歴史・時代 初恋小説一覧
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鬼神と名乗る武将・木曽義仲 × 彼の正室になったワケあり姫君
悲劇的な運命を、愛のちからで切り開く!
ときは平安末期、京都。
親しくなるとそのひとは死んでしまう――そんな鬼に呪われた姫君としておそれられていた少女を見初めたのは、自ら「鬼神」と名乗る男、木曽義仲だった。
彼にさらわれるように幽閉されていた邸を抜けた彼女は彼から新たに「小子(ちいさこ)」という名前をもらうが、その名を呼んでいいのは義仲ただひとり。
仲間たちからは款冬姫と呼ばれるように。
大切にされているのは理解できる。
けれど、なぜ義仲はそこまでして自分を求めるの?
おまけに、反逆者として追われている身の上だった?
これもまた、小子の持つ呪いのせい?
戸惑いながらも小さき姫君は呪いの真相に挑んでいく。
恋しい義仲とその仲間たちに見守られながら。
これは、鬼神とおそれられた木曽義仲に愛された呪われた姫君が、ふたりで絶望の先にあるしあわせを手にいれるまでの物語。
匂款冬(においかんとう、ヘリオトロープ)の花言葉は「献身的な愛」
鬼神にとっての唯一の白き花である少女との運命的な恋を、楽しんでいただけると幸いです。
文字数 30,955
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.05.26
このお話は全てフィクションです。
老翁「ある女の子がおったんじゃよ…」
子供「女の子〜?」
老翁「そりゃあもう、目が離せなくなるほどの美少女だった…」
子供「その女の子がどうしたのー?」
老翁「わしが幼い頃…世界中の争いが日に日に悪化し…この世界は何もかもが終わりかけ始めておったんじゃ…」
子供「そうなのー?」
老翁「だが、その中で世界を変えた…いや、世界を救った人物がその子なんじゃよ」
子供「その子はどこにいるのー??」
老翁「…さぁ…わしにもわからん…生きているなら会いたいものじゃ…」
子供「ジィジはその女の子が好きなんだね!」
老翁「ハハハ…わしはその子に助けてもらわなかったら今生きていなかっただろうなァ」
子供「ふ〜ん…あ!それよりジィジ!あそぼ〜よ!」
老翁「はぃはぃ」
文字数 2,066
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.14
あの人が来る――。恬子(やすこ)は小野の雪深い地で、中将が来るのを待っていた。中将と恬子が出会ったのは、彼女が伊勢の斎宮だったとき。そのときから、彼の存在はかわらず恬子の心にある。しかし、この恋はかなえてはいけないもの――。互いに好き合いながら、恬子は彼の手を取れないでいた……。
※平安時代が舞台の恋物語です。
文字数 35,383
最終更新日 2019.05.13
登録日 2019.04.29
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