現代文学小説一覧
老人たちの逆襲。老後資金3000万でも足りないってどうよ!!
文字数 112,178
最終更新日 2025.01.09
登録日 2025.01.04
ある夏の午後にうたた寝をしながらテレビを眺めていた私は、いつの間にやら始まっていた映画の放送に見入っていく。彼女の声を契機に明瞭になった人生を生きながら、私は彼女の姿を追いかける。やがて追い求めていたはずの彼女の姿を花火が照らし出したとき、私が見たものは……。
文字数 3,362
最終更新日 2025.01.09
登録日 2025.01.09
幸せホルモンをドーパミン、セロトニン、オキシトシン、β-エンドルフィンをお届けします。
幸せホルモン頌
ドーパミン
目標達成、快楽の調べ
意欲を掻き立て、未来へ駆け出す
報酬の輝き、心を躍らせ
新たな挑戦への扉を開く
セロトニン
穏やかな心、安らぎの光
心のバランス、穏やかに保ち
幸福感に包まれ、穏やかな日々を
ストレスを遠ざけ、安らぎの世界へ
オキシトシン
愛と絆、心の繋がり
信頼を深め、温かいぬくもりを
分かち合う喜び、心を満たし
孤独を癒し、愛で満たす
β-エンドルフィン
苦痛を和らげ、喜びを育む
自然の恵み、体内に満ちる
ランナーハイ、至福の時
心の傷を癒し、希望を灯す
四つの光、心照らす
それぞれの輝き、奏でるハーモニー
バランスを保ち、健やかに生きる
幸せの道を、共に歩む
文字数 64,115
最終更新日 2025.01.09
登録日 2024.09.27
オードヴルの無い晩餐は、紅をささない美女のようなものだ。
文字数 17,650
最終更新日 2025.01.09
登録日 2021.06.22
突然有希からの電話を受けた友之。内容はなにか困っているので助けてほしいという事だった。この一本の電話から友之の夢が覚める。
文字数 2,762
最終更新日 2025.01.08
登録日 2025.01.08
以前に書いた作品です。最後の日付が作成年月日になります。
最初の「○」は無題を意味しています。
note(https://note.com/izzyapoet/)にも作品をアップしています。
仕方なく「男性向け」を選びましたが、男性でも女性でもそうでない方でもどんな人でもお読み頂ける作品です。
文字数 172
最終更新日 2025.01.08
登録日 2025.01.08
芸能生活7年目に入った遠藤さくらさん。ちょっとおかしいです。恥じらいが見られたセリフを恥じらわずに述べている点。そこはちょっと前なら照れていたのにどうしたのでしょうか?
文字数 350
最終更新日 2025.01.08
登録日 2025.01.08
わたしの婚約者は愚かでかわいい女がお好き
わたしの婚約者は愚かでかわいい女がお好き
微笑みひとつで心を溶かして
何も知らぬふりして甘えた目で
その手を握るだけで全てを与えてくれる
わたしの婚約者は愚かでかわいい女がお好き
時に迷子のように道を踏み外し
でもその純真さに胸を打たれて
無敵のように守られる気がして
わたしの婚約者は愚かでかわいい女がお好き
何度も繰り返す、優しい嘘を信じて
過去も未来も何もかも忘れた
ただ今を大事に感じるその瞳で
でもわたしは知っているの
その愚かさの奥に隠された強さ
誰よりも深く、誰よりも優しく
そして誰よりも愛に満ちていることを
だからわたしは誇らしく思う
愚かでかわいい女になれることを
わたしの婚約者が好きだと言ってくれる限り
永遠にその可愛さで君を照らすよ
文字数 21,129
最終更新日 2025.01.08
登録日 2024.11.23
細川ガラシャの物語
「細川ガラシャの詩」
暗闇の中にひとひらの光、
異国の風が吹き抜ける時、
私は知らぬ間に、この地に立っていた。
戦の声、血の匂い、
けれども心は静かに祈る、
その先にあるものを信じて。
異国の神が語る言葉、
信じる心で私の中に宿り、
名も知らぬ土地で生きることを選びし時、
愛は戦いの間に咲く花のよう。
細川忠興、
その手のひらに未来を託して、
そして私、ただひとり、
あなたのために生きる。
だが、時は流れ、
悲しみの時が来る。
戦の火が私の家にまで迫り、
命を捧げるその時、
心に誓った言葉がひとひら浮かぶ。
「我が命、この戦火の中で消えるとも、
あなたのため、私の信じる道を貫く。」
私は火の中で踊り、
この命を天に返す時が来る。
だが、心はまだあなたと共にある。
信じるものがあれば、
死さえも恐れることはない。
私の声は届くだろうか、
あなたの胸に、心に。
私の死があなたの力となり、
その先に希望を灯すことを、
ただひとつ願う。
文字数 57,792
最終更新日 2025.01.08
登録日 2024.11.24
シャンデリア
空高く揺れる光の輪
幾千もの小さな星が踊る
夜の闇を切り裂くように
その輝きは語り始める
記憶の結晶が繋ぎ合わさり
一つ一つのクリスタルに宿る声
そこにあった愛、夢、祈り
誰かが見上げた温かな時間
静寂の中、かすかに響く音
カチリ、カチリ――涙のような調べ
揺れる影が壁に映り
過ぎ去った日々が手招きする
その光は消えぬ灯火
失われたものを照らし出す
未来さえも包み込むように
新たな物語を紡ぐ糸となる
シャンデリアよ、語り続けて
あの日々の美しさと儚さを
そして誰かが見上げるたびに
新たな希望の光をともしてほしい
文字数 9,058
最終更新日 2025.01.08
登録日 2024.11.19
後悔の果てに
過ぎ去りし日々の影
その背に隠した言葉たち
愛すべきものを見逃して
義務だけを背負ってきた
冷たく交わされた誓い
私の胸に突き刺さり
心を閉ざしたあの日から
あなたの瞳が遠くなる
あなたの微笑みはいつも
私には向けられずに
子供たちと共に咲いた
愛の花は私の知らぬ間に
あの日の花束を思う
赤いガーベラのその色が
私が失ったすべてを
静かに教えてくれる
そして、遅すぎた気づき
後悔は、静かに心を満たし
振り返ることさえ許されず
私の手の中には何もない
帰り道を探しても
あなたの影はすでに消えて
ただ空虚な部屋の中
冷たい風が吹き抜ける
後悔の果てに残るものは
もう何も持たずに
ただあなたを想うだけ
時は静かに、私を飲み込む
文字数 10,457
最終更新日 2025.01.07
登録日 2024.11.27
Monster
静かな夜の中で、
影が爪のように伸びる、
囁きが空気を揺らし、
姿なき者が迫る。
吠えもしない、叫びもしない、
その瞳は恐怖のように暗い、
それはあなたの思考の中に待つ、
聞こえぬ場所で静かに。
顔も名前も形も持たない、
無形の、無音の存在、
それは内なる恐怖を食らい、
あなたの勇気を奪う。
その足音は雪が降るように静かで、
でもあなたの魂には響く、
それはあなたが息をする度、
あなたの目標を動かす。
見せもしない、噛みもしない、
でもそこにいることは分かる—
心と頭の中に住むモンスター、
空気の中の影として。
それに立ち向かうには一人で、
あなたの声が闇を切るべき、
モンスターは沈黙の中に住むけれど、
あなたが戦いを支配する。
だから深呼吸し、暗闇を放ち、
光がその痕跡を消すように、
モンスターは輝く魂を恐れる、
暗闇を離れる心を。
文字数 15,534
最終更新日 2025.01.07
登録日 2025.01.06
文字数 2,169
最終更新日 2025.01.07
登録日 2025.01.07
桐谷芒(きりやすすき)は新宿のスクランブル交差点にいた。
戦国時代の合戦前のようなそこで、向かい側に熱い接吻をする僧侶の姿を見つける。
坊主の癖に煩悩丸出しじゃないか、と呆れてしまう芒。
信号が青になり、やがてその坊主とすれ違う。
と、突然坊主が芒の腕を掴み、「お前、大丈夫か?」と聞いてきた。
芒は困惑してしまう。
文字数 3,437
最終更新日 2025.01.07
登録日 2025.01.07
カクヨムが誕生してから本格的に執筆活動を初めてもうすぐ9年。
産まれたばかりの赤子が小学生になるまでの間続けられる理由をお話します。
ノベルアップ+主催の「なぜあなたは投稿するのか」投稿フェア掲載作品。
文字数 725
最終更新日 2025.01.06
登録日 2025.01.06
久々に地元に帰省した亜紀子は、友人の朋恵を訪ねる。
昔話に花を咲かせた後、亜紀子は明日は愛乃に会うと言う。
亜紀子にとって、愛乃とはただの中学時代のクラスメイトでしかなく、それほど交流はなかった相手だった。
しかし、数年前、親友だった美香の告別式の日に、亜紀子は愛乃から美香への想いを聞くことになった。
文字数 7,979
最終更新日 2025.01.05
登録日 2025.01.05
文字数 18,087
最終更新日 2025.01.05
登録日 2025.01.05
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