憎悪小説一覧
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化物館(バケモノカン)
来館ありがとうございます。
1人読み朗読台本です。
☆登場人物
管理人→男女不問。一人称変更可能。化物館の管理人。
☆利用規約
○観客のいない完全プライベートでの利用時は、報告しなくて結構です。
○ 無料の配信などの利用でも、報告義務なしです。
○台本を利用する際は、アルファポリスの感想又はTwitter(@Mitabi_K)のDMに(一言でOK)、使用前後どちらかで伝えていただけると嬉しいです。
○どこで使用していただいても構いません。Twitterでの告知に作者のTwitterのIDを貼っていただけると、時間が合えば聴きに行きます。
○使用時、公演・劇媒体に『未旅kay』『作品名』を概要欄・固定表示に記載して下さると嬉しいです。告知画像に載せていただいても構いません。
○録画や録音をYouTubeなどにアップロード・拡散する場合は、その旨を報告して下さい。
○過度なアドリブ、内容が変わるような改変はご遠慮ください。間の追加等は問題なし。自作発言・転載は固く禁じます。本作品の著作権は自分にあります。
○演者さんの性別が異なる場合も大丈夫です。1人読みとして朗読に使用していただいても問題ありません。
○語尾や言い回しを軽度に変更することは可能。
○感想や応援をいただけると、活動の活力に繋がります♪楽しんで演じていただきたいです。練習等に利用していただいてもOKです!
○質問等があればご連絡ください。
文字数 1,901
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.04
【あらすじ】
その日、会社をリストラされた中沢は、夕食のステーキを口に運びながらも喋りつづける妻の蠢く唇を見ていて殺意をいだく。中沢は「妻が浮気をしている」そう思いこんでいた。
殺意をいだきながら、中沢もまたステーキを口に運び、赤ワインを飲んでいるうちに酔いが回ってしまった。妻に支えられながら2階の寝室に入り、ベッドに倒れこむように横になると、急速に闇に引き込まれてしまったのだった。
ふと目を覚まして時計を見ると10時を過ぎており、中沢は3時間ほど眠ってしまっていた。
ベッドから出て、1階に下りリビングに入ると、妻がスマートフォンで誰かと話していた。
中沢はとっさにキッチン身を隠すと、神経を集中して聞き耳を立てた。
相手の話しにうなずきながら、妻の声は歓喜していた。
浮気相手の男なのだと中沢は確信した。そのとたん、胸に狂気が芽生え、それは嫉妬の炎となり、こみ上げる怒りと憎悪が中沢の理性を断ち切った。中沢は妻の背後へと近づいていき、それに気づいてふり返った妻の首を絞めて殺害した。
殺してしまった妻の身体をシーツにくるみ、車のトランクに入れて山林へと運ぶと、中沢は地中に埋めて自宅へともどった。
翌日、解雇されたにもかかわらず、会社のあるオフィスビルの前まで来てしまい、しばらくそのオフィスビルを眺めていた。行くあてもないまま新宿の街を徘徊し、夕刻にになって自宅へともどってリビングのソファに坐っていると、死んだはずの妻が姿を現したのだった。
パニックに陥る中沢だったが、キッチンで夕食の料理を作っている妻の背を見ていて、「妻を殺したのは、悪い夢だったのだ」と思うようにした。しかし、中沢はまた、妻を殺してしまう。
中沢はそうして、妻を殺すという日々をくり返すこととなってしまった。
まるでメビウスの環のように、そこから逃れることは出来ないのだった。
文字数 74,062
最終更新日 2022.03.31
登録日 2018.11.29
双子の妹は溺愛する義母は、姉を嫌い、虐待する。
どうして自分だけを毛嫌いするのか、姉の中でふつふつと憎悪を募らせてゆく。
そして、罵られた日、家を飛び出すと、1人の中年男が近寄ってきた。
文字数 1,070
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.05.04
君が決める数とサイコロの目がぴたりと当たると、お望み通り憎き人が死ぬ。
でも君は外れたんだ…
だから---
■短編ダークファンタジー■
悪夢のゲームが、今、始まる…
―――――――――――
~あらすじ~
主人公のピエロはとても寂しがり屋。
だから誰かと遊びたくて仕方がなく、毎日遊び相手を探している。
遊び相手となった相手の憎む人を殺してあげる。
しかし、それはゲームに勝ったらのお話。
そうして繰り広げられていくうちに、いつしかピエロの心は憎しみを悲しみへと変えてゆく。
―――人の憎む心は美しい。
けれど、もう憎むのは嫌だ…―――。
人間の憎しみを描いた物語。
さぁ、僕と一緒にゲームをしようか?
三章完結。
(ホラーではありません)
文字数 27,721
最終更新日 2020.10.09
登録日 2019.08.22
2017年8月。一人の死刑囚の刑が執行された。宿角玲那(すくすみれいな)。享年、二十六歳と十ヶ月。
彼女が犯した罪は殺人および殺人未遂。最終的に四人を殺し三人に重傷を負わせた。その三人は、いまだに後遺症で苦しめられているという。事件は彼女が二十一歳の時に起きた。それから何年も裁判をして、一昨年、死刑判決が確定してようやく執行されたという流れだった。
彼女が死刑になったのは、そういう法律がある以上は仕方ないだろう。四人もの人間を殺したんだから当然なのかもしれない。
ただ、それでも引っかかるものがある。彼女がこんな結末を迎えずに済んだかもしれない『if』がどこかにあったのではないだろうかと……。
筆者より。
こちらは、「ネコナマナ」に登場する宿角玲那とは別の世界線に存在した、<もう一人の宿角玲那>の物語です。中学の途中までは、<ネコナマナの宿角玲那>と全く同じ人生を歩みました。そして、ある事件が回避され、その上である出会いによってそこから先が分岐し、全く別の結末を迎えることとなりました。
こちらの宿角玲那には、救いはまったくありません。ただただ胸糞悪いだけで終わります。ご注意ください。
ただ、「ネコナマナ」の彼女が何故、生徒の悪態に平然としていられるのかというその背景がこちらにあります。
この境遇に比べれば、生徒に罵られる程度など、そよ風のようなものだったのでしょう。
文字数 120,774
最終更新日 2018.09.28
登録日 2018.08.21
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