性別が無い小説一覧
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「お前は女だろう!!わけの分からない事を言うな!!」
はぁ。頭の悪い理解の足りないお父様が今日も頭の悪い理解の足りない発言をします。
「お前は女なんだから!!女らしくしろっ!!
私は体が女性ですが心は男性でも女性でもないのですが、馬鹿で理解の足りないお父様はそれが分からず理解しようともせず
私を傷つけます。
何故、お父様は、社会は、私を傷つけるのですか。
「喜べ!!お前のように容姿の悪いブス聖女にに縁談が来た!!
驚かないで聞けよ!!相手はユッペパ王国王太子ルアント・シャンクランドだ!!
お前のように価値のないブス聖女にも、価値が出たじゃないか!!
喜べ!!俺は嬉しい!!」
「お前のように女性らしくしないブス聖女とは婚約破棄だ!!
お前の妹のミリリアのように可愛く美しく女性らしい聖女を俺様は愛している!!」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」
「辛かったんだな」
私の辛さを理解してくれるイケメンが現れて、私の事を助けてくれました。
今は理解あるイケメン夫ペツオトスに溺愛され幸せに暮らしています。
私は心は男性でも女性でもありませんが、性的対象は男性です。
ペツオトスはそれも理解してくれています。
性的対象が男性だと言ったら、『ああ、心が女なんだな』『結局女だって事だろ』
と言われますが、そういうことではないのです。
私の性的対象が男性なだけで、私の体とは関係ないのです。
体が男性か女性かどうかで心が男性が女性がどうかで性的対象が男性だったり女性だったり両方だったり
人それぞれ違うのです。
理解の足りない知能の足りない馬鹿どもはそれが分からず分かろうともしないのです。
文字数 1,064
最終更新日 2021.06.27
登録日 2021.06.27
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