現代文学小説一覧
書き手たるもの、
「1行でも、五分でも、毎日書く」
「書けなくても書け」
「いいから書け」
「とにかく書け」
などといわれるものです。
なかなか毎日書くことができずにいますが、キーワードを設定して掌編を書きました。
練習、手慣らし、リハビリ、なんと呼んでも(呼ばれても)かまいません。
いわゆる「三題噺」というやつです。
※お題にしたキーワードはわたしが思いついたもの、目についたものです。ランダムにリストアップして、ルーレットで3つを選びワンセットにしました。
恋愛ものを書くことが多いわたしですが、別カテゴリーの作品に挑戦したい思いもあります。今後、書くものの幅を広げられたらいいな~と思います。楽しめることを増やしたいものです。
文字数 10,720
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.10
文字数 2,200
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.03.14
「写真と言うのは、人の人生の中の、ほんの少しの断片を切り取ったもの。後で見た時に、美しいと思えるようにするもの。カメラマンっていうのは、そういう仕事さ。」
その一心で、ある時はグラビア専門のカメラマンとして、何人もの少女の写真を撮り、イメージビデオ作成に貢献し、写真集も出した。またある時はジャーナリストとして、海外に赴き、テレビで放送されない真実を撮影し、報道してきた。いつしか大物になった彼は、地元の京都に芸能事務所 Strawberry Milkを立ち上げ、多くの夢見る少女達の背中を押し、才能を引き出して、花を咲かせた。
この物語の主人公 香塚 薫(1974~2019)は、京都府出身のカメラマンである。これは、彼の生涯と彼が遺した写真集やイメージビデオ、また、撮影してきたものにまつわる物語である。
文字数 121,696
最終更新日 2024.05.13
登録日 2022.11.28
パソコン教室を通して偶然に知り合った、主要人物が、ローリングストーンズの『ギミーシェルター』の曲に触発されて、新たなる人生に踏み出していきます。
文字数 29,033
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.05.13
ゴールデウィーク中の世の中で休日出勤を余儀なくされた社会人二年目のサラリーマンが通りすがりの老婆に聞かされた鬱金桜の木を見に行く、不可抗力で大人になってしまったことに対する往生際の悪さを描いた作品。
本作は金ピカ桜の蜜の味の連作小説であり、都合上別作品として投稿していることご承知おきください。
文字数 3,221
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.12
金色に輝く桜(クロロフィルの極端に少ない鬱金桜)の木を見つけたすずめが密を吸う、ポップな幼さを強調したお話です。
本作はカナリーイエローの花車の連作小説であり、都合上別作品として投稿していることご承知おきください。
文字数 407
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.12
猫との出会いは唐突だった。
緊急事態宣言の続く中、全てが不安で全てが嫌になり、俺は自○する為にロープを買いに出掛けた。その途中の空き地から突然声をかけてきたそいつはこう言ったんだ。
『おい、兄ちゃん。お前、俺に猫缶を買ってこい。高いヤツ、3つな。』
これは、ぶっきらぼうな話す野良猫と、どこにでもいるダメ人間の俺の話だ……。
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【自作Net小説朗読CAFE】
『stand.fm』にてラジオドラマ配信(週1回日曜予定)
https://stand.fm/channels/65ab6f64d47b013105e92d02
文字数 29,259
最終更新日 2024.05.12
登録日 2022.07.29
衣食住
小説家として生きる
夢は、玉三郎さん、劇団四季や芸能関係、ギャンブルやさまざまな知識の持ち主。
虚構一から七の文章を講談社様にWeb投稿したのだが、5月10日(金曜日)の12時までにご連絡くださいと丁寧な返答をいただき、返事無しか、相手にさえされないと踏んでいたために、メールのチェックを怠っていた。そのために、大切なお返事がスパムメールの嵐に隠れてしまい、読むことが遅れてしまい日中の内にご連絡できなかった。チャンスの神様は前髪しかないと聞いてはいたが、メールに気付いた時間は16時半を過ぎており、申し訳ないことをしたと思っている。わたくしが「書生」として小説家を目指して数十年が経過した。年齢も早くはなく、小説家としての道はほとんど諦めていた。まだ、「吉報」とも「凶報」ともわからず、社会経験の少ないわたくしには、運がないらしい。逃してしまったチャンスは今後活かすとして、連絡は明日以降にきちんと入れたいと思う。衣食住を余り気にしない「書生」には、十代の頃から「物書き」をして来たが、「小説」とは、最も身近なものでありながら、最も程遠い存在のようである。そもそも、『小説家として生きる』という言葉自体が重々しく腹に圧し掛かり胃がキリキリと痛むのである。小難しいことは良いから、書ければ良いというものから、いざ「お仕事」となると、書生の場合は、難しいの一言に尽きるのである。そもそも、「いくつかご質問が御座います。」とのことなので、しかも何度もご連絡をいただいたのに、電話機が古いために買い替えの時期を失い、いまだに電話としての機能を果たしていない。5Gが到来してから、携帯からの電話が何故だか受けられなくなり、購入するのにも、なかなか買い換える機会がなく、電話という分野においては、人と話す機会がなくなり、メールでの遣り取りはめっきり減り、現在に至る。スパムメールが多く、ほとんど読む価値がないメールに悩まされるよりは見ないほうなので致し方ない。人間万事塞翁が馬である。のほほんと生きるがなくなることには、気が滅入りそうになる。それもこれも、学業を碌にせず、小・中学校ですらも卒業をしていないわたくしには、勿体無いお話である。痛くもない腹を探られるのも気が進まず、連絡が来ることすらも考えていなかったわたくしにとっては、いかんともしがたい事実である。
文字数 6,823
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.10
文字数 1,138
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.12
文字数 14,345
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.05
文字数 13,708
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.07
カレンは天国の大天使、ミカエルから地上に派遣された天使である。
「吾がエンジェル、カレンよ。お前は栃木県宇都宮市に赴き、悩める宇都宮の子羊たちを救うがよい」
「はいミカエル様、仰せのとおりに」
カレンは名前を「宇都宮カレン」と名乗り、宇都宮のオリオン通りアーケードに『カレンの占の館』をオープンさせる。
宇都宮の人たちにカレンが希望へと導いてゆくという、シリアス・コメディである。
文字数 21,238
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.06
アツミは家族以外の人間との接触を嫌うリモートワーカー。
「大きな街」の短大を出た後、出身地でもある「中くらいの街」に戻り、
中学時代の同級生だった「ケン」と結婚し、ひとり娘「マコ」を授かる。
マコは小柄で目立たな「そう」な少女だが、健康で察しがよく、
「頼まれるとイヤと言えない性格」が幸い(災い)し、周囲からの信頼を集めていた。
しかし本質は母アツミそっくりのコミュ障である。
マコの中学校の入学式に出席したアツミは、
教室で身を縮めて悲壮な表情を浮かべるマコの様子を見て、
不登校宣言をされても受け入れようと決心するのだが…
文字数 11,863
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.11
砂抜きで塩水に浸けられている浅蜊(あさり)たちは、数珠玉の実の色に似ている。
子供の頃、数珠玉の実の中身を穿り出すのが好きだった。
出てきた中身は愛おしかったが、外殻は祖母に渡していた。
これでアクセサリーを作るかと聞かれたが、断った。
――空っぽになるのは、あっけなかった。
文字数 2,586
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.11
油絵の具で汚れたボートを湖にひっそりと浮かべ、その上で19歳の彼は死んだ。それは自殺だった。
恵まれたはずの彼が自殺した理由を求めて訪れた避暑地の別荘で、私は左手の薬指がないパン食動物の女の子と出会い、絵狂いだった彼との記憶を小説に書き起こしていく。
世界で最も嫌われた画家、右寄りの女教師、悪態つきの少女V、眼つきが悪い蛇坊主、痛みを忘れた幽霊くん、個人売春のワンコインばばぁ、片想いする焼肉屋の乙女、堅物の本官くん、盲目の天才画家、そして芸術の悪魔。そんな奴らと彼は戦う。
※暴力表現や性描写が含まれるため、苦手な方はご注意ください。
文字数 148,611
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.25
愛する人の死を切欠に自分を追い込んでいく大楠武一(ぶいち)。生き急ぐ自分の人生に絶望した彼に集まる人は彼を動かしていく。
自分を探そうと足掻く純文学。
文字数 23,521
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.11
文字数 11,318
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.04.26
夢見心地にさせるきらびやかな世界、優しくリードしてくれる年上の男性。最初から別れの定められた、遊びの恋のはずだった…。
夏の終わり。大学生になってはじめての長期休暇の後半をもてあます葉《よう》のもとに知らせが届く。
“大祖父の残した洋館に、映画の撮影クルーがやって来た”
好奇心に駆られて訪れたそこで、葉は十歳年上の脚本家、田坂佳思《けいし》から、ここに軟禁されているあいだ、恋人になって幸福な気分で過ごさないか、と提案される。
《第11回BL小説大賞にエントリーしています。》☜ 10月15日にキャンセルしました。
読んでいただけるだけでも、エールを送って下さるなら尚のこと、お腹をさらして喜びます🐕🐾
文字数 102,481
最終更新日 2024.05.11
登録日 2023.09.29
何となくちぐはぐだけど、実は分かり合えていたり、うまくいっているようなのに、落とし穴があったり。
そんな夫婦たちの、比較的平和なお話だけを短編集としてまとめました。
文字数 44,245
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.05.06
ふと思いついたワンシーンやセリフなど、1つの小説にするには短い文章を雑多にまとめました。不定期更新。
ジャンルは現代ドラマとしていますが、その他恋愛やファンタジー、SF(すこしふしぎ)やエッセイじみたものもあります。お好きなお話からどうぞ。
※ここに置かれている「かけら」は、今後他作品へと流用する可能性があります。
カクヨム、小説家になろう、pixiv(一部のみ)にも掲載しています。
文字数 9,321
最終更新日 2024.05.09
登録日 2023.12.29
X(旧Twitter)に投稿した140字SSをまとめてみました。
それぞれが独立したストーリーですので、どこからでも始められます。
文字数 78,393
最終更新日 2024.05.08
登録日 2021.12.26
文字数 20,558
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.02
雪降る東北の温泉街にて、入浴券を買う小銭が無いと困っている女性がいた。
たったの三百円だし、俺は奢ってあげることにした。
小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
文字数 1,723
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.06
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