矢を掛ける

岡山県の矢掛町が舞台のお話です。
流星群が見れるというある日、矢掛の小学生、希陽斗(きびと)と団吾は、矢掛ではとても珍しい見た目の派手さの高校生二人に出会う。黄色の髪の裏っち、桃色の髪の桃っち。岡山県民としては桃太郎関連で思い出すキャラクターがいる名前の二人だ。

「なあ、団吾、本名裏逆で裏っち、桃香で桃っち、って面白がって呼ばれるのは岡山県民としては分かる気はするけど、ええんかな」
「いやー、希陽斗、ええも何もあだ名ってやつって言ったのおまえじゃし」

そんなお話です。
表紙は矢掛で撮ってきました。ただの道っぽいところが、作中の4人が最初にでくわした場所あたりだと思っています。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,559 位 / 194,559件 キャラ文芸 4,914 位 / 4,914件

あなたにおすすめの小説

鬼媛烈風伝

坂崎文明
歴史・時代
大和朝廷の<吉備津彦>による吉備討伐軍 VS 鬼ノ城の鬼神<温羅>の「鬼ノ城の戦い」から数年後、讃岐の「鬼無しの里」からひとりの少女が吉備に訪れる。大和朝廷の<吉備津彦>による吉備討伐軍 VS 鬼ノ城の鬼神<温羅>の「鬼ノ城の戦い」から数年後、讃岐の「鬼無しの里」からひとりの少女が吉備に訪れる。 鬼媛と呼ばれた少女<百瀬媛>は、兄の風羅(ふうら)との出会いによって吉備の反乱に巻き込まれていく。 騒乱のるつぼと化した吉備。 再び、戦乱の最前線に立つ吉備津彦と姉の大和朝廷最強の巫女<百襲媛>たち、混乱の中で死んだはずのあの男が帰ってくる!  鬼媛と稚猿彦の出会い、「鬼ノ城戦記」、若い世代の物語。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

蛍降る駅

龍槍 椀 
キャラ文芸
大きな街に出て働き、そして、消耗してしまったOL 涼子。 何気なく見た中吊り広告から、故郷を思い出し、自分の今を不安に思う。 帰らなくちゃ…… その想いが心に生まれ、そして、逃れ難い郷愁に囚われる。 何がそうさせたかは、判らない。 が、強迫観念にも似たその想いは、涼子の足を故郷に向ける。  そこで 出逢う過去との再会。  彼女の中に何かが灯る 掌編集に御座います。 第一話: 蛍降る駅 第二話: 巡る縁は糸車の様に 第三話: Christmas Special  (クリスマス特別編)

宮廷の九訳士と後宮の生華

狭間夕
キャラ文芸
宮廷の通訳士である英明(インミン)は、文字を扱う仕事をしていることから「暗号の解読」を頼まれることもある。ある日、後宮入りした若い妃に充てられてた手紙が謎の文字で書かれていたことから、これは恋文ではないかと噂になった。真相は単純で、兄が妹に充てただけの悪意のない内容だったが、これをきっかけに静月(ジンユェ)という若い妃のことを知る。通訳士と、後宮の妃。立場は違えど、後宮に生きる華として、二人は陰謀の渦に巻き込まれることになって――

硝子の瞳に映る蜃気楼

鳴沢ゆき
キャラ文芸
人形と話せる少女は、人形に謎の答えを教えてもらう。 しかし、答えを知るだけでは問題の解決にはならない。 だから少女は答えを知ってから証拠を探し作り出す。

推等と旅するヲタク達

隠井迅
キャラ文芸
 〈遠征系イヴェンター〉、それは、〈推し〉のためならば、日本中どこにでも征く、そんなヲタクのことである。  この物語は、アニソン・アーティスト〈翼葵〉と一緒にツアーを巡った、遠征系イヴェンター達を中心に描いたヲタ活回想録である。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

鎮魂の絵師

霞花怜
キャラ文芸
絵師・栄松斎長喜は、蔦屋重三郎が営む耕書堂に居住する絵師だ。ある春の日に、斎藤十郎兵衛と名乗る男が連れてきた「喜乃」という名の少女とで出会う。五歳の娘とは思えぬ美貌を持ちながら、周囲の人間に異常な敵愾心を抱く喜乃に興味を引かれる。耕書堂に居住で丁稚を始めた喜乃に懐かれ、共に過ごすようになる。長喜の真似をして絵を描き始めた喜乃に、自分の師匠である鳥山石燕を紹介する長喜。石燕の暮らす吾柳庵には、二人の妖怪が居住し、石燕の世話をしていた。妖怪とも仲良くなり、石燕の指導の下、絵の才覚を現していく喜乃。「絵師にはしてやれねぇ」という蔦重の真意がわからぬまま、喜乃を見守り続ける。ある日、喜乃にずっとついて回る黒い影に気が付いて、嫌な予感を覚える長喜。どう考えても訳ありな身の上である喜乃を気に掛ける長喜に「深入りするな」と忠言する京伝。様々な人々に囲まれながらも、どこか独りぼっちな喜乃を長喜は放っておけなかった。娘を育てるような気持で喜乃に接する長喜だが、師匠の石燕もまた、孫に接するように喜乃に接する。そんなある日、石燕から「俺の似絵を描いてくれ」と頼まれる。長喜が書いた似絵は、魂を冥府に誘う道標になる。それを知る石燕からの依頼であった。 【カクヨム・小説家になろう・アルファポリスに同作品掲載中】 ※各話の最後に小噺を載せているのはアルファポリスさんだけです。(カクヨムは第1章だけ載ってますが需要ないのでやめました)