皇帝、皇后小説一覧

3
父の手伝いで薬を売るかたわら 生まれ持った霊能力で占いをしながら日々の生活費を稼ぐ蓮花。ある日 突然襲ってきた賊に両親を殺され 自分も命を狙われそうになったところを 景安国の将軍 一颯に助けられ成り行きで後宮の女官に! 持ち前の明るさと霊能力で 後宮の事件を解決していくうちに 蓮花は母の秘密を知ることに――。
24h.ポイント 532pt
小説 3,015 位 / 193,905件 キャラ文芸 27 位 / 4,416件
文字数 127,537 最終更新日 2024.01.31 登録日 2023.12.24
カレンは辺境伯の令嬢であったが、オカマで女嫌いの実父から虐待を受けていた。 さっさと娘を手放したかった父親は、カレンが十五歳になってすぐに、辺境伯と国境を接している北の蛮族の族長にカレンを嫁がせた。 族長は自国では皇帝と呼ばれており、四十超ではあったが、見た目はイケていて、虐待生活よりはマシだとカレンは婚姻を覚悟した。 だが、カレンの亡き母は、皇帝のかつての恋人で、結婚はカレンを辺境伯から救い出すための策であり、形だけのものであった。 辺境伯に疑われないように偽装結婚を継続して、カレンは皇后となるが、皇后となった瞬間、不思議な力に目覚める。 その力は辺境伯の家系に代々伝わる力で、爵位や地位によって効果が変わるという性質を持っていた。 実父を上回る力を得たカレンは、辺境伯に戦いを挑んでいく。
24h.ポイント 0pt
小説 193,905 位 / 193,905件 ファンタジー 44,497 位 / 44,497件
文字数 39,062 最終更新日 2023.06.26 登録日 2023.06.22
3
恋愛 完結 ショートショート
 とある中国の後宮。皇帝は皇后となった女を蛇蝎のごとく嫌っていた。  ――女が、皇帝の愛した寵姫を殺してまでその地位に上り詰めたから。寵姫を殺したのは皇后。  「お飾りの皇后」「寵愛をいただけない哀れな皇后」  そんな皇后の冷たい室へ、九年ぶりに皇帝が訪れる。  「九年前のご寵姫だけじゃない。新たに後宮に上がることになった妹にまでその悋気をみせた」  愛されないとわかっていても、その皇后という地位にしがみつくのか。自分の妹ですら叩き出すのか。  嫉妬、悋気、強欲、傲慢、そして冷酷。稀代の悪女。笑い方を忘れた女。  皇帝は語る。  「今まですまなかった」――と。 ―――――――  「念其霜中能作花」は「念(おも)え 其(そ)れ霜中に能(よ)く花を作(さく)すを」と読みます。雪の中であってもよく花を咲かせる梅を素晴らしいと褒め称える漢詩。中国南北朝時代の詩人、鮑照の『梅花落』から採用させていただきました。  梅の花=開花期は1月~3月。花言葉は「上品、高潔、忍耐」。  香栄=梅の別名、「香栄草(かばえぐさ)」から。  恵風=2月の別名、「恵風(けいふう)」から。
24h.ポイント 0pt
小説 193,905 位 / 193,905件 恋愛 58,600 位 / 58,600件
文字数 9,199 最終更新日 2023.02.18 登録日 2023.02.18
3