婚約廃棄小説一覧
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落ちぶれた貴族の娘であるマリアンヌは、数々の悪事を働き、プライドをずたずたにした罪で婚約者であったデイナンド侯爵の爵士であるブランドに婚約破棄を言い渡され、マリアンヌの妹であるソフィアとの婚約を宣言する。
マリアンヌが追放されるのは、一度足を踏み入れたら二度と戻ることができないと言われる魔国、ディヴィール国だった。
文字数 6,452
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.12.21
聖女として産まれてきた公爵令嬢のクリス。そんな彼女には一人の美しい妹がいて、名をマリアと言った。
聖女に嫉妬は赦されない。しかしながら、クリスは自分よりも貴族たちにちやほやされるマリアに嫉妬するようになる。そのことに気が付いた婚約候補者の第一王子ハマーは、クリスとマリアを比較し、クリスと婚約することが必ずしも得策ではないと考えるようになる。
「君との婚約についてもう少し慎重に考えたいと思う」
ハマーの発言に対し、聖女クリスは怒りを覚えた。聖女が決して抱いてはならないとされる感情、怒り。世界はクリスの混沌により、大きく変わろうとしていた。
文字数 12,988
最終更新日 2020.07.29
登録日 2020.07.17
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