黒魔法小説一覧
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後の世に悪法として名高く残る法案、『黒魔法に関連する研究使用の禁止法案』……通称:禁術法が制定してから、世の中はなにかにつけて大変だ。
魔法執政官として、禁術法案件の調査依頼が飛んできて、休み暇もない。
「俺に紅茶を飲む時間くらいくれよ……」
「なにをおっしゃってるんですか、これくらい頑張ってこなしてくださいよ」
助手のレイラにどやされ、エイブラムは今日も調査に乗り込んでいく。
禁書が原因で人が死んだ場合、それは禁術法に引っかかるのか?
人が殺されたが、それは呪術が原因だと訴える犯人は有罪か無罪か?
惚れ薬が原因で婚約が破談になった場合、慰謝料はどこに請求すべきか?
今日もエイブラムのがなり声が響いている。
文字数 31,893
最終更新日 2022.09.09
登録日 2022.09.01
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
文字数 123,142
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.08.28
ある日、魔王の息子を見かけたレンフィアは、一目惚れしてしまう。
しかし、人間であり、なおかつ国で影響力の強い貴族の令嬢であるレンフィアが、魔王の子供と結婚するなど、不可能に決まっていた。
「だったら……。悪役令嬢になって、国外追放されれば良いんだわ!」
これは、魔王の息子に惚れてしまった令嬢が、黒魔法の力を使い、ついでと言わんばかりに世界を征服する物語である。
文字数 14,756
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.08.13
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