ライト文芸小説一覧
高校卒業以来、一度も同窓会に足を運んだことがなかった俊介は、ふとした気まぐれで、今回の同窓会に参加することにした。彼はかつてのクラスメートたちに会うことに少し緊張しながらも、懐かしい顔ぶれに心を躍らせていた。
文字数 414
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.06.12
元々は、
山里の小さな町にあった...。
「麺一徹」という、
小さなラーメン屋のお話。
店主の伊東さんは、
「なんとかなるさぁ〜」と口癖のように言う、素朴で温かみのある人柄の持ち主。
しかし、町の人口減少により店の売り上げも落ち込み、存続が危ぶまれていた。
その矢先、隣町の再開発の影響で「麺一徹」は、
立ち退きを求められてしまう。
伊東さんは、動じることなく「なんとかなるさぁ〜」と呟き、家族とともに都会へ出ていくことを決意するのです。
都会では、小さな店を構えるも...
当初は客足が思わしくありませんでした。
しかし、そんな事で、落ち込む伊東さんでは、ありません。
決して諦めずに...
いつものように、素朴で味わい深いラーメンを提供し続けます。
それは、次第に人々に評価される結果となり、人気店として発展していきます。
さらに、
「前を向いて進めば道は拓ける」と言葉を投げかけ、絶望の縁にいた若者達を勇気づける場面も...。
店は、ますます人々の心の拠り所にもなっていきます。
都会の喧騒の中に佇む、
伊東さんの素朴な心意気が詰まった「麺一徹」。
『なんとかなるさぁ〜』
という言葉が象徴する前向きさと、
人々に寄り添う温かみが、大切な糧となり人に愛される店へと成長をとげるショートストーリー。
文字数 1,296
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.06.12
とあるマンションに住む一人暮らしの男の部屋に雀が巣作りを始める。
もうすぐマンションの外壁工事が始まるというのに…
文字数 6,200
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.06.12
この心が死ぬ前にあの海で君と
レンタル有り旧題:感情ミュート
第6回ライト文芸大賞 青春賞をいただきました。応援下さった皆様、ありがとうございます。
北海道函館市に住む、成瀬 理都(なるせ りつ)高2の春。
いつの頃からか自分の感情を表に出せなくなってしまったリツ。
人当たりはいいが何を考えているのかよくわからない子と家族をはじめ、周りにはそう思われている。
抱えた問題の重さと孤独に耐え切れなくなったある日、リツが出逢ったのは
倉田 朝陽(くらた あさひ)という東京から引っ越ししてきた同い年の男の子。
リツの抑えてきた想いに気づき、踏み入ってくることに戸惑い最初は拒絶するも、
たった一人だけ自分の本当の感情に気づいてくれた朝陽と友達になる。
朝陽は同い年で従弟の牧野 奏太(まきの かなた)の家に居候。
奏太の幼馴染でありリツの親友、水谷 星(みずたに あかり)も加わり、
家族の確執、友情と恋が複雑に絡み合う中で朝陽自身も悩みを抱えていることをリツは知る。
文字数 139,249
最終更新日 2024.06.12
登録日 2023.04.15
夏の夜、コンビニでカップ麺を買おうとしたらお湯がなく、迷惑なナンパ野郎に絡まれた主人公。そこに現れた黒髪長身の人、金星流星がナンパ野郎たちを急所を突いて倒し、主人公を助ける。お礼として新作チョコミントを渡し、金星流星(キンボシ スターダスト)との出会いが始まる。流星は不思議な力を持っていた。主人公、水町愛平和(ミズマチ ラブアンドピース)は流星との交流を通じて、不思議な出来事に巻き込まれる日々が始まる。
文字数 7,186
最終更新日 2024.06.12
登録日 2023.11.22
「感謝の心は永遠の宝物」
長生きした龍弘じいちゃんの口癖は...「ありがたや。ありがたや。」
日々の営みの中で、自然に恵まれ、人々に支えられてきた人生に、深い感謝の念を抱き続けていた。
ひ孫の陽介に聞かれるままに、じいちゃんは、孤独な幼少期から感動的な人生を語り始める...。
辛い経験もあったが、人々の温かな気持ちと行動に支えられ、ゆっくりと...
歩んできた人生。
仕事や家族、そしてばあさんに。じいちゃんは心から「ありがたい...」と感じていた。
そして、感謝の言葉は、
じいちゃんの生き様そのものであった。
心が、
じんわり〜
あたたまる...物語。
文字数 1,709
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.06.11
昨日を繰り返してることに気づいた男子高校生が、しばらく来ないとわかっているバスを幼馴染と待つ話です。
※カクヨムの ♯短編賞創作フェス タグ、お題「スタート」参加用に慌てて書いたやつです。
過去に書いた、『あしたのはなし』の少年少女を使いまわしました。
文字数 4,196
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.06.11
苦手な味が混ざっていても、彼女は無理やり飲み込んだ。
「めんどくさいのが、えっちゃんだからね。ちょうどいい頃迎えに来ようと思ってたんだ。そろそろかなって」
私はこうやって、いつも瑠花に救われる。
同性との関係をカミングアウトした時に、私と彼女の間に閉まったシャッターは……
文字数 10,122
最終更新日 2024.06.11
登録日 2022.01.10
渋谷区松濤の住宅街にひっそりと建っているハーバリウムサロン「リポジーノ」
不思議な魅力を持った月待風詩<ツキマチフウタ>が一人で毎日16時から25時までのみ運営している少し変わった場所
そこを訪れる人々は、誰かが誰かに伝えたい想いを抱えていた
だけど、なかなか素直になれなくて……
心地の良い空間で、美しいモノに触れながら悩みを言葉で紡ぎ、非日常な時間を過ごす
そして、店を出る頃にはまるで魔法にかかったように心が晴れ晴れとしている
高校三年間ずっと友達でいたから想いを伝えて先へ進むのが怖い男女
久しぶりに会った妹と喧嘩してしまった姉
余命一年と宣告されてしまった彼女と支える彼氏
そして、亡くした母へ素直になれなかったことを後悔している風詩
それぞれが、伝えられなかった言葉をハーバリウムとお花を通して伝えていく物語
文字数 33,723
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.05.11
108歳の晴美ばぁちゃんの口癖「もったいない、もったいない」に隠された意味とは?そこには...ばぁちゃんなりの、深い意味があった。それは、ゆっくりと...ひ孫の花(はな)へと語られた。それは、貧しい戦時中の思い出から始まった。食べ物や生きること、命の大切さを痛感させるような、ばぁちゃんの言葉は、大切なものを無駄にしてはならないと、生きる智慧を教えてくれた...ようだった。
文字数 1,533
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.06.10
文字数 153,248
最終更新日 2024.06.10
登録日 2023.02.25
炎に包まれた家、燃え尽きた思い出たち、決して戻ることのない家族。
少年の悲しみは計り知れない。
すべては14歳のあのときにはじまった。
20年の年月が流れ、当事者以外は誰もあの事件のことなど覚えていなかった。
それは突然やってくる。復讐という名を引き連れて……
幼き日のたった一度の間違いが、彼らの人生に付きまとい追いかけてくる。
加害者は復讐を恐れ、怯え、過去から目を背けようとする。
しかし、それは許されない。
追い詰められ、過去と向き合わざるを得なくなったとき、彼らはいったいどんな答えに辿り着くのか?
そして、加害者たちを追い詰めていく彼の本当の真意とは?
※この物語はフィクションです ※残酷描写あり
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
☆こちらに使用しているイラストはAI生成ツールによって作成したものです
文字数 25,322
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.06.01
有名店の仕事を辞めて、叔父の居酒屋を手伝うようになった料理人の新(あらた)。いい転職先の話が舞い込むが、新は居酒屋の仕事に惹かれていく。気になる女性も現れて…。
※この作品は「エブリスタ」にも投稿しています
文字数 101,382
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.06.02
大学4年生の高橋由依は、就職が決まらないまま卒業してしまった。
特にやりたいことも無く、焦る彼女の家のポストに入っていたのは、『未来屋工房』なる、謎の、怪しい場所のチラシ。
"過去を変え、新しい未来《いま》にしたいあなたへ"
胡散臭ささを感じながら、どこか心惹かれている自分に気づいた奈菜美は、未来屋工房を訪ねてみると、思わぬ方向に話は進み・・・。
文字数 10,092
最終更新日 2024.06.10
登録日 2021.10.18
イギリス人の両親を持つ高校一年生のイヴァン・ファーマーは、生まれは日本、育ちも日本、習慣や言語、そして心さえも「日本人」として生きてきた。
だがイヴァンは、見た目や国籍によって周囲の人々に「勘違い」をされてしまうことが多々ある。
自らの人種と心のギャップに幼い頃から疑問を持ち続けていた。
そんなある日、イヴァンの悩みを理解してくれる人物が現れた。
彼が働くバイト先のマニーカフェに、お客さんとして来店してきた玉木サエ。
イヴァンが悩みを打ち明けると、何事にも冷静沈着な彼女は淡々とこう答えるのだ。
「あなたはどこにでもいる普通の男子高校生よ」
イヴァンにとって初めて、出会ったときから自分を「自分」として認めてくれる相手だった。進路についても、深く話を聞いてくれる彼女にイヴァンは心を救われる。
だが彼女の後ろ姿は、いつも切なさや寂しさが醸し出されている。
彼女は他人には言えない、悩みを抱えているようで……
自身のアイデンティティに悩む少年少女の苦悩や迷い、その中で芽生える特別な想いを描いたヒューマンストーリー。
◆素敵な表紙絵はみつ葉さま(@mitsuba0605 )に依頼して描いていただきました!
文字数 116,525
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.04.30
YouTubeにて投稿している『幻想郷創夢』のおまけ箇所を小説テイストでお届けいたします。おまけと題しまして〈動画にするには難しすぎるし誰が見るねん!〉の回です。映像を作るだけの余力と需要がない部分をまとめています。
文字数 3,961
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.06.08
お嬢様は納得できない!の番外編のまとめと、IFルートが出来たので投稿していく予定です
文字数 38,560
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.04.28
文字数 4,874
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.06
小さな港町に、運命を信じない青年がいました。彼の名前はハルト。ハルトはいつも「宿命なんてものはない、自分の力で道を切り開くんだ」と言っていました。
文字数 520
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.07
先人達が築き上げて来た科学世界。
超科学世界の一国"トワレ"で開発されていた人工生命体アンドロイド"METSIS"だったが、感情構築機能不全や思想層状機能異常等の様々な問題が発生。次第に開発が難航、やがて中止命令が出されることとなった。
しかし、トワレに住んでいた変人天才科学者スタリング・メルトウェルが開発に着手。トワレ国内では重罪となったMETSIS開発を極秘で成功させた。
METSISの感情構築機能をスタリングが最終調整してところ、助手の密告により保安局が強襲。万が一に備えて作っていた転送装置によりMETSISとともにその場から離脱したが、METSISだけ転送装置内の異常により、別の世界へと転送されることとなってしまった。
METSISの少女は荒廃した世界で目を覚ます。
これは、METSISの少女が荒廃した世界で生きていく物語。
012
※こちらの作品、カクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 102,336
最終更新日 2024.06.07
登録日 2023.10.31
ある公立高校の2年1組の教室。一見みんなお気楽で、楽しそう。だが、一人一人の内情を見てみると……。
みんなが幸せそうに見える、自分だけが不幸な気がする。そんな若者に贈る物語。
文字数 4,790
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.07
パティシエとして独立の夢を叶えようとしていた矢先、夢を応援してくれていたはずの恋人と父を失った沙代子。
父の四十九日を終え、父が古本屋を経営していた、生まれ故郷の町へ戻ってきた沙代子は、ハーブティー専門のカフェを見つける。
城下町の古い建物を改装してカフェをオープンさせたという青年は、沙代子の亡き父に頼まれて古本も売っていると言う。
カフェを訪れる客が昔に縁のあった古本と出会い、その本にまつわる話に沙代子と青年は巻き込まれていく。
そして、青年に惹かれていく沙代子は、忘れていた青年との思い出を呼び起こしていくのだが……。
文字数 136,664
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.03
関東に住む中学2年生のつむぎ。北海道で一人暮らししている祖母の体調を見守るため、1学期の間だけ二人で暮らすことになった。小学生まで住んでいたところに戻るので友達もいる。行ってみると、春になって体調が良くなった祖母相手にすることがない。
また仲良くなった友達の縁(より)に、市内で開催される6月のママチャリレースに誘われる。メンバーを集めて表彰をめざす、と意気込む。
文字数 42,721
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.01
十月某日、「私」は酷く嫌な夢をみて目を覚ました。若干の違和感を感じつつ日常を過ごすが、翌日、その違和感の正体に気がつく。「私」は同じ一日を繰り返していたのだ。何故こんなことに巻き込まれているのかと混乱しているうち、同じく「今日」を繰り返しているクラスメイトに出会う。
文字数 14,860
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
昔々、ある村に、赤い靴を愛する少女がいました。彼女の名前はミナ。赤い靴は彼女にとって自由の象徴でした。しかし、彼女は病弱で、外に出て走り回ることができませんでした。
文字数 568
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
小さな町の片隅で、古びた本屋を営む老人がいた。彼の名はハルト。店は売り上げも少なく、訪れる客もまばらだったが、ハルトにとってその場所は世界の全てだった。
文字数 666
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
小さな町の郵便局に、一人の老郵便配達員がいた。彼の名は松本さん。毎日、手紙や小包を丁寧に配達する彼の姿は、町の人々にとって心温まる光景だった。
文字数 555
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
静かな夜、街の灯りがぼんやりと部屋を照らす。壁に掛けられた古い時計が、深夜の静寂を刻む。部屋の隅に座る男は、手に持ったペンを軽く揺らしながら、思い出にふけっていた。
文字数 426
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05