煙草小説一覧
小さな制作会社で働く紗季は、酔っ払った勢いで見ず知らずの男を家に連れ帰る。連れ帰っていたようだ、記憶はないけれど。誰だこのヤンキーと思ったのに意外にもまともなことを言って紗季を諭した。聞いてみれば、三十にもなって酔った間にとんでもないことをしていたようで…?!
冷たい悪人顔をした長身痩躯の男に、ちょっと弱気で胸に悩みがある女が体型のコンプレックスごとぐずぐずに溶かされるお話です。乳首とか太腿とかフェチな部分あり。方言は西の方のものを色々混ぜています。架空の地方だと思ってください。
エロは予告なく入ります。軽めのエロは03、ちゃんとしたのは08初出。
文字数 100,906
最終更新日 2020.03.18
登録日 2020.02.22
「すまないがラピス、君との婚約を白紙に戻させてもらう」
目の前で高らかに宣言された婚約破棄
王子が好きになったのは自分では無く、第五王女だった
あれよあれよと気付けば追放
しかしそんなことよりなによりも
ああ私はタバコが吸いたい……
※カクヨムにも掲載中
文字数 7,777
最終更新日 2020.01.14
登録日 2020.01.14
とある嗜好品に捧げます。当たり前にあり続けると思っていたものがある日突然消えてしまったときの、淡い喪失感。しかし私達は身勝手で日常に忙しいので、いずれ慣れてしまうのでしょうね。
文字数 2,436
最終更新日 2019.11.05
登録日 2019.11.05
高校三年生の水逆志鶴(みなさかしづる)は、気が付いたら美術教師の氷室先生に恋をしていた。
男同士で、センセイと生徒で、歳の差で――考えなきゃいけないことはたくさんあるけれど、氷室先生のことがどうしようもなく好きだった。
しかしある日、その想いが赴任してきたばかりの火尾先生にバレてしまう。
「氷室にバラされたくなかったら、俺の言うこときいてよ」
氷室先生のことが好き。――でも、強引で我が儘な火尾に惹かれていく気持ちを止めることもできなかった。
文字数 6,940
最終更新日 2019.09.07
登録日 2019.09.06
「号外、ワックァーヌ万民新聞から国民の皆様へ」 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 一カ月前に滅亡したタヒガン南帝国軍の残存兵で構成された過激派武装勢力、玲瓏残党部隊が今朝方の早朝、国境から我が国の領土に不法侵入しました。 構成員達は大型飛行要塞に乗っており、非常に強力な銃火器で武装している為、もし地上に降りてきた際には絶対に挑発はせずに、速やかに近くのマンホールから防空壕に退避してください。 また、顔写真の掲載は控えさせていただきますが黄緑髪で髪型はショートカット、フランネルシャツと迷彩のダウンジャケットが特徴の若い青年構成員、アリーフ。 彼は飛行要塞が飛行中でも多くの目撃例がある為、見かけた場合は手出しはせずに軍部警察に通報をお願い致します。 タヒガン存在時から悪名高く、極めて残忍な男です。 彼らが蛮行に出ないよう我がワックァーヌ北帝国は全身全霊を込めて対処致しますので、非常時の際には速やかに軍の避難要請に従うようよろしくお願い致します。 以上。
全7章から成る、いずれ大陸の支配者となる青年アリーフの人生を描いた物語。
文字数 90,793
最終更新日 2018.06.19
登録日 2018.05.24