オトナの恋小説一覧
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若き海運王と呼ばれる鳥海海運の御曹司、叶途(カナト)は、十五年前の夏にシンガポールで出逢い結婚の約束をした少女のことをいまも求めている。
だが、運命のイタズラか彼女は実父の死後、母の再婚でライバル企業の社長令嬢になっていた。
そんな若き海運王の初恋の相手であることをすっかり忘れている彼女、祭花(マツリカ)は、航海士だった父の死の真相を知るべくアメリカの鳥海海運の孫会社に就職していた。
入社半年、海上コンシェルジュとしてマルチリンガルな特技を生かして活躍したことで豪華客船ハゴロモの添乗員に抜擢されるマツリカ。
お忍びで若き海運王が来ているという情報を耳にし、彼と接近できないかと考えていたが、逆に彼に名指しで呼び出され、スパイ容疑までかけられてしまう。
「貴女がスパイだと疑っている人間は俺の側近のなかにもいる。彼らを納得させるためにも――……俺の、恋人になれ」
マツリカは彼とともに父親の死の真相を探る代わりに、豪華客船ハゴロモの南太平洋クルーズの期間限定の恋人になることに。
だけどカナトはほんとうの恋人のようにマツリカを扱うから、ウブな彼女は翻弄されっぱなし。
最後まではしないと言いながら、カナトはマツリカに甘く切なく迫っていく。
さてはて、若き海運王はこのクルーズが終わるまでに初恋の彼女にすべてを思い出させて花嫁に迎えることができるのか?
* * *
最後までしないというヒーローのいうとおり、本番は後半にしかありません(が、イチャイチャは多いです)。
※一部地名をわざとメジャーでないものにしております。なお、作者は海外旅行経験皆無です。妄想だけで書いておりますので深く考えず気楽に楽しんでくださると幸いです。
文字数 121,053
最終更新日 2022.06.02
登録日 2022.04.29
カルナヴァウ伯爵夫人Ωフェーリアスは、夫αパセィオが職場の近衛騎士団で、数人のΩ騎士を愛人にしていると知り、愕然とする。フェーリアスは離婚を決意するが、爵位と財産目当ての夫パセィオは離婚を拒む。
泣き崩れるフェーリアスを、夫パセィオの上司、騎士団長αヴァーリが慰める。
不誠実な番と別れられないオメガの妻フェーリアスは、何を捨て、何を選ぶのか? 難しい選択を迫られる。
※お話に都合の良いユルユル設定のオメガバースです。ご容赦を!
※暴力的な場面、殺人などがあります。苦手な方はご注意を!!
😘エロとイチャイチャ濃厚です。後半からガッツリ行きます。苦手な方はご注意下さい!
文字数 102,572
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.09
女性がストッキングを脱ぐところを見るのが好きだった。
夜な夜な女性のストッキングの脚を物色し誘いをかける男。
果たして、用があったのはそのものか、あるいはその中身なのか。それが問題だ。
※2021/08/31 最終2話にR18シーンを追加しました。
文字数 11,629
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.06.21
文字数 5,624
最終更新日 2018.11.18
登録日 2018.11.17
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