バレー部小説一覧
6
件
バレー部のエース、江田月戸は、部活に真剣で
告白されてもすぐに断る。
そんな中、彼の事が好きで、だけど告白できない三人のヒロインが…
文字数 142
最終更新日 2024.10.15
登録日 2024.10.15
毎日せっせと野菜を育てる高校生の綾野は、裏庭に面した体育館から聞こえてくるバレーボールの音に毎朝耳を傾けていた。
そんなある日、体育館を何気なく覗いてみた綾野は主将でエースの松岡に声を掛けられる。
「畑で野菜、育ててるだろ?」
その日から会話を交わすようになり、実は松岡は野菜が苦手で彼が食べられるように工夫する綾野。
互いに惹かれていく二人のほのぼの恋愛学園ライフ――。
* * *
2016年に書き上げた短編です。
文字数 15,796
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.07.11
(1)セミが鳴り止まない暑い、ある夏の日。私は自分への見る目が変わった。
私は高校2年。男子バレー部のマネージャーをしている。今日は自分たちの学校で他校との練習試合がある。練習試合開始は8時。でもマネージャーとして早めに学校についてビブス、ドリンク、体育館の試合の準備。などやることは山ほどある。だから私は1時間早く学校について準備をする。残念な事にマネージャーは私1人。
「1人ぼっちできつい。やめたいな」
と思ったことは今までもあったが選手の活躍の貢献できていると感じる事ができてからはその気持ちは吹っ飛んだ。だから今もこうやって男子バレー部のマネージャーを続けて来れている。
(2)
今日の練習試合は5勝1敗。1敗したものの競った試合だったので選手たちもいい経験になったようだった。そして体育館の片付けを終え、家に帰る。
「疲れた。、、」
この一言しか出ない。でもマネージャーはきついもの。自分は当たり前の事をしているだけと自分に言い聞かせた。男子バレー部は部員30人と学校の中でも部員1番多い部活動だ。その全員分のドリンク。ビブスを用意してスコアと選手のミス、癖などをノートにメモする。まるで海で縦横無尽に動き回るマグロのようだ。家に帰るとすぐにお風呂に入る。ここでふと私は思った。
「どの部活のマネージャーもこんなにきついのかな?」
疑問を持ちながら風呂を出て、タオルで頭を拭きながら居間で考え込んでいると、、
「何でそんな怖い顔してんの?笑」
と兄が話しかけてきた。
「お兄ちゅんのサッカー部のマネージャーって練習試合の時は何時に学校にきてる?」
「何だよ急に。8時ぐらいじゃね。ドリンクもビブスも俺たちがやってる。マジで動かんのよ笑」
「えっ!?!?」
私は驚きを隠せなかった。8時試合の準備も終わらせて、選手のアップをみてノートを取っている時間だ。
「こんな差があったんだ。じゃあ私のやってる事ってズゴイ事なのかな?」
今までは自分が普通だと思って行動してきたが、周りをみたらそんな事はないらしい。自分はすごい人。素直に嬉しかった。
(3)
あの日の夜の兄との会話をきっかけに私はよりマネージャーの仕事に熱心の取り組むようになった。なぜなら自分は普通ではない事がわかったから。
「私はすごい人」
と心の中で言いながら今日もドリンクを作り、ノートをとる。
文字数 3,480
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.03.16
高校バレー部に入り、初めて恋と言うものを知った。
でもその恋の相手は同性だった…
佐藤貫悟(さとうかんご)と
塩田奏太(しおたかなた)の織り成す青春純愛(?)ストーリー
文字数 63,488
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.10.28
──私の想いは届かない。私には、気持ちを伝えるための”声”がないから。
幼馴染だった三人の少年少女。広瀬慎吾(ひろせしんご)。渡辺美也(わたなべみや)。阿久津斗哉(あくつとおや)。そして、重度の聴覚障害を抱え他人と上手くうち解けられない少女、桐原悠里(きりはらゆうり)。
四人の恋心が激しく交錯するなか、文化祭の出し物として決まったのは、演劇ロミオとジュリエット。
ところが、文化祭の準備が滞りなく進んでいたある日。突然、ジュリエット役の桐原悠里が学校を休んでしまう。それは、言葉を発しない彼女が出した、初めてのSOSだった。閉ざされた悠里の心の扉をひらくため、今、三人が立ち上がる!
これは──時にはぶつかり時には涙しながらも、卒業までを駆け抜けた四人の青春群像劇。
※バレンタイン・デイ(ズ)の姉妹作品です。相互にネタバレ要素を含むので、了承願います。
※表紙画像は、ミカスケ様にリクエストして描いて頂いたフリーイラスト。イメージは、主人公の一人悠里です。
文字数 160,759
最終更新日 2020.10.22
登録日 2019.03.16
6
件