岡山小説一覧
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岡山県の矢掛町が舞台のお話です。
流星群が見れるというある日、矢掛の小学生、希陽斗(きびと)と団吾は、矢掛ではとても珍しい見た目の派手さの高校生二人に出会う。黄色の髪の裏っち、桃色の髪の桃っち。岡山県民としては桃太郎関連で思い出すキャラクターがいる名前の二人だ。
「なあ、団吾、本名裏逆で裏っち、桃香で桃っち、って面白がって呼ばれるのは岡山県民としては分かる気はするけど、ええんかな」
「いやー、希陽斗、ええも何もあだ名ってやつって言ったのおまえじゃし」
そんなお話です。
表紙は矢掛で撮ってきました。ただの道っぽいところが、作中の4人が最初にでくわした場所あたりだと思っています。
文字数 15,101
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.12.23
備前焼作家の弟子をしている陶芸家見習の宮下緋紗はバーで出会った、林業組合員の大友直樹と一夜を過ごす。その場限りの情事かと思えたが次に会う約束が交わされた。
離れがたい二人は直樹が毎年年末年始にバイトしている静岡のペンションで一緒に働くことにする。ペンションで働くうちに緋紗と直樹はお互いの内面へと触れていき惹かれあっていく。そして二人は同じネットゲームをプレイしていることを知る。
ペンションの仕事を終えて再び離れる二人だが約束していたネットゲームで再会を果たした。ネットゲーム内で直樹は知名度の高いプレイヤーでレベルも高く強い所謂ヘビーユーザーだ。ゲーム内においても現実世界においてもお互いに魅力を感じずにおれない。
今度は春の窯焚きに緋紗が直樹を誘った。一緒に窯を焚き、ますます心惹かれていく直樹は一緒になることの決心を固めていく。
文字数 229,543
最終更新日 2017.05.01
登録日 2017.01.01
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