現代文学小説一覧
舞台は現代。ロシアウクライナ戦争において、米国からの協力圧力に屈した日本政府は自衛官を退職扱いにして大規模に日本人義勇兵として派兵していた。その隠された目的は自衛隊に実戦経験を積ませてクーデター要員として育成することにあった。
警視庁公安部公安総務課第五公安捜査10係の自衛隊監視班はこれを危機ととらえ、成田空港で帰路に着く彼らを隠し撮りする。その中には主人公畠山正警部補、サポートするオペレーターにはヒロイン村上遥警部補の姿もあった。
ホワイトハウスで話される謀略は日米合同委員会を通じて政府上層部にリークされる。アメリカCIAの目的は、日本を軍事統制下に置き中国と開戦。海底資源で漁夫の利を得ることにあった。
法務官僚の乃木がそれを報告し、正の父である畠山正晴法務大臣は対応に苦慮する。
警察庁警備局長稲田警視監と公安警察理事官赤坂警視正は、極秘裏に、自衛隊監視班の田村警部、大河内巡査部長、畠山警部補、村上警部補、それに乃木を加えたメンバーで公安事案特別捜査本部諜報専従対策室──セキュリティポリスインテリジェンスSPIを組織。
果たしてSPIは自衛隊クーデターを阻止することができるのか!?
公安警察秘密捜査チームと自衛隊クーデター勢力が激突する!
マルチ投稿しています。
文字数 9,434
最終更新日 2025.01.03
登録日 2024.11.04
ジュリアン・デ・デュラン公爵令嬢15歳は発達障害 ADHDを理由に婚約破棄されてしまいました。
その先の花
ジュリアン、名前の響きは美しく、
だけど心の中には、
他の誰にも見えない、
小さな迷路が広がっていた。
思うように言葉が出なくて、
落ち着かない心、手が震える。
彼女の世界は、
ひとりきりで動いていた。
婚約者の言葉が重く響く。
「君には無理だ」と、
その一言がすべてを決めた。
でもジュリアン、知っている、
誰かが決めた道だけが全てじゃない。
「私は私だ」と、心で呟く。
誰かの期待に縛られたくない。
空を見上げるその先には、
まだ見ぬ花が咲いている、
傷だらけでも、進むその先に
きっと、あなたの色があるはず。
ADHD、それが何だろう、
その特性があなたをダメにするわけじゃない。
思い通りにならないこともあるけれど、
それでも、歩みを止めないで。
ジュリアン、あなたは素晴らしい、
そのままで、ありのままで、
世界はあなたを待っている。
その小さな一歩が、きっと世界を変える。
そして、あなたが見つけるのは
他人の期待ではなく、
自分自身を愛する力、
それこそが本当の幸せ。
あなたの物語は、
きっと誰かの心に触れる、
読み終わった時に、
少しだけ、幸せを感じる物語になる。
そして、ジュリアン、あなたが咲く時、
その花はきっと、誰もが憧れる美しさを持つ。
その一歩一歩が、
あたなの未来を輝かせるから。
文字数 45,470
最終更新日 2025.01.03
登録日 2024.12.04
文字数 2,753
最終更新日 2025.01.02
登録日 2025.01.02
弁護士もつけてやる。組長の願い。静かにおさめろ。弁護士はこなかった。スクリュー投げ50本に耐えて私は今ここにいる。痛みにだけは強くて良かった。
文字数 71
最終更新日 2025.01.02
登録日 2025.01.02
文とは、希であり、一部である。
こうみょうである必要がありそうで
実は無い。それが文である。
どこにでもありそうで、どこにもない。似かよった文はじゅんぶんかくではたくさんある。それが人となり、一部となる。
人間が生活する中で、文とは、どこにでもある。生活に必要であるが、生きる中では、文とは必要ない。人間とは、考えるあしであるとは、よく言ったものである。常でありそうだが、考えている時間の方が永い。それが人であり、文である。
文字数 950
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.12.30
私という男は、見失った孫の手を捜す事となる。
私は、祖父母と両親そして兄たちからの愛情をもらい幼い頃から何不自由なく生きていた。隣人には同級生であり後に妻となる女性の家庭共々、幸せを絵に描いたような仲良し家族の存在があり、お互いにいつも助け合いながら楽しく生活していた。そんな時に陥って見失った孫の手。どのように見つかっていくのか楽しく描かれています。
文字数 120,968
最終更新日 2025.01.01
登録日 2025.01.01
以前に書いた七行詩です。それぞれの作品に付した最後の日付が作成年月日になります。 最初の「○」は無題を意味しています。 note(https://note.com/izzyapoet/)にも作品をアップしています。
仕方なく「男性向け」を選びましたが、男性でも女性でもそうでない方でもどんな人でもお読み頂ける作品です。
文字数 133
最終更新日 2025.01.01
登録日 2025.01.01
大切にされない女
「大切にされない女」
何度も夜の闇に問いかける
「私は、ここにいていいの?」と
誰かの望む姿に染めた日々
本当の自分は、どこにいるのだろう。
笑顔で包んでも、心の奥で響く空虚
優しさを見せても、返るのはため息だけ
求められるのは都合の良い私
本当の私に気づいてくれる人はいない。
花瓶の中の花のように飾られる
けれども、水は注がれず
咲き続ける力も尽き果てて
枯れていく声さえも、誰にも届かない。
いつの日か、気づいたんだ
「大切にされないのは、私が悪いのか」と
でも、それは違う、心が叫ぶ
大切にしない人の価値に、私は溺れていた。
今、風を感じたい
私を枯らすだけの場所から逃れ
雨にも陽にも触れられる場所へ
私を私として見てくれる人のもとへ。
大切にされないままでいい女なんていない
誰もが愛され、尊ばれる権利を持つ
私は私を大切にする
その一歩が、私の新しい朝になるから。
文字数 19,697
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.11.22
田之上司は二十一年ぶりに幼馴染でありプロ野球選手として一流の活躍を見せた福井雄太郎からキャッチボールに誘われる。
あまり乗り気ではないが、一緒にキャッチボールをする事になる。
プロの身体能力や技術に驚かされる中、これまで雄太郎とのキャッチボールを避けてきた理由を吐露して……
真冬の苦く止まったままの青春の終わりとこれからをはじめる青春と壮年期にかかる野球小説
文字数 5,404
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
人生折り返し地点を迎えた団塊ジュニア世代の男性(おじさん)と、そのおじさんが子供の頃からの長い付き合いである精霊の話
文字数 11,482
最終更新日 2024.12.31
登録日 2023.12.19
文字数 6,301
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.01
多くの空手家から尊敬を込めて「龍皇」と呼ばれる久米颯玄。幼いころから祖父の下で空手修行に入り、成人するまでの修行の様子を描く。
その中で過日の沖縄で行なわれていた「掛け試し」と呼ばれる実戦試合にも参加。若くしてそこで頭角を表し、生涯の相手、サキと出会う。強豪との戦い、出稽古で技の幅を広げ、やがて本土に武者修行を決意する。本章はそこで終わる。第2章では本土での修行の様子、第3章は進駐軍への空手指導をきっかけに世界普及する様子を独特の筆致で紹介する。(※第2章以降の公開は読者の方の興味の動向によって決めたいと思います)
この話は実在するある拳聖がモデルで、日本本土への空手普及に貢献した稀有なエピソードを参考にしており、戦いのシーンの描写も丁寧に描いている。
文字数 116,473
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.11.09
キャリーオーバー 12億の宝くじに当たってしまった70歳独居老人
文字数 15,248
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.29
いつもの日常を普通に過ごしていた。
トラブルはあるものの、そこまで思うことは無い毎日。
それでも、奇妙な巡り合わせが全てを変えてしまう。
失ってからしか気づけないモノは多い。
いくら足掻いても、一度失った物は元には戻らない。
失った者は、それでも前を向かなければならない。
どれだけの後悔や悲しみを抱えていても、人生は続くのだから。
そんな迷走を続ける会社員の日常譚。
毎週水曜日・金曜日に更新予定
文字数 24,703
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.11.01
希死念慮に囚われた作家・誠司、愛が欲しい未熟な女性・華、彼らを支配しながら救いたいと願う・亮。3人の奇妙な依存関係とその破壊と再生の物語。
※一部精神的・性的倫理の逸脱をテーマにした作品です。同性愛や未成年との関係、配偶者以外の関係などが出てきます。また依存関係や精神的不安定さ、希死念慮・自傷行為・自殺をテーマに含みます。
文字数 29,429
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.11.26
中学校の卒業が義務教育を終えるということにはどんな意味があるのだろう。
大学を卒業したが教員採用試験に合格できないまま、何年もの間臨時採用教師として中学校に勤務する北田道生。「正規」の先生たち以上にいろんな学校のいろんな先生達や、いろんな生徒達に接することで見えてきた「中学校のあるべき姿」に思いを深めていく主人公の生き方を描いています。
文字数 33,357
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.14
以前に書いた七行詩です。それぞれの作品に付した最後の日付が作成年月日になります。 最初の「○」は無題を意味しています。 note(https://note.com/izzyapoet/)にも作品をアップしています。
仕方なく「男性向け」を選びましたが、男性でも女性でもそうでない方でもどんな人でもお読み頂ける作品です。
文字数 136
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.29
人は寝たり起きたりを繰り返す生き物だ。ずっと起きてられる人なんていないし、ずっと寝ている人もいない。毎日、自分のすべきことがあって自分の生きる時間がある。
そんな人たちが疲れきった時に行き着く場所。そこがここ。この店、
「Tsukakoko」だ。名前の由来は至ってシンプル。
疲れたらここへ来て。
ここへ来てくれたら、君の抱いている悩みは全て無くなることはないかもしれないけれど、1時間前よりも心を軽くすることが出来る。ここへ来てくれたら、君を襲う体の痛みは綺麗さっぱり無くなることはないかもしれないけれど、1時間前よりは楽にすることが出来る。体を完璧にリセットすることは難しいけれど、明日を生きようと思える気持ちにさせることは出来る。
この店はそういうところ。少し真面目すぎる助手のいる店だけれど、僕と2人で必ず君に安らぎの時間と明日を生きる活力をお送りするよ。だから、この店を覚えていてほしい。Tsukakokoへようこそ。
文字数 202,497
最終更新日 2024.12.29
登録日 2023.11.05
すべての事件はリビングで起きている。そして、そのほとんどは未解決の難事件である。
文字数 437
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.04.02
私はなんなんだろう。
本当は生きているのに、どこかで自分を客観視している自分がいる。
“死“
それが私に残された最後の救済手段なのか??
私は頭を悩ませ、自分の決めたタイムリミットまで人生を生きることにした。
文字数 1,499
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.29
––彼此数十年、碌でもない生き方をしたような気がします。––
『良い大人』になれなかった“私”の最初で最後の想いを、今、此処に。
文字数 998
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.28
時計の針は真夜中の1時を指していた。
梅雨の長雨は3日経っても止む気配すらなく、ベランダの2脚の白いチェアを濡らしている。横に置かれた鉢植えの赤いペチュニアも寂しげに揺れている。
眠れない夜、和也は
文字数 120
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.28
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