青春 社会人小説一覧
9
件
「本当はみんなと一緒に卒業したかった!」
高校時代。突然地元の学校の廃校が決まり、進路がバラバラになってしまった大輝、海斗、亜美、菜々子の仲良しグループ。
それぞれがそれぞれの道を選び、十年後。
仕事の都合でどんどん干涸らびていく地元の病院で働く亜美の元に、かつて好きだった大輝が自殺したという連絡が届く。
彼の葬儀に出て、今まで頑張ってきた人生ってなんだったんだろうとやさぐれている中、目が覚めたとき、まだ彼が死んでいない中学時代にタイムリープしていることに気が付く。
今度こそ大輝が死なない未来をつくるんだと、なんとか彼と進路を合わせようと頑張る亜美だったが、なかなか上手くいかなくて。
何度も何度も繰り返す中、本当に大切なものはなんですか?
ほろ苦いやり直しストーリー。
文字数 130,917
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.06.18
夢のために、ギターを弾くことを辞めたたけい。
しかし、仕事もプライベートもうまくいかない日々。
そんな中、隣に引っ越してき青年と出会うことで・・・。
文字数 7,033
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.17
25歳無職の俺はある男から治験のバイトに誘われた。
【1年間の拘束。命の危険性は無し。報酬は300万円】
生きる意味を見出せず、漠然と日々を過ごしていた俺は怪しいとは思いながらもその条件を呑み、無事にバイトをやり遂げる。
しかし、家に帰宅した俺を待っていたのは、自分と瓜二つの見た目をした人間だった。
どうやら俺が受けたバイトはただの治験バイトではなかったらしく、アンドロイドを作る国の実験だったらしい。
しかも俺の方がアンドロイドであって、試験運用の一ヵ月が経てば機能を強制的に停止させられるのだとか。
突如言い渡された余命一ヵ月。
生きたいとは思っていなかった。でも、死にたいとも思ってなかった俺は絶望に打ちひしがれながらも、自分が生きた意味を見つけるために残りの日々を生きていく。
そんな中、俺は家出少女の《椿》と出会って――
――心の底から死にたいなんて思ってないよ。
それ以外に自分を救う方法が思いつかなかった。
ただ、それだけ。
文字数 3,368
最終更新日 2024.06.15
登録日 2023.09.24
2021年5月26日。「スーパームーン」と呼ばれる、満月としては1年で最も地球に近づく日。
同時に皆既月食が重なった稀有な日でもある。
社会人一年目の僕、荒木遊真(あらきゆうま)は、
実家のマンションの屋上で物思いにふけっていた。
それもそのはず。かつて、僕を振った、一生の親友を、お月見に誘ってみたのだ。
「せっかくの夜だし、マンションの屋上で、思い出話でもしない?」って。
僕を振った一生の親友の名前は、矢崎久遠(やざきくおん)。
亡くなった彼女のお母さんが、つけた大切な名前。
あの時の告白は応えてもらえなかったけど、今なら、あるいは。
そんな思いを抱えつつ、久遠と共に、かつての僕らについて語りあうことに。
そして、皆既月食の中で、僕は彼女から言われた。「月が綺麗だね」と。
夏目漱石が、I love youの和訳として「月が綺麗ですね」と言ったという逸話は有名だ。
とにかく、月が見えないその中で彼女は僕にそう言ったのだった。
これは、家族愛が強すぎて、恋愛を諦めざるを得なかった、「一生の親友」な久遠。
そして、彼女と一緒に生きてきた僕の一夜の物語。
文字数 12,051
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.30
昔の夢を叶えられる人はどのくらいいるのだろうか。
大人になっても夢を持ち続けるのはなかなかに難しい。その中でさらに夢を掴んだ人はほんのひと握り。
スタートラインは同じはずだったのに君と僕はどこで道を違えたのだろうか。
文字数 1,222
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.05.26
社会人一年目の児玉陸は同じく社会人一年目で同期の根岸茜と会社で企画された桜の花見の場所取りをすることになり、早朝の薄暗い中二人で場所取りに向かう。じゃれあっていた二人だったが、次第に・・・
文字数 3,355
最終更新日 2022.03.27
登録日 2022.03.27
9
件