魔法要素あり小説一覧
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ブリジット・アルテンバークとルーカス・ラスフィールドは幼い頃にお互いの婚約が決まり、まるで兄妹のように過ごして来た。
年頃になるとブリジットは婚約者であるルーカスを意識するようになる。
そしてルーカスに対して淡い恋心を抱いていたが、当の本人・ルーカスはブリジットを諌めるばかりで女性扱いをしてくれない。
顔を合わせれば少しは淑女らしくしたら、とか。この年頃の貴族令嬢とは…、とか小言ばかり。
ちっとも婚約者扱いをしてくれないルーカスに悶々と苛立ちを感じていたブリジットだったが、近衛騎士団に所属して騎士として働く事になったルーカスは王族警護にもあたるようになり、そこで面識を持つようになったこの国の王女殿下の事を頻繁に引き合いに出すようになり…
その日もいつものように「王女殿下を少しは見習って」と口にした婚約者・ルーカスの言葉にブリジットも我慢の限界が訪れた──。
文字数 109,420
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.07
伯爵令嬢ソラウは、幼い頃に両親を失い孤独に生きていた。絵を描いて認められていた彼女は、ある日、辺境伯のルベルに目を付けられた。
けれど、重い過去を背負っている彼女は『絵』で人の運命を見定める事が出来た。辺境伯の運命を絵にすると、衝撃的な事実が判明した。
文字数 1,934
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.11.05
炎の心臓を持つ伯爵令嬢アムールは、ちょっとの事では動じない乙女だった。その炎のような情熱的な愛でイーガー辺境伯を射止める。
けれど、事態は急変していく。
婚約破棄を迫られ、アムールは『フレイムハート』で愛を燃やし尽くす。
文字数 1,494
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.23
「グリエンド侯爵令嬢!貴様を聖女に怪我及び、あらぬ噂をながし、王族と同等の立場を約束されている聖女の功績を|元《•》聖女の自分がやったと嘘をつき国民に信じさせ混乱を招き数人の貴族の令嬢にしかも自分より爵位が低い令嬢をっ!脅し共犯させた。罪状は以上だ!」
「ルセンド王太子殿下!どれも世迷い言で御座いますわ!|私《わたくし》全く身に覚えがないのですわ。いくら|私《わたくし》を嵌める為だからと言ってもこんなのお粗末としか言いようがありませんわ!だって誰がどう見ても|私《わたくし》を嵌めようとしているんですもの!いくら名門貴族出身の|私《わたくし》が羨ましいからって、あまり|私《わたくし》を怒らせないでくださいな。」
「ひっ。…グリエンド様ごめんなさいっごめんなさいっ」
「ふふっ…あら貴女達ね!|私《わたくし》を嵌めようとした犯人は…。ふふっ、王太子殿下も大概にしてくださいませ。王太子殿下が|私《わたくし》に真剣なお話があるかと思えば酷いですわ!|私《わたくし》王太子殿下の婚約者ですのに、でも今やっと分かりましたわ!何故今まで気付かなかったのでしょう?王太子殿下と聖女様は、騙されていたのですわ!」
「ですがもう大丈夫ですわ!|私《わたくし》が「言うことはそれだけかっ!聖女ユキナに謝る事もせず!あまつさえ!勇気をもって私達に伝えてくれた令嬢達に自分が嵌められて被害者面をしたっ!あまりにも見苦しいぞ!グリエンド侯爵令嬢っ!」」
文字数 10,727
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.09.01
ノースウッド皇国の第一皇女であり才気溢れる聖魔導師のアレクサは39歳花?の独身アラフォー真っ盛りの筈なのに、気がつけば9歳も年下の隣国ブランカフォルト王国へ王妃として輿入れする羽目になってしまった。
夫となった国王は文武両道、眉目秀麗文句のつけようがないイケメン。
しかし彼にはたった1つ問題がある。
それは無類の女好き。
妃と名のつく女性こそはいないが、愛妾だけでも10人、街娘や一夜限りの相手となると星の数程と言われている。
また愛妾との間には4人2男2女の子供も儲けているとか……。
そんな下半身にだらしのない王の許へ嫁に来る姫は中々おらず、講和条約の条件だけで結婚が決まったのだが、予定はアレクサの末の妹姫19歳の筈なのに蓋を開ければ9歳も年上のアラフォー妻を迎えた事に夫は怒り初夜に彼女の許へ訪れなかった。
だがその事に安心したのは花嫁であるアレクサ。
元々結婚願望もなく生涯独身を貫こうとしていたのだから、彼女に興味を示さない夫と言う存在は彼女にとって都合が良かった。
兎に角既に世継ぎの王子もいるのだし、このまま夫と触れ合う事もなく何年かすれば愛妾の子を自身の養子にすればいいと高をくくっていたら……。
連載中のお話ですが、今回完結へ向けて加筆修正した上で再更新させて頂きます。
文字数 92,776
最終更新日 2019.03.06
登録日 2018.05.06
平凡なの女子高校生だった、私こと池上 翠は、ひょんなことから異世界に転移してしまったのだ。
転移先は、ちょっとだけ魔法が使えるティスタリア国。しかもそこは長い間、隣国と戦争が続いていた。
ティスタニア国の最後の切り札として召喚された私は、聖女と呼ばれる存在となり、特に活躍のないまま、無事に終戦を迎えることに……。
───召喚されてから1年後、さまざまな出会いと別れを繰り返して、とうとう日本に戻る日がやって来た。最後に私は、王様に願いごとをした。
【日本に戻る前に、私の記憶を皆さんから消してください】と。平和になった今、聖女という存在は災いを蒔く種になってしまったから。
願い通り、魔術は成功した。でもでも……王様まで私のことを忘れちゃったみたい!?
このお話は、それから更に1年後の私が18歳になってから始まる物語。
聖女時代に側近だった一人、デュアと再会したけれど、彼はちょうど暗殺中で……。
私の記憶を持たない彼と、まさかの同居生活を強いられることに。しかも、なし崩し的に、暗殺者の助手をやることに!?
真っ白な聖女の衣装から、真っ黒な暗殺服に着替えて(!?)第二の異世界生活が始まります。
※別サイトにも投稿しています
※旧題「聖女から暗殺者(助手)になりました in 異世界」 2018/05/25 改題しました
文字数 117,509
最終更新日 2018.12.16
登録日 2018.05.01
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