「ほっこり」の検索結果
全体で5,795件見つかりました。
「あれが見たかったな。確か6年生の時隠したのよ、小学校の…どこだったっけな…。」
病弱で気が参ってしまっている入院中の母親。彼女の見たがっているものを探し出し元気づけるために、あかりは一人小学校で調査を始める。
文字数 7,971
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.25
専門学校を辞め、仕事についてはすぐ辞めてしまう主人公が、叔母の勧めで郵便局(配達)に勤めてみることになった。
配達なんてキツいし、男しかいないムサイ会社だと思ったが、配属先は女の子ばかりのとんでもない局だった!
こんな俺が仕事を続けていけるのだろうかと、そんな小説です。
文字数 157
最終更新日 2022.03.25
登録日 2022.03.25
きっかりいつもの時間に家を出て、いつもの時間に会社に着き。自分の机の周りを綺麗に掃除し、前日までの資料に目を通し、今日やるべき仕事のスケジュールを見直す。
始業時間ぴったしに仕事をはじめ、終業時間には終わる。そんないつもと変わらない一日になるはずだった。
カクヨムお題<KAC20212 走る>参加作品。
※<KAC20213「イクメンパパの奮闘記」>と同じ家族の話です。話はそれぞれ独立した話なので、読んでなくても大丈夫、興味を持った方は両方読んでみてください。
文字数 2,070
最終更新日 2021.06.04
登録日 2021.06.04
お気に入りに追加
0
春の子燕駅は、ツバメのヒナの鳴き声でにぎやかだ。
電車が好きな優を連れてツバメ列車に乗った愛美だが、はしゃぐ優に対して、乗客たちの視線は冷たい。
そんな中「大丈夫よ。あなただけじゃないわ」と温かな声をかけてくれたのは、上品な感じのマダムだった。
ツバメ列車に揺られながら、マダムと束の間の会話を楽しむ愛美。
同じ電車に乗り合わせた二人。
明かされた二人の共通点とは……。
ローカル電車で紡がれる、ちょっぴり不思議で、切なくて、優しい物語。
文字数 15,092
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.05
時は江戸、尾州半田。ひょうきん者の久兵衛さんは、村ではあることでちょっとした有名人。
久兵衛さんの元には、今日も村人たちが、各々の恥ずかしい秘密を、打ち明けに来ていました。
文字数 2,595
最終更新日 2020.03.27
登録日 2020.03.27
元死神で任務に失敗したために追放され能力も失った男は神田詩郎と名乗り、現世でたこ焼きの屋台を切り盛りしていた
そもそものきっかけは毒親母子家庭育ちの身長197センチ、体重100キロを超える巨大小学生の篁 聖(タカムラ ヒジリ)が発する心のSOSをキャッチしてお望みどおりに命を頂戴しようとしたところ、たこ焼きの屋台主でもある奥戸利保によって妨害されてしまった。その挙句、かわりに奪うつもりだった奥戸の命も取り逃したことで詩郎は死神をクビになり、彼らの世界から追放されてしまったことだった
仕方がないので奥戸の説得により弟子入りした(?)詩郎は自らも屋台に立ち、日々たこ焼き修行に励んでいた。しかし、ある日そこに突如として出現した異形のタコ人間によって奥戸は連れ去られてしまう。自らも絶体絶命のピンチに立たされた詩郎を助けに来たのは現代にフラリとやって来て、奥戸の屋台でたこ焼きを食べて感銘を受けたという正真正銘のサムライであり剣豪の酒井正次郎親保だった
酒井、そして毒親と決別したヒジリは詩郎に奥戸救出を申し出る。詩郎は全ての事情を話し、彼らを伴って死神の世界へと舞い戻ることにした
死界を追放された裏切り者の元・死神として……
文字数 40,431
最終更新日 2020.11.04
登録日 2020.07.04
文字数 7,387
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.14
飲むと頭が良くなります。
ただし副作用で頭が悪くなります。
……なんてことは一応ないようで、テレビCMでも白衣を着た医師が「これであなたの頭はキレッキレ!」とおっしゃっています。
一部には「あのドリンクは体に悪い。けしからん」というキレかたをされている方々もおられますが、売れ行きは好調のようですよ。
文字数 1,957
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.28
「第1回きずな児童書大賞参加作」宝船竜也は先祖代々宝探しに人生を賭けるトレジャーハンターの家に生まれた。竜也の夢は両親や祖父母のような世界1番のトレジャーハンターになる事だ。だが41年前、曾祖父が現役の時代に、世界に突然ダンジョンが現れた。ダンジョンの中でだけレベルアップしたり魔術が使えたりする上に、現れるモンスターを倒すと金銀財宝貴金属を落とす分かって、世は大ダンジョン時代となった。その時代に流行っていたアニメやラノベの影響で、ダンジョンで一攫千金を狙う人たちは冒険者と呼ばれるようになった。だが、宝船家の人たちは頑なに自分たちはトレジャーハンターだと名乗っていた。
文字数 119,105
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.07.30
現代社会に疲れ切った由香、「あぁ、今日も疲れた、、、」愚痴は出てくるが家路につくのもあと少し、目の前の横断歩道を渡れば愛しの家に着く。
「危ない!」急にそんな声を聴いた後ー
ドンッ!
体が宙に投げ飛ばされる感覚。
こんなところで死ぬのか、そんな考えが頭をよぎる。
そして地に打ち付けられる感覚とともに視界も暗くなっていく、温かい液体が自分を中心として広がっていき、不快感が増した。
「もっと、生きたかった」
もっと挑戦したいこともたくさんある。
結婚もして、子供も産んで、おばあちゃんになって、、、
「もっとしたいこと、いっぱいあったのに、、、」
もうか細い声しか出すことが出来ない。
薄れ行く意識の中、この世の未練がぽろぽろと出てくるが、もうかなわない。
とうとう由香は意識を手放してしまった。
『幸せになろう。一緒に』
ゆっくりと意識が浮上する感覚。そして目を開けられることに気づいた。
「母様!アナが目を覚ました!」
小さい男の子の声が聞こえてくる。まるで誰かが長く目を覚まさなかったかのような口ぶりだ。
それと同時にバタバタと駆けてくるような足音。
「まぁ!アナスタシア、、ほんとに、本当によかったわ、、」
温かい。温かいなぁ、、
これは、生まれ変わった少女がみんなを幸せにする物語。
文字数 888
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.06.01