ファンタジー ラスボス小説一覧
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岸山鳴海は、前世で有名だった乙女ゲームに登場する悪役――シセル・ユーナスに転生してしまっていた。
原作主人公に殺されて世界が救われるというストーリーだけは知っている。
シセルには、寿命で死んだり、主人公以外の誰かに殺されてしまうと、その力が暴発して星ごと破壊されるというトンデモ設定があった。
死ななければならない……そう理解した鳴海は『流石の主人公も普通に生活しているだけの人間を殺そうだなんて思わないだろう』などという考えから、自身が思い付く限りの悪事を行う事で、自分の命と引き換えに世界を救おうとする。
しかし、クズムーブをしているはずの鳴海の周りには何故か……この男を未来の脅威から守ろうと必死になる者達ばかりが集まっていたッ!
文字数 59,189
最終更新日 2024.06.26
登録日 2023.10.25
「え? なんで? なんで推しのラスボスが、全員いるの!?」
下っ端神官の『はるか』が召喚したのは、この世界に迷い込む前に遊んだRPG(ロールプレイングゲーム)のラスボスだった。召喚には対価が必要で、残りの寿命が半分になるらしい。「四人もってことは、半分の半分の半分の半分。わたしの余命、もってあと5年!?」
命を削って召喚したラスボスたちだが、言うことをちっとも聞いてくれなくて。「え? 望みを訊くなら触らせろ? 無理無理無理だからぁぁぁ!」推しが近くて爆発寸前。なのに彼らはお構いなし。「わたしの心臓保つかしら?」
推しに囲まれ奮闘する、元女子高生の運命は!?
文字数 36,522
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.04.29
超能力、俗にゆう能力が当たり前に使える時代。そこではその能力の力によって将来が決められていた。
ランクがつけられ、最強はAランク、それ以上の本の一握りのものしかなれないのがSランク。逆に
最弱なのがDランクだ。それにより学業を終えた後に決まる就職も大きく決まるので、誰もが上位に
なろうと努力する時代だった。そんな世界が好きなの者いれば嫌いな者もいる。
こんな世界を壊そうとする組織、レジスタンスなどもいたりしてそれは学生でも同じだった。
この春から高校に通う一人の男子、朝霧楓。彼もこの世界が嫌いだった。ある事情で一人で過ごして
いるが、生きるのも面倒になる事が多かった。だから何度もこの世界を壊そうとも考えていたが
仲間といるうちにこの世界も悪くないと思ったが、やはり最後にはこの世界を嫌いになってしまう。
そんな彼がこの世界に最後の審判をくだす時が来る。仲間たちは彼を説得できるのかそれとも。
文字数 31,520
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.03.26
誰かに起こされ目覚めた羽鳥有理亜は異世界に転生していた。眠る前のことは自分のこと以外一切思い出せず、着ていた服は高校時代の制服。制服が着れていることに気付くと同時に、若返っていることに気付く。
驚く彼女に声をかけたのは黒髪イケメンと銀髪の美女。彼らはひざまづき口を揃えて、女王様と呼ぶ。有里亜は戸惑いながらもラスボス女王に転生したことを受け入れる。異世界での生き方を探しながらやがて過去の記憶を思い出していく彼女だったが――。
いつしか有里亜は、忠実な獣の配下とともにラスボス女王として異世界を満喫していくことになるのでした。
文字数 10,923
最終更新日 2021.12.19
登録日 2021.12.17
――困った。「僕は、死ななければならない」
前世の記憶を理解したルーファスは、自分がかつてプレイした乙女ゲームのラスボスだと気付く。
世界を救うには、死ぬしかない運命だと。
しかし闇の化身として倒されるつもりが、事態は予期せぬ方向へと向かって……?
「オレだけだぞ。他の奴には、こういうことするなよ!」
無表情で無自覚な主人公は、今日も妹と攻略対象を溺愛する。
――待っていろ。
今にわたしが、真の恐怖というものを教え込んでやるからな。
けれど不穏な影があった。人の心に、ルーファスは翻弄されていく。
萌え死と戦いながら、ルーファスは闇を乗り越えられるのか!?
ヒロインは登場しません。
文字数 101,164
最終更新日 2020.06.20
登録日 2020.05.30
勇者召喚に巻き込まれて異世界へ飛ばされた青年、篠宮透(しのみやとおる)は、与えられた職業が邪神を崇拝する【暗黒神官】だったせいで王城から追放されることとなる。
見知らぬ異世界に放り出され、飢えて死にそうだった彼に手を差し伸べたのは、不敵な笑みを浮かべたフローディア王国王女、ミスト・フローディアであった。
飢えて死にそうだった自分を救ってくれた少女に、透は忠誠を誓うこととなる。そんなミストの目標は世界征服し支配者になることだった。
「神に選ばれた勇者? 世界を闇に覆う魔王? 世界の命運は二人の手に委ねられた? は、ははは! ハハハハ! 全く笑わせてくれるではないか! 私だ――世界の支配者はこの私、ミスト・フローディアだ!」
そんなミストだが、実は自分では強いと思ってるだけで本当は運がいいだけの、とてもか弱い少女であった。ゆえに透は決意する。己が暗黒神官長トールとなり、命の恩人であるミストの世界征服を影から支える事を。
これはそんな全力で全世界に喧嘩を売っていくラスボス系ヒロインを、陰から全力でサポートする男の話である。※ハーメルンにも投稿しています
文字数 54,242
最終更新日 2020.05.02
登録日 2020.05.02
文字数 12,828
最終更新日 2018.05.02
登録日 2018.04.30
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