風水師小説一覧

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先祖が貧乏神のせいで、どれだけ事業を起こしても失敗ばかりしている中村家。 この年もめでたく御店を売りに出すことになり、長屋生活が終わらないと嘆いているいろりの元に、一発逆転の縁談の話が舞い込んだ。 風水師として名を馳せる鎮目家に、ぜひともと呼ばれたのだ。 貧乏神の末裔だけど受け入れてもらえるかしらと思いながらウキウキで嫁入りしたら……鎮目家の虚弱体質な跡取りのもとに嫁入りしろという。 貧乏神なのに、虚弱体質な旦那様の元に嫁いで大丈夫? いろりと桃矢のおかしなおかしな夫婦愛。 *カクヨム、エブリスタにも掲載中。
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文字数 100,413 最終更新日 2024.06.17 登録日 2024.05.25
 神は聞いた。「なぜ空賊になることを望むのですか」  俺は答えた。「ビルから飛び降りた瞬間、身体全身で感じた風が忘れられないからです」  この世界の神が企画した『自ら命を絶った100人に来世は幸せを』キャンペーンに当選した俺は、来世をファンタジーの異世界で送ることになった。  神は100人の当選者達が生きやすいようにと、天職を選ぶ権利を与えていた。  なんと100人目の当選者であった俺には、最後のひと枠「風水師」しか天職が残っていなかったが、神の思し召しで空賊×風水師のダブルジョブを手に入れた。  俺たちが転生する異世界にも神はいて、100人の転生者を迎え入れる代わりに条件を課していた。 ①転生者は自ら魔力を生成できず、パートナーを介して魔力を補給すること。 ②パートナーを一度決めたら変更することは出来ない。 ③パートナーが命を落とせば転生者も死ぬ。また、パートナーとの繋がりを示すアーティファクトが破壊されても転生者は死ぬ。 ④100人の転生者のうち、最後まで生き残ったものは、どんな望みでも叶えられる。  前途多難な予感を抱きながら転生した俺は、前人未到の秘境で目を覚ます。  風水師の才能を早速活用しながらサバイバルをしていると、一匹のドラゴンが生まれる瞬間に立ち会うことができた。  驚くことに、ドラゴンは生まれた直後から人の言葉を話した。  ドラゴンにサティと名付け、僻地で生活をしていたが、サティはみるみる大きく育っていく。十分に空を飛ぶことが出来る様になったサティに乗って、俺はついに異世界の街へ辿り着いた。  俺のパートナーとなったサティは、人の姿に変身することが出来るようになっていた。  そして、サティは、ドラゴンの中でも幻の存在「幸いの竜」であったことが判明する。  俺とサティは、サティの親を探すために、異世界を旅することを決めたのだった。  しかし、異世界の神が課した条件により、世界の各地で転生者達による熾烈な生き残り戦が始まっていた。  
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文字数 41,462 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.08.28
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