青春小説(外部サイト)一覧
人生で最大の青春を飾るであろう、高校生スタートの入学式当日。主人公、武田后谷(だけだ きさき)は趣味がエスカレートした結果、本来の性別を捨てて、女子高生として高校生活を送ろうとする。しかし偶然にも、登校時に昔の友人にばったり再開してしまう。その友達は女友達でありながら、后谷の事をよく知る間柄にして、甘ったるい関係とは程遠い犬猿の仲。
その上、后谷同様に趣味がエスカレートした結果、男装をしていた。
(一応22話までが一つの節目になってます。目安にどうぞ)
登録日 2023.03.31
主人公、佐田哲朗と、同級生、鴻上由紀乃ふたりだけの、駄弁り部と化した文芸愛好会に、ある日、転校生の一年生がやってきた。御堂静流という少女は、ライトノベルを書きたいという。たまたま、過去、雑誌に短編が掲載された佐田。静流は佐田に弟子入りを志願する。困っている人間を放っておけない佐田は、ネットで知り合ったプロ作家から、ほうぼうの編集部の助言等をまとめた虎の巻をもらい、同級生の由紀乃と一緒に、静流へライトノベルの書き方を教えるのだった。ほかにも、
「恋愛を知るには、プールでカップルの会話を聞くのがいい」
という理由でプールへ行ったり、夏休みなので、由紀乃の妹で小学生の春奈が遊びにきたり、漫画部の日沢茉奈が佐田と静流をスカウトにきたり、まるでライトノベルのような部活動をする三人。そして、基本的なキャラクターとサブストーリー、メインストーリーができた三人は、静流の家で実際に執筆をはじめる。だが、静流の母親はライトノベルを認めていなかった。「けがらわしい」とまで言う静流の母親に、佐田が切れる。
「職業に貴賤なんかないだろう!」
この言葉で静流の母親もライトノベルを認める。一方、佐田も佐田で、本格的にライトノベルを書こうと思い立つ。
「なんで書かなかったんだよ?」
「最後まで書く根性がなかったんだ。基本中の基本が、俺にはできてなかったんだよ」
由紀乃の質問に苦笑する佐田。
「で、どんな話を書こうと思ってるんだよ?」
「ライトノベル志望者の夏休み部活動、かな」
これは、第22電撃小説大賞で二次(2次)落ち、第5回オーバーラップ文庫大賞第1ターンで二次(2次)した話です。
登録日 2021.06.06
二年の辛く苦しい異世界生活からようやく日本に帰ってきた俺と同級生の少女三人。 しかし様々な勘違いから、俺は二年間学校をサボって女三人と遊び回っていた不良のハーレム野郎として学校で噂されてしまう。 学校で居場所を失った俺たちは、何とか四人で青春を取り戻すべく、日々を楽しく過ごすための集まりを始める。 しかし、時々売られたケンカを買ったりするごとに勘違いは更に加速していき、俺は不良の帝王として生徒たちから嫌われていくのだった。
登録日 2018.03.08
私は宇宙人である。地球を征服する一助となるために、この星にやってきた。そんな私が思ったことはただ一つだ。この世界には、宇宙人以上に変な奴がたくさん居りすぎる、と。
自分は宇宙人だと言い張る包帯系主人公。誰かの犠牲になって死にたいと連呼する爽やか系自殺志願男子。男が嫌いで媚びもする複雑ミニスカメイドJK。イケメンなのに自らの恋に奥手でなおかつ他人からの好意には一切気づかぬラブコメ主人公気質のプリンス。感情の起伏と思い込みが激しい直情一途な剣道小町…こんな一癖も二癖もある登場人物達が織りなす学園青春ラブコメ?ストーリーです!
捻くれた主人公と色々と面倒くさい脇役たちのスクールライフにご注目ください。
登録日 2019.01.12
土下座。
日本人なら誰でも知っている。けど、実際にやったことある人はどれほど居るだろう。
私はやったことない。そして、実際にやっているところを見たこともなかった。
今日までは。
転校初日の放課後。
私はクラスメイトに土下座される。
「コスプレ写真撮らせてほしい」って。
変態快活少女・東条茜が根暗美少女・内藤花凛を、趣味と実益を兼ねた部活“学生相談部”を通して明るくするお話。
登録日 2020.06.01
高校2年生、五十嵐悠人(いがらしはると)には『推し』がいた。
登録者数76万人の個人勢VTuber【桜羽アリス】。
隣に住んでいる幼馴染【胡桃沙良】に桜羽アリスが『推し』だと話すと、衝撃的な事実を告げられる。
「私、実は…………桜羽アリスの中の人なんだ」
なんと悠人の『推し』である桜羽アリスの中の人が胡桃沙良だった。
それから悠人の日常は変わる。
幼馴染で『推し』のVTuber胡桃沙良とクラスのクール系美少女【水樹夏夜】による、悠人の取り合いハーレム生活が幕を開ける。
登録日 2022.09.09
2022年11月24日、エンジェライト文庫様より発売です。
リシェルは闇属性のスキルを神から与えられた伯爵令嬢。
幼い時に教会で受ける、スキル覚醒の儀式でそれが与えられた日が、不遇の始まりだった。
「光の真逆のスキルは、不幸を呼ぶ、隔離しろ」
そう言われて、地下牢のような陰気臭い部屋に押し込められた。
以来、十余年、まともに太陽の光を浴びていない。
十二歳になったとき、妹のカミーナが光属性のスキルに覚醒した。
おかげで、伯爵家の者はみんな、妹を大事にし始めた。
十六歳になった時、兄の知人が彼女を見にやってきた。
どうやら一目惚れらしく、その場で結婚を申し込まれた。
そして、三年。
いまに至る。
どうにか幸せになれそうかな、と思っていた矢先。
夫の目は、光り輝く少女に成長した実妹カミーナに向いたらしい。
‥‥‥いきなり離縁の宣告書とともに、わずかな荷物だけで放り出されてしまった。
どうやって生きたものか。
とりあえず、地下牢に閉じめられてから今までずっと受けていた、闇魔法の使い方を教える通信講座の先生を訪ねようと、リシェルは思い立つ。
リシェルは先生から「闇魔法は負のエネルギーを使うけれど、それを病人から奪うこともできるんだよ」と教えられる。
それは回復の力ばかりを与えて治療する光の魔法と違い、根本的な病魔を克服させることもできた。
やがてリシェルは、墨色の治療師、と呼ばれ噂になっていく。
一方、わがままで自分勝手な妹のカミーナに愛想が尽きた、元夫が彼女の噂を聞きつけて復縁をせまる。
「は? あなたなど無用です。消えてください」
リシェルは自力で生きれる強くたくましい女性へと成長し、それを撃退するのだった。
他の投稿サイトにも掲載しています。
登録日 2022.11.23
これはとある女の子が推しに捧ぐ物語である。平々凡々な日常を送る女の子が、とある教師と出会うことで幸せな毎日を送ることになる。恋愛感情ではない。同性教師に抱く、推し心。彼女の日常が百人一首と共に描かれる。
登録日 2024.04.20
クソ神に連れて来られた世界は、鬼がたむろする世界だった?!料理マズイ系美少女と、天才的なバカと自称忍者と共に俺は世界を救えるのか?!
登録日 2020.03.23
高峰と藍原は小学校の頃からのトモダチであった。けれど、中学をターニングポイントとして互いに隔たりが生まれて、高峰は特にもその関係に気持ち悪さを覚えていた。
そんな彼女とある日、藍原の提案で学校の帰りに海に寄ることにした。
───そうね、アタシたち。気持ち悪いや。
二人は笑いあうのであった。
登録日 2021.08.12
究極の少女型ロボット兵器が異世界に召喚された。名前を【ローズマリー】という可愛らしい外見をした少女型最終兵器。愛に関する多くの花言葉を待つローズマリーとは裏腹に、感情のない彼女は、冷静沈着、無慈悲に標的の命を奪う。かよわき乙女に見えても、最終兵器。感情を持ってなかったはずの彼女は、異世界で、人と触れ合う中で、思いに気づく。「私、あなたを愛してるみたい......」そんな異世界ラブコメ戦記です。
登録日 2022.10.03
健全な男子高校生「更乃助(さらのすけ)」が「死ぬほどモテたい」とかボンヤリと考えていたりしたら、宇宙の神様によって「モテたら死ぬ」体質に!?
クラスメイト少女の彩愛(あやめ)と、宇宙人少女リンロが、更乃助を巡って裸でバトル!?
というSFおバカコメディー!
登録日 2022.04.13
活動名、夜廻(やみ)せあという、名前でV配信者をしている。1年で登録者50万人を超えた今話題の配信者だ。しかしその正体は、本名、八神星空(せあ)という名の高校生2年生だった。彼は高校生の青春の3分の1を配信に使っていて、青春を楽しんでいなかった。だから2年生からは……
「配信と青春を両立させるぞー。」
その宣言から始まる、今までとは違う高校生活。
友達と遊びに行ったり…
「星空、このゲームで負けたらジュース奢りな。」
雨の中、女の子と2人で下校したり…
「傘忘れたんだ。ふ〜ん。それじゃ私の傘に入れてあげようか?」
みんなでプールに行ったり…
「星空先輩、この水着似合ってますか〜?」
コラボ配信したり…
「星空さんって、ぶっちゃけどんな女の子がタイプですか?」
2人で出かけたり…
「星空くん、この服とあの服どっちが似合ってるかな?」
これは、男子高校生(配信者)が仲間や友達と、青春を楽しみ、謳歌するお話。
登録日 2022.07.31
2018年7月15日。神木透哉は、彼女の楠木葵と13時に新宿でデートの約束をしていた。しかし、葵は約束の時間になっても現れることはなかった。
13時を過ぎたころ東京湾を震源とする大地震が発生する。地震によって首都圏は壊滅した。なんとか生き延びた透哉だったが、葵は遺体すら見つからず、行方不明になっていた。
あれから10年の歳月が流れた。2028年7月15日。偶然にも10年前と同じスーパームーンが見える日だった。スーパームーンには願いが叶うという言い伝えがある。
透哉はビルの屋上で月に願った。首から下げていたペンダントが輝くと透哉の体を風が包みこみ、次第に透哉の意識は薄れていった。
気が付くと、10年前の2018年7月15日に戻っていた。戸惑いを隠せない透哉だったが、葵を探すべく行動を開始する。
登録日 2021.02.23
巷では、アイドルの日常を24時間365日絶えず追うことのできるスマートフォンアプリ「BESTAR(ビスタ)」が流行中。この「BESTAR」によって、一躍スターの座を掴んだロックバンド・S.O.Sは今や知らない者のいない人気者となっていた。
S.O.S.にとどまることなく、彼らの活躍をプロデュースした仕掛け人・女性プロデューサーの星咲蘭は、新たなアイドルプロジェクトを立ち上げようと日々計画を練っており、極秘裏に進められたそのプロジェクトは今日、S.O.S.単独ドーム公演でお披露目されることになり――?
星咲蘭が仕掛ける、全く新たなアイドルプロジェクトとは?
そして、そのアイドルプロジェクトに参加しようと、全国から数多の応募者を待ち受ける運命とは?
プロジェクトによって、大きく運命が動き出す人々の「情熱」を描く、長編ストーリーです。
☆作者・あんじょうなほみのTwitter(@anjo743)では作品の更新情報・設定などを随時お届けしています。
登録日 2022.06.01
登録日 2014.10.31
登録日 2024.11.19
大学二年生の夏休み、突発的に電車に飛び乗って始まった一人旅。「このままじゃいけない」と思いながらも、何をしたらいいか分からない。無目的に旅を続ける中でのハプニング、出会い、猫、夜の店、便所飯のフラッシュバック、音楽、ビール……。
登録日 2022.09.10
「助けた? 冗談じゃない、あれはバカにされたんだ」厳しい声でヨルグは答えた。「この森は村のものだ。俺は村長の息子だ、村と森を守る責任がある。勝手に住み着いた異教の僧侶なんてーー絶対に追い出してやる」
***
村の近くの森でひっそり暮らす異教の僧侶と、それを追い出そうとする少年の話。
前・中・後編の全3話。
***
少女はゆっくりと俯いて、風にかき消されそうなほどか細い声で呟いた。
「誰かの迷惑になるくらいなら、私はもういいよって、僧侶さんには何度も言ったのだけれど」
登録日 2023.08.17
登録日 2022.04.16
獣医を目指す【赤城清春】は、いたって普通の男子高校生・・・・・・ではない。
動物が好き過ぎるのだ。
毎日毎日、動物たちをモフモフしている。
道ばたにいる犬や猫はもちろん、森へ分け入ってキツネやタヌキにまで手を出す始末。
それどころか、動物に似た特徴を持った人間までモフモフするという困った奴だ。
プーズーのような先生、クォッカのような同級生、白蛇のような学級委員長など、動物的な女性たちに囲まれた清春のモフモフ・エンジョイ・ゴーイングマイウェイな高校生活!
登録日 2019.07.07
喧嘩に反則なんてものは無い。拳一つで挑もうが、周りのものをうまく使おうが、
最後に立ってたやつが勝つ。
けど、反則級に強いヤツというのは、やはりいる。
今の相手がまさしくソレだ。
登録日 2018.01.31
それは、突然の出来事だった。ソードマスターであるキリバは、馬鹿で女好きである勇者バッカスから、追放宣告を突きつけられる。どうやら、キリバに代わる美少女ソードマスターが見つかったらしく、これでハーレムパーティーを作れる、だそうなのだ。そこからは、馬鹿全開の発言で、キリバを挑発し、キリバもその馬鹿な挑発に乗り……単身、いつまでも動きを見せない魔王城へと突撃したのだ。
「俺は今、激おこなんだよおおお!」
「ひいいい!?」
だがしかし、そこで待っていたのは……魔王とは、思えないほどひ弱で、幸薄そうな少女だった。
登録日 2018.08.30
__目に見えない繊細なそれはただの‘音’だった。
入学して間もなくの出来事。
あなたは部活を選定するため校内を独り歩いて見学をしていると迷子になってしまう。
するとどこからともなく楽器の音が聞こえてくる。 音に導かれた先には筝曲部と書かれる扉があった。
扉を開けるとそこには目を閉じた黒髪の女生徒が凛と正座をしていたのだった。
登録日 2022.12.06
彼女ができない?彼女が欲しい?そう嘆くな男達よ。 ”彼女”なんてただの過程さ。本当にそいつでいいのか?そいつのために死ねるのか? 曖昧な口約束ではなく結婚をしろ! 決してこれは彼女ができない者の強がりではない。 さぁ立ち上がれ、同志たちよ。立ち上がれ。立ち上がってくれぇええええ
登録日 2024.05.05
2年前にたった一人で伝説的結果を残した、プロゲーマーのヴィクターは、とある大会を最後に表舞台から姿を消した。
その後自らの過去を消し、別名でゲームをプレイしていると、メッセージが送られてきた。
「ヴィクターさんですか?」
その一つのメッセージから始まる、ゲームに全霊をかける物語
登録日 2022.08.18
クソゲーと名高い恋愛ゲームの世界に転生し、主人公の親友というポジションを与えられた俺。
困ったことにこの世界、主人公が告白に失敗すると魔王覚醒して世界を滅ぼす、トンデモ設定が存在した。
ハーレムルートが存在しないこの世界、俺は主人公から世界を守るため、彼が6人のヒロインのうち、誰に告白しても振られることがないようサポートしようと決意する。
幼少期からの計画的な育成によって、主人公のパラメーターはほぼカンスト状態。どこに出しても恥ずかしくない理想の恋人、のはずが、彼の読めない行動と、ヒロイン達と手当たり次第に関係を深める奔放さに、俺は振り回されているばかり。
ヒロイン達それぞれが抱える問題も、攻略法を知っている俺ではなく、主人公に解決してもらわなければならないという縛りがある。
俺はかつて得た薄い本を中心としたゲームの知識と、主人公が攻略不可能なサブヒロインたちの協力を頼りに、今日も愉快にがんばるのであった!
登録日 2019.06.09
——夏が来る。今年もまた、いつも通りの夏が来る。
夏休みの予定が決まっていなかった少年は、幼馴染の少女に誘われて一緒に鉄道旅行をすることになる。最初の目的地に選ばれたのは、東北地方にある神社。さあ、楽しい旅行のはじまりはじまり!!
・・・と、▬▬は思っていたのだが。
幼馴染の高校生二人が織りなす、「旅行」と「▬▬▬」をテーマにした物語。…ただし二人は付き合っていない模様。
登録日 2020.05.16
高校の超強豪サッカー部で挫折を味わった楠田公太郎は、田舎の二流大学で腐れ大学生になっていた。そんなある日、従姉妹の八尾望に廃部寸前の女子サッカー部のコーチになって欲しいと頼み込まれる。最初はコーチになることを拒んだ公太郎だったが、八尾や他の部員と不本意ながら交流を深めていく中で、自らの心に残った気持ちに気づき、コーチになることを決める。
得意分野では全国レベルのプレーができるのに、それ以外は平均以下の選手たち。彼女たちが目指すのは遥か彼方の全国制覇。
サッカーが好きな方、サッカーに興味のある方、そしてなにより、サッカーなんて全然知らないよ、と言う方々にぜひ読んでいただきたいです。きっと楽しんでいただけると思います。
主に小説家になろう様で連載中です。あちらでは53話まで掲載しております。
登録日 2019.11.29
ある日、小学四年生の榊翔真は単語帳にそっくりな『ゆめきっぷ』を拾う。
・『ゆめきっぷ』は眠っているときに効果を発揮する。
・『ゆめきっぷ』を使いたい日は、寝る前にパジャマのポケットに『ゆめきっぷ』をいれておくこと。
翔真は意図せず『ゆめきっぷ』を使ってしまう。
結果、一人の少女に出会い、翔真と彼女は仲良くなっていく。
しかし彼女にはとある秘密があった――。
登録日 2022.11.29
ソシャカス姉ちゃんの代わりに女性向けアプリゲームをプレイすることになった俺は、目が覚めるとゲームの攻略キャラクター「ルーカス」になっていた。
ヒロインが(都合の)いい子すぎることに疑問を持っていた俺は、どうせ夢オチならばとヒロイン「アカリ」ちゃんを、我儘が言える女の子に改造しようと思いつく。
だってルーカスはアカリちゃんを雨の中3時間待たせたりするのだ。そんな男より、幼なじみの友人キャラのほうがアカリちゃんを幸せに出来るに決まっている!
そのためにはちゃんと、嫌なことは嫌と言えるようになって欲しい! 3時間待たされたらキレて帰って欲しい!
この物語は、調子のいい男「ルーカス」が、都合のいい女「アカリ」ちゃんを都合の悪い女にしようと奮闘する物語である。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
登録日 2024.01.09
幼馴染の美波と翔悟には秘密があった。 美波は性同一性障害を抱えながらも、バンドでギターを弾くことで、自分の曖昧さを昇華しようとしていた。 翔悟も、最近付き合いだした相手が男子だという事にお互いが秘密を共有して過ごしている中で、 美波と翔悟が同じ合唱部で活動をしていると、翔悟を好きでいる愛斗が、二人の仲を切り裂いていく。愛斗は自身をメンヘラだと云い、翔悟に冷たくされてから、自殺未遂をしてしまう。 その後、翔悟は付き合っていた良に別れたいと告げられ、翔悟は落胆するが、美波がそれを支えようとするも、翔悟はピアノをやっており、美波もバンドをやっているから、夢が不利になるくらいなら恋愛なんてしなくてもいいと言う翔悟に対して、美波は勇気付ける。 その後、美波はライブに向けて新曲の制作に打ち込み、美波の恋の相手、「夢物語」というバンドのボーカル、樹里にあてた曲を作る。それをライブで披露しようとするも、ライブの当日、樹里に恋人がいることが発覚する。 落ち込む美波だったが、バンドメンバーにライブが終わったあと、自分は男であることを打ち明ける。 それからバンドメンバーに強く当たられ、音楽を辞めることを決めた。その時同じくして、翔悟は愛斗と身体の関係を持ってしまう。それを愛斗が美波に伝えたことにより、美波と翔悟は喧嘩をした。それから美波は学校に来なくなってしまい、翔悟は落ち込んでしまう.......。 それを見た愛斗は、翔悟を奪えることを考えているが、翔悟が悲しみに明け暮れているときに、愛斗に自分を支えてくれるよう頼むと、それから弱っている翔悟を支えようと決心した。 すれ違っていた三人だったが、翔悟のピアノのコンクールで最優秀賞を取り、美波と仲直りが出来ると、翔悟はその後、愛斗と真剣に付き合うことを告白する。美波も自分と向き合い、世界中へカミングアウトをする。三人は各々の形で自分に正直に生きることを選んだ。
登録日 2020.04.02