仮初の婚約小説一覧
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ルナリア・ヴィッセには秘密がある。
前世日本人という記憶持ちで、魔力量の多い異国の地を引いていた。
そして貧乏伯爵家のルナリアは経済的困窮を理由に、世間的には病弱として領地に引き篭もっている。
しかしそんなとき、弟の学院入学のためにためた学費を父が勝手に使ってしまい、ルナリア自ら王都に出稼ぎに行くことを決意。運良く王城で働くことができたものの、転生時のギフトとして持っていた言語チートを無自覚に発揮。新たな仕事として三ヶ月後に迫った国際的なイベント大陸議会でソルディート陛下の通訳兼婚約者として打診されてしまう。独身の陛下だが諸事情で他国との縁を結ぶことはできず、紹介される他国の令嬢を穏便に断るために婚約者を探していたという。破格の報酬に釣られそうになったものの、ルナリアは荷が重いと断ると決めた。しかし、状況が一変し、大陸議会が終わるまで、仮の婚約者として国母として立つことになった。
文字数 11,676
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.09
王家主催のパーティーで、友人の婚約破棄騒動に巻き込まれた伯爵令嬢エルシーは、ずっと隠していた自分以外の時間を止めるスキルを使った。
後日、それに気づいたライナスから、王城に呼び出されてしまう。
ライナスは何者かに命を狙われている自分を助けるため、仮初の婚約者となるようにと告げてきた。
こんなイケメンすぎる殿下の婚約者なんて私には絶対無理。
でも、殿下を助けず、何かあったら後味悪くなるのは私、そんなのは嫌!
殿下を救って、お役御免になって、どこかの令息にでも嫁ぎましょう!
と思っていたのに、婚約者期間はきちんと恋人のふりをするようにと契約させられてしまって。
恋人のふりですか……心臓に悪すぎます……。
手を握ったり、肩を抱いたり、距離が近いんです、殿下!
私をからかわないでください、本気にしてしまいます……!
腹黒王子を助けて、最終的にその王子に囲い込まれちゃうお話です。
あらすじの続きがとりあえず読みたい方は、04:候補期間からお読みください!
◇全32話+番外編11話(約110,000字)
◇R15は念のためです。
◇小説家になろう様、カクヨム様でも公開しています。
文字数 116,649
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.09.17
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