青年主人公 小説一覧
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春霞国の王宮の奥にある後宮「陽苑」には、華やかな衣装や香の匂いだけでなく、土と野菜の匂いが満ちている。そこで働くのは、刀より菜箸を握っていたい料理人見習いの青年・晴矢。彼は、広い菜園と小さな台所を任されながら、王妃さまの茶会や后妃たちの食事、働く女官たちのまかないを、季節の野菜でどうおいしくするかを日々考えている。
感謝を言葉にするのが得意な女官見習い・みう、最悪の事態ばかり想像してしまう几帳面な女官・奈津海、口は悪いが誰よりも仲間思いな警備隊員・愛祈、数字とにらめっこしてばかりの書庫役・敏貴、規則を何より大切にする女官長・景衣。晴矢は、癖の強い仲間たちと一緒に、洗濯物の行方不明騒ぎや、王妃さまのお忍び視察、古い台所から立ちのぼる怪しい煙など、後宮で起きる「おなか」と「心」に関わる騒動を、料理と一言の声かけで乗り越えていく。
これは、後宮の片隅の菜園から始まる、ささやかな日々の物語。誰かのために野菜を刻み、失敗して肩を落とし、それでも「いただきます」と「ごちそうさま」に笑顔を込め続けた青年が、陽苑の空気と人の気持ちを少しずつ変えていく。
文字数 132,368
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.12.02
2
或る日突然、異世界の魔王城へ転移させられた青年、エイジ。彼は成り行きの末、魔王に認められて魔族の国の宰相(さいしょう)となり、異世界生活を送ることとなる。
チート級の能力に恵まれ、その強大な力を振るいつつも、失敗や苦悩を経験し、努力と試行錯誤を重ねて問題を乗り越える。
一人の転移者として必死に異世界を生き抜きつつ、魔王国の宰相として、現代の知識や異世界の道具に知恵、魔族達の力や魔術を用いて、魔族の国を発展させていく。
これは、いずれ世界を救う物語
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不定期更新予定
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批判も受け付けますが、誹謗中傷はご勘弁ください
タグのアイデア、ルビの要望など募集中
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<第二改訂版>
初版(一人称)、改稿版(三人称)と経て、二回目の大体的な改稿を実施いたしました。
前版(なろうにて最新話更新中、改稿時にはⅧ章終了)と比べて、新規エピソードの追加、より洗練された文章、文法や表記揺れの訂正に、設定の矛盾解消、新設定の追加、伏線の増量など大幅にパワーアップ。
以前に作品を読んだことのある方でも楽しんでいただける仕上がりなっております。
文字数 958,724
最終更新日 2025.11.27
登録日 2023.05.08
3
半蔵門。
江戸城の搦手門に当たる門の名称である。
由来は服部半蔵の屋敷が門の側に配されていた事による。
それは蔑まれてきた忍びへの無上の褒美。
しかし、時を経て忍びは大手門の番守に落ちぶれる。
既に忍びが忍びである必要性を失っていた。
忍家の次男坊として生まれ育った本田修二郎は、心形刀流の道場に通いながらも、発散できないジレンマを抱える。
彼は武士らしく生きたいという青臭い信条に突き動かされ、行動を起こしていく。
武士らしさとは何なのか、当人さえ、それを理解出来ずに藻掻き続ける日々。
奇しくも時は八代将軍吉宗の時代。
時代が変革の兆しを見せる頃である。
そしてこの時代に高い次元で忍術を維持していた存在、御庭番。
修二郎は、その御庭番に見出され、半蔵門の守護者になるべく奮闘する物語。
《連作短編となります。一話四~五万文字程度になります》
文字数 77,316
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.05.31
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5
西暦2043年――少子高齢化と経済の崩壊により、かつて世界第2位の経済大国だった日本は、滅亡寸前まで追い込まれていた。
家族も希望も失い、孤独のうちに人生を終えかけた元銀行員・佐藤大輔は、死の間際、冥界で謎めいた女神と出会う。
「この国を救ってほしい」
神の願いとともに、大輔はこれまでの記憶と新たな知恵を与えられ、1990年代末――自分がまだ若かった“あの頃”へと転生する。
目覚めたのは、見慣れたはずの自室。壁のカレンダーや母の声、そして自分のまだ未熟な手――すべてが懐かしく、同時に切実だった。
前世ではテレビや漫画、サッカー部の熱気に胸を躍らせ、迷いなく青春の道を選んだ大輔。しかし、二度目の人生では、ただ流されるのではなく、理知と経験を武器に「自分の頭で考え、自分の手で新しい日本の未来を切り拓く」ことを静かに誓うのだった。
過去を変える覚悟と、救われなかった国への強い想い――佐藤大輔の新たな人生が、いま動き出す。
※本作は都合主義を許容したパラレルワールド設定であり、実在する国・団体・人物とは一切関係ありません。カクヨムにも投稿してます
文字数 49,980
最終更新日 2025.05.20
登録日 2025.05.20
6
文字数 5,638
最終更新日 2025.01.25
登録日 2025.01.24
7
時代の急速な変化に、環境が追いつけなくなった日本。
新たな生命体"NAMELESS"の出現は、そのバランスの崩壊を象徴する存在となりつつあった。
そして、"NAMELESS"は容赦なく人類を襲い始める。
大きな目的の達成を掲げて…。
主人公、樫間紘紀は、政府が極秘に組織した特殊部隊「BOX・FORCE」の隊長となった。
氷の力を宿した箱装「青龍銃」を手に、彼はNAMELESSとの戦いに身を投じる。
彼自身の抱える、"復讐"とも言える目的のために…。
ある日、日本の首都、東京は"NAMELESS"によって壊滅状態に。
残された希望は、樫間率いる「BOX・FORCE」だけだ。
しかし、彼は「平和」という勝利への道を歩む中で、様々な葛藤に巻き込まれて…。
果たして、樫間はNAMELESSを倒し、失われた平和を取り戻すことができるのか――。
文字数 247,255
最終更新日 2024.07.21
登録日 2021.07.20
8
自作連載作品「BOX・FORCE」のアナザーストーリーと題して、
本物語に登場するキャラクターの、本編とは別視点だったり、各キャラクターの設定等を深掘りした物語を、シリーズ毎に掲載しております。
※本物語は、「BOX・FORCE」が基礎の物語となっております。
本編にて掲載している設定等は省略して進行します。
是非、本編をご覧頂いた後にご覧頂けますと幸いです。
〜BOX・FORCE 本編あらすじ〜
時代の急速な変化に、環境が追いつけなくなった日本は、徐々にそのバランスを崩していった。
新たな生命体"NAMELESS(ネームレス)"が出現し、侵略活動を行なっていた。
"NAMELESS"から人々を救う為、政府によって
"箱装(ボックス・アーマー)"と言われる特殊武器が、非公式に開発されていた。
そして、その"箱装"を使って"NAMELESS"から人々を守る組織"BOX・FORCE(ボックスフォース)"が秘密裏に結成されていた。
彼らは、その存在を公に認められずとも、日本を、人類を守る為に戦うのであった。
4部隊から構成される"BOX・FORCE"の第1部隊"リコリス"の2代目隊長を務める、主人公、樫間 紘紀(かしま ひろき)。
彼は、"氷"のエネルギーを利用する箱装"青龍銃(ヴルムガン)"を使い、"NAMELESS殲滅作戦"を決行していく…。
文字数 16,198
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.18
9
揺れる紫煙を見て、心の奥にしまわれていた記憶が蘇る。
青年は自覚する。
自分は異常なのだ、と。
読み切り短編です。
ちょっとした気分転換に以前かいたものです。
クリスマスということで。
文字数 1,855
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.12.25
10
【第5部まで公開。他サイトでは第8部まで公開中】
大正時代。最強と謳われた引導師・久遠真刃。
だが、災厄にも等しい力を持つ彼は誰からも恐れられていた。
異端。人擬き。化け物。悪意の言葉は数知れない。
そして最後は謀略によって愛する者を殺されて百年の眠りにつくのだった。
そうして現代。
目覚めた彼が望んだことは今度こそ平穏に生きることだった。
人として今度こそ『幸せ』になるために。
しかし、そんな決意を抱く彼に従霊である猿忌はこう告げるのだった。
『いや。主が今代で平穏に生きるには、最低でも七人は花嫁を娶らねばならんぞ』
「…………は?」
□『マグネットマクロリンク』さま『小説家になろう』さま『ノベルアップ+』さま『アルファポリス』さまでも公開中です。
□2019/12/7に改題しました。
□2020/2/1に第1部にエピローグ0を追記しました。
文字数 694,454
最終更新日 2022.12.22
登録日 2019.08.01
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ボカロPのsyudouさんの人気曲「ビターチョコデコレーション」を自己解釈でストーリー化してみました。
夜に賑わう街の、一歩外れた場所にある知るひとぞ知る小洒落たバー「ショコラ」
マスターの澤村豊
アルバイトの愛川勉
株式会社社長の船田洋介
この三人がバーで出会い、固まっていた過去の過ち、後悔、蟠りに向き合い、歯車がまた動きだす。
文字数 11,060
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.05.29
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聖暦2500年
対異能力人対策組織『スフィア』
彼らは『 Bl:SEED(ブラッド:シード)』と呼ばれている特殊な血液を体内に取り入れ得ている特別な力を使って異能力者と日々闘っている。
主人公の黒崎 炎美(くろさき えんみ)は記憶喪失で自分の名前とスフィアの一員になる事以外何も覚えていなかった。
だが彼は血液を取り入れず Bl:SEEDの能力を使う事が出来た。
一体、彼は何者なのか?何故、能力を使えるのか?
炎美とスフィアのメンバーは異能力者と闘いながら記憶を取り戻す為に古今奮闘する物語!
文字数 143,938
最終更新日 2018.09.20
登録日 2017.04.07
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