「かに」の検索結果
全体で9,328件見つかりました。
桜田染乃・95歳は、異世界転移に巻き込まれた。
「勝手に死ぬから放っておいて。」
そう言って染乃は自分を誤って召喚した王の城からそそくさと出て行った。
当然彼女を誰も追わず、何事も無かったかのように物事は進んでいく。
染乃は静かで綺麗な死に場所を求めて街中をさまよい歩くが、何故か身体が軽く死にそうにない。
仕方なく、異世界で暮らしていくため、そして安らかに死ぬため、ゆっくり暮らしていく。
…しかし、転移者の宿命か、何故かトラブルが染乃の下に集まって来てしまい…
「なかなか死ねんねぇ…」
文字数 14,493
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.07.01
「いつか、私が『ヒーロー』として1人前になった時、私は滅びに向かう故郷を救い愛する女性を護る為、『ここ』から居なくなるだろう。だが……その日まで、お前の背中は、私が護る」
二〇〇一年に「特異能力者」の存在が明らかになってから、約四十年が過ぎた平行世界。
世界の治安と平和は「正義の味方」達により護られるようになり、そして、その「正義の味方」達も第二世代が主力になり、更に第三世代も生まれつつ有った。
そして、福岡県を中心に活動する「正義の味方」チーム「Storm Breakers」のメンバーに育てられた2人の少女はコンビを組む事になるが……その1人「シルバー・ローニン」には、ある秘密が有った。
その新米ヒーロー達の前に……彼女の「師匠」達の更に親世代が倒した筈の古き時代の亡霊が立ちはだかる。
同じ作者の別の作品と世界設定を共有しています。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。(pixivとGALLERIAは掲載が後になります)
文字数 86,937
最終更新日 2022.03.28
登録日 2021.08.07
今日の昼は「すしだ!」朝からすしを食べると決めていた男のはなし
口人格ってのがある。今日はカレーの口、ラーメンの口、ピザの口のように。何を食べたいかなんてのは、頭よりも「口」が決めてるんじゃないかってくらいに、理性が働かない。そんな今日のお昼の口は「すしの口」。寿司ではなく、鮨を食いに朝から準備して出かけた男。いつも前を通りかかるだけの、気になる鮨屋「とめ鮨」。意を決しての初「鮨屋」。寿司ではなく鮨。そこで出てきた驚きの「すし」とは?
いつも、誰かに何かを決められている、自分の意志なんてないんじゃないか、お昼ごはん何食べたい?なんてのも自分の意志すらないんじゃないかと、そんな「自分の意志」の危うさについて、考えた時に着想した短編です。
読んだあなたは、何の「口」になるでしょーか。
文字数 4,551
最終更新日 2024.07.05
登録日 2024.07.05
ケジョで色気ナシ、しかも悲しくても泣けない……という自他ともに認める「可愛げのない女」の大学生・七緒は、幼馴染みの遥人に対して密かに思いを寄せているが、顔を合わせればいつもケンカばかり。しかも遥人が、大学卒業後に恋人・咲良と結婚すると聞いて大ショック! そんなとき七緒は、地元で五十年に一度行われる「蛙神」と結婚する儀式で、花嫁となる「蛙姫」に「お告げ」によって選ばれてしまう。儀式の前に「何かあったら俺を呼べ」と遥人から珍しく真剣な様子で言われた七緒は、不安を抱きながらも儀式に挑んだところ、蛙神として現れたのは遥人そっくりの男だった。そんな彼に「我と子作りをしよう!」と迫られてしまい……。
登録日 2016.09.13
僕、高橋悠人は冴えない大学生だった。成績も平凡、運動神経も平凡、容姿も……うん、平凡。目立つことなく、誰かに必要とされることもなく、そんな日々を過ごしていた。
しかし、ある日を境に、僕の人生は180度変わることになる。いや、正確には人生じゃなくて、"存在"そのものが変わったんだ。
その日、僕はいつものように大学からの帰り道、頭を空っぽにして家路を急いでいた。すると突然、空から謎の光が降り注ぎ、僕を包み込んだ。気がつくと、僕は見知らぬ場所にいた。目の前に広がるのは、異様な光景。空は紫がかり、地面は黄金色に輝く砂が広がっている。そして、僕は……ごみ箱だった。
そう、文字通りのごみ箱。四角く、蓋もなく、中を覗くと何も入っていない。でも、なぜか意識はある。視界もある。ただ、体は動かせない。これが転生ってやつか……。
最初は混乱した。でも、すぐにこの新しい"体"に秘められた力に気づく。この世界では、人々が捨てる"ごみ"が、僕にとっての"力"になるのだ。ごみを吸収することで、僕は強くなれる。そして、この異世界ではごみがとても価値のあるものらしく、人々はごみを捨てるために僕のもとを訪れる。
最初に吸収したのは、小さな紙くず。それを吸収した瞬間、僕の内部に微かな力が宿るのを感じた。次に吸収したのは、壊れた剣。これを吸収したとき、僕の中に新たな感覚が生まれた。まるで、その剣の持つ歴史や物語まで吸収しているようだった。
日が経つにつれ、僕のもとには様々なごみが持ち込まれるようになった。食べ残し、壊れた武器、さえも古い魔法の書。それらを吸収するたびに、僕の中の力は大きくなっていった。そして、それと同時に、この世界に隠された秘密や、人々の生活に深く関わる真実も少しずつ理解していくことになる。
ごみ箱として転生した僕は、この異世界で何を成し遂げることができるのだろうか。そして、本当の意味での"価値"とは何なのか。そんな冒険が、今、始まろうとしている。
登録日 2024.02.20
登録日 2008.10.05
IR法案が可決し、日本最初のカジノが、日本のどこかにできることは、確実となるようだ。
そんな時代に、少しカジノに関する、昔話を描いてみようと思って記します。
文字数 11,639
最終更新日 2019.09.25
登録日 2019.09.08
あなたは誰かに頭を下げたことがありますか?
これは仕事で失敗をしてしまった男が頭を下げるだけの話です
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています
文字数 1,137
最終更新日 2020.02.04
登録日 2020.02.04
これは剣と魔法の世界のどこかにある大陸のお話。
強大な魔王と勇敢に戦った末に、不治の呪いに侵された騎士の魂を、安らかに天界に送る役目を負った魔法使い〝天葬師〟。
そんな超特殊な魔法を習得し、天葬師として日々を生きる少女、エヴィ。
しかしある日、エヴィは大昔から大陸を脅かす魔女の策略で、王女暗殺未遂の容疑をかけられて処刑されてしまう。
王女と実の姉妹のように親交があった彼女は、王女や崩れかかった国を救うため、死の淵をさ迷う中で世界の脅威とされる呪いの化身〝魔王〟の力を内に取り込む。
〝天葬の魔王〟となった彼女は単身、王女救出へ挑み、辛くも救出することに成功する。
しかしそんな二人を待ち受けていたのは、モフモフ紳士の獣人魔法使い、隣国のスケベ皇子&ドSな近衛侍女、エヴィお姉様大好きエルフなど一癖ある人物ばかり。
この個性的な出会いの中で、エヴィは人としても魔王としても急成長。王女と時に支え合い、ぶつかり合いながら、絆をより強固なものにしていき、その絆が周囲に勇気と立ち上がる力を与えていく。
魔女を盲信し崩壊していく国や組織の仕掛ける様々な困難を乗り越え、仲間達は救世のパーティとして世界に知られていくようになる。
人類の〝死〟と〝生〟を救うため人であることを辞めたエヴィの、世界を巡る冒険の先に待っている未来とは。
「小説家になろう」「ツギクル」でも連載しております。
登録日 2021.01.28
俺は25歳。若手のプロパー社員だ。
折れの下に10歳年上の派遣君がきた。
仕事がのろい派遣君がうっとうしいはずなのに、どうしても彼を無視できない俺がいた。
文字数 3,506
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.26
人間にとってはありふれた日常、でも吸血鬼にとってはディストピア。それが現世だった。
人間との悲恋に身を焦がした吸血鬼の王は、世界中の吸血鬼に繁殖も、吸血もできない呪いをかけた。彼らに残されたのは緩やかに力を失って死ぬまでの途方もない時間だけ。そんな最後の世代となってしまった吸血鬼の、男二人のゆるゆる共同生活。ただ、それだけ。
文字数 15,371
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.10.28
突然のリストラで妻と娘に家を出ていかれた中年フリーター、安堂伊知郎。
ある日コンビニで晩飯を買うためレジに並ぶと、小銭が足りないことに気づく。
もたついた伊知郎に差し出される、五円玉。
誰が代わりに払ってくれたのかわからぬまま、頭に響く安藤家の家訓。
借りたものは返せ。
僅かに見えた背中を頼りに伊知郎の”返し”が始まるのであった。
一方で、真盛橋羽音町では学生を狙ったクスリの売買が増加しつつあった。
売人狩りを趣味と謳う佐山勝は、女子高生が購入する現場に遭遇し、クスリの売人である二人組を追いかけて──
真盛橋羽音町で巻き起こるヤクザ、警察、自警団の己が信念をかけた大乱闘群像劇。
文字数 239,443
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.01
大好きな乙女ゲームの中に転生した。しかも可愛くて誰もが好きになるヒロインに。目指すは逆ハーレムルート一択!だってここはヒロインのための世界だもの。――確かに、この世界はヒロインのための世界だったのかもしれない。
※途中でSideが変わります。
※倫理観に難があるヒロイン(?)の話から進むため、最初はかなりイライラすることも多いかなと思いますのでご注意ください。
※ハッピーエンドタグは全体を通してですので、初めの主人公に対してのものではありません。
※中編程度を予定しております。7月いっぱいには書き上げる予定。
※小説家になろう様にも同内容の掲載があります。
文字数 27,423
最終更新日 2024.07.11
登録日 2024.07.01
毎日、電車をつかって会社とぼろアパートを行き帰りする毎日に
嫌気をさし孤独な日々を送っていたサラリーマンのスケオ。
彼は高校卒業して以来会わなかった憧れのマドンナ、藤ミネ子と再会し
彼女の美貌に惹かれ一夜を共に過ごした。
しかし、スケオは以前から会社の後輩のマコトも惹かれていた。
ミネ子とマコトの板挟みになり、葛藤をするスケオ。
ある日、居酒屋で酔っているマコトに迫られ、理性に負け唇を交わそうとした。
その時、何者かがマコトの顔面スレスレに出刃包丁が飛んできた。
一体、誰がこんな危ないことを!警察沙汰となった。
マコトを襲おうと企んでいる、プレイボーイの伊藤の仕業かと考えていたが…犯人は一体。
時々怖い表情を見せるミネ子も疑うようになった。嫉妬したミネ子の仕業かもしれないとも思った。
そう考えている内にスケオの自宅の郵便受けに脅迫状の紙がねじ込まれていた。
その紙を広げてみた。どうやらマコトは何者かに誘拐されてしまったらしい。
次から次へと起こる、色っぽい青春ミステリー。
文字数 78,665
最終更新日 2020.03.05
登録日 2019.09.17