学校行事 小説一覧
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顔良し・性格良し・頭脳明晰・スポーツ万能な菅野陽介は誰からも好かれる優等生だったが、当の本人は他人の顔色ばかりを窺う自分に嫌気が差していた。
そんな陽介だったが、彼女を取られたという身に覚えのない理不尽な理由で先輩に目を付けられ、体育館倉庫の裏に呼び出される。抵抗するだけ無駄、後から説明すれば先生は自分の味方をしてくれる…そう思った陽介は、大人しく殴られようとした。
そんな時颯爽と現れたのは、学年…いや学校一の問題児、東雲晴。先輩や陽介よりも小柄なのに、放たれる圧倒的な存在感。
汗一つかかずに、無駄のない洗練された動きを見せると、あっという間に先輩を伸してしまった。
そんな晴が陽介に対して放った言葉は…
「…カッコ悪。」
そう言われたのは生まれて初めてで…確かに馬鹿にされたはずなのに、初めて自分自身の内面を見てくれた晴に対して陽介は好感を持つようになり、自ら接触を試みるが…。
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※高校を舞台にした青春BLとなります。
※コンテスト用に新作を投稿いたしました。
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文字数 102,325
最終更新日 2025.09.29
登録日 2025.08.03
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