高校教師
南條真(なんじょうまこと)23歳 衣純の高校の同級生
ノア・マサル・ライトナー(愛称は「王子」)22歳 衣純のお見合い相手
香原麻衣(こうはらまい)衣純の母
山野辺千香(やまのべちか)衣純の親友
文字数 39,378
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.08.22
19歳の礼生(レオ)は、ある日突然異世界に飛ばされた。森の中で地震と景色の歪みに驚くが、助けてくれた男にファーストキスを奪われますます驚く。やがて辺りは静まった。力を貸してほしいとお姫様抱っこで王宮に連れていかれ、長い黒髪の彼が陛下と呼ばれていることを知る。豊かで人々の心も穏やかな国に思えるのに、なぜか彼は悲しそうで、「大罪人」を自称している。力になりたい一心で身を任せ、その男、ラトゥリオ王に心を奪われていく。
どうやらレオは、強大な王のエネルギーを暴走させないための能力を持っているらしい。
では、王が大切にしてくれるのはその能力のためだけで、特別な気持ちはないのだろうか。
悩みながらも異世界に馴染んでいくレオ。かつてラトゥリオと深く愛し合っていた男の存在や、ラトゥリオと結婚した場合の後継ぎのことなど、次々に新たな問題に直面するが、持ち前の明るさで皆に愛され、生きる場所を見つけていく。
第1章 大罪人と救世主
第2章 帰れない、帰らない
第3章 ラトゥリオとアントス
第4章 元カレとお世継ぎ問題
第5章 家族
33歳×19歳。
*付きの話は大人向け。
文字数 80,411
最終更新日 2024.10.30
登録日 2024.10.27
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