短編小説一覧
引き出しの奥に入っていた1冊の冊子と使い古されたペン。
ペン先には赤黒いインクがこびりついているのが見える。
ノートは角が擦り切れ始め、本ののどをくくる紐は毛羽立ち今にも切れてしまいそうだ。
初投稿です。大学の課題で書いたあらすじを骨に肉を付けるつもりです。
文字数 393
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.24
俺は25歳。若手のプロパー社員だ。
折れの下に10歳年上の派遣君がきた。
仕事がのろい派遣君がうっとうしいはずなのに、どうしても彼を無視できない俺がいた。
文字数 3,506
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.26
俺は40歳。ベテランの派遣社員だ。
客先に契約を切られて派遣会社で次の仕事を待っている。
若い奴らをつかまえて「お前には次の派遣はないよ」と言い放ちビビらせている。
文字数 4,440
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.26
いつもと同じ時間。
いつもと同じ電車。
いつもと同じ仕事。
いつもと同じ環境。
そこからもし抜け出したとしたら、その先には一体なにがあるのだろうか。
文字数 3,480
最終更新日 2019.04.24
登録日 2019.04.24
文字数 417
最終更新日 2019.04.24
登録日 2019.04.24
「おいおい。泣いていないで、さ、さ、冷たい番茶を飲めや」
冴木 彦次郎は今年で59になる私の祖父だ。
私は布団部屋で着物を乱して、上半身だけ起き上がり、子供のようにわんわんと泣いていた。
彦次郎の進める番茶を勢いよく手で叩き。
いつまでも、泣いていた。
「もう、生きていたくない!」
番茶は畳の上にまき散って、コロコロと転がり部屋の隅の風呂敷包み当たった。
8月8日で、私は16歳だった。あの風呂敷包みには何があるのだろう?
文字数 3,126
最終更新日 2019.04.24
登録日 2019.04.24
詩人が語るは、魔界王を滅ぼした勇者の話し。
しかし、その後を語る者はいない。
これは、魔界王を倒した後の勇者の話し。
文字数 1,887
最終更新日 2019.04.23
登録日 2019.04.23
文字数 4,365
最終更新日 2019.04.23
登録日 2017.05.16
文字数 1,322
最終更新日 2019.04.22
登録日 2019.04.22
俺はあの涼しい夏の頃、正確には高校二年生の時にラウム国を救った。
俺はさすがに記憶があるわけではないけれど、いつもこう思うんだ。母さんの腹の中でも羊水で体を洗っていたのではと考えたくなるほど、とにかく綺麗好きだった。
そんな俺の朝はいつも忙しい。
朝一でさっさと入浴をして、体を洗うこと5回。髪を洗うこと6回。顔を洗うこと7回。歯を磨くこと6回。
洗顔クリームやシャンプーとリンス。歯磨き粉は一週間もしないうちに空になってゴミ箱入りだった。
階下から母さんの声が聞こえる。
「聡――! 洗ってないで! 早くご飯食べなさい!」
階下へ行って、夏の日差しが映えるキッチンのテーブルで、コーヒーを飲んで新聞を読んでいる父さんの肩を少し揉んでから、朝食のベーコンエッグの乗ったトーストと、蜂蜜入りの紅茶を食し、リビングにある鞄をかっさらうと、急いで外へと出た。
文字数 6,351
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.21
城塞都市で騎士団の指南役兼解呪師として暮らすレグリスの元に、元患者のグレンが訪ねてくる。
グレンは以前モンスターに凌辱された上淫呪をかけられ、それを治すためにレグリスは彼を抱いたのだった。
凌辱と治療を通して通じ合い、友人でありながら体を重ねるという歪な関係の二人が、久々に再会して旧交を温めつつ、初めて個人同士としてセックスする。
騎士×戦士(冒険者)
♡濁点多め/潮吹き/種付けプレス/結腸責め
年齢は30代前半×20代半ばくらい
趣味設定:武器なしだと攻めが強いけど武器ありだと受けの方が強い
Pixiv併載
R-18部分は4から
文字数 30,808
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.21
キツネが生まれて初めてもらったプレゼントは、人間の女の子からのハンカチだった。
しかし、キツネがうたた寝している間にハンカチがなくなってしまう。
探しても見つからず、諦めかけるキツネ。
そこへ現れたのは、フクロウだった……。
*カクヨムにも掲載しています。
文字数 6,559
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.14
拾った携帯は、100件を超す電話履歴が残されていた!
保存された36件の留守番電話のメッセージは、
自分へ宛てたSOSだった――!?
携帯を拾っただけなのに。
日常の平穏を襲う、全く新しいミステリーホラー!
あなたは、これを読んだ後でも携帯電話を拾えますか?
※この小説は多重投稿になります。
文字数 13,359
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.01
平安時代は、お好きですか?
【天然ドジっ子×ツンデレ毒舌美形】
時は、平安。花形の官職、蔵人(くろうど)を務める源建(みなもとのたける)と藤原光成(ふじわらのみつなり)。
むせ返るような薔薇(そうび)の香る、秋夜の邂逅。それぞれの想いの行き着く先は、果たしていずこ?
平安時代の宮中を舞台に繰り広げられる、先輩後輩のほのぼのBL絵巻です。
本作は、奈倉まゆみさんのコミック(https://www.alphapolis.co.jp/manga/901541888/798261305)とのコラボ作品です。
小説単体(光成視点)でも楽しめますが、建視点のコミックは最高に面白いので、是非、合わせてお楽しみくださいませ。
表紙&挿絵も奈倉まゆみさま作画。
◆本文・画像の無断転載禁止◆
No reproduction or republication without written permission.
文字数 13,891
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.16
//徳川家康が幕府を開いて早々に江戸を捨てて駿府へ移った真の理由とは?
第5回歴史・時代小説大賞での応援ありがとうございました。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも重複投稿しました(2019/6/1)。
文字数 3,312
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.04.20
傲慢ちきな王様はみんなからの嫌われ者。そんな王様はある夜に不思議な魔女に出会い、こう言われました。
「150コのタマゴを使って、メレンゲで出来たクッキーを作ってください。そうすれば、王様の欲しいものはきっと手に入ります」
果たして王様は、無事にメレンゲクッキーを作ることが出来るのか!?そして、王様の欲しいものとは一体何なのか!?
※この作品は「告Radio」にて原案が出てきた「メレンゲの話」を下敷きとして書きました。原案を知りたい方はYoutubeにて「告Radio第13回」アーカイブを参照してください。
文字数 7,963
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.04.20
※4/18『断罪劇は突然に』でこのシリーズを終わらせて頂こうと思います(´∀`*)
遊びに来てくださった皆様、本当に有難うございました♪
俺の名前は有村 康太(ありむら こうた)。
あり得ないことに死んだら10年前に亡くなったはずの父さんの親友と再会?
え?これでやっと転生できるって?
どういうこと?
死神さん、100人集まってから転生させるって手抜きですか?
え?まさかのものぐさ?
まあチマチマやるより一気にやった方が確かにスカッとはするよね?
でも10年だよ?サボりすぎじゃね?
父さんの親友は享年25才。
15で死んだ俺からしたら年上ではあるんだけど…好みドンピシャでした!
小1の時遊んでもらった記憶もあるんだけど、性格もいい人なんだよね。
お互い死んじゃったのは残念だけど、転生先が一緒ならいいな────なんて思ってたらきましたよ!
転生後、赤ちゃんからスタートしてすくすく成長したら彼は騎士団長の息子、俺は公爵家の息子として再会!
やった~!今度も好みドンピシャ!
え?俺が悪役令息?
妹と一緒に悪役として仕事しろ?
そんなの知らねーよ!
俺は俺で騎士団長の息子攻略で忙しいんだよ!
ヒロインさんよ。攻略は余所でやってくれ!
これは美味しいお菓子を手に好きな人にアタックする、そんな俺の話。
文字数 28,767
最終更新日 2019.04.18
登録日 2019.04.08