王太子妃に昇格しました小説一覧
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フローラは剣集めが趣味の夫ドミニクと夫婦円満に暮らしていた。しかしある日、教主様が「世界滅亡宣言」を発する。七日後に世界が滅亡すると聞いた夫は、気に入った剣だけを身につけて愛人のもとへ行く。夫婦円満とは表向きに過ぎず、もろく崩れ去った家庭生活にフローラは悲しむ。フローラは独りで家の整理を始めるが、ある男が訪ねてくる。彼の名はレオポルドといい、貴族学院時代の同級生だったが……? ※2024/10/8 加筆修正。番外編追加。
文字数 12,263
最終更新日 2024.10.08
登録日 2023.02.06
公爵令嬢ビアンカ・ディ・モンテベッロは、古き良き名家の生まれ。モンテベッロ家は公爵家としての見栄を張るために多額の出費を繰り返しており、家計は火の車だった。ビアンカに舞い込んでくる数多くの結婚話もまた、モンテベッロ家の見栄に消費されていた。そんな家庭に育ったビアンカはとにかく結婚話から逃げまくるものの、逃げ切れはしないだろうという現実も理解していた。いつものように父親との会話を切り上げたある日、丘の上で一人の男性と出会う。彼もまたビアンカと同様、あらゆる結婚話をはねのけてきた人物だった。そしてその正体は、王国の第三王子であった。
文字数 31,201
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.02
カリーナは夫フィリップを支え、名ばかり貴族から大貴族へ押し上げた。苦難を乗り越えてきた夫婦だったが、フィリップはある日愛人リーゼを連れてくる。リーゼは平民出身の性悪女で、カリーナのことを”おばさん”と呼んだ。一緒に住むのは無理だと感じたカリーナは、家を出ていく。フィリップはカリーナの支えを失い、再び没落への道を歩む。一方でカリーナには、王太子妃になる話が舞い降りるのだった。
文字数 10,007
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.02.04
「キャエット、お前のような下劣な女とは婚約破棄だ」
はぁ、馬鹿だとは思っていたけれど、幾ら馬鹿でも自ら死に歩む事はないでしょう。
「お前は同級生イライミー・ノックスを虐めていただろう」
はぁーーー?私が虐めなんてするわけがないでしょう。
「イライミーの傷にこんな△傷をつけたのはお前だろう、キャエット」
「ええ、そうよ。それがどうかしたのかしら」
頭お花畑な婚約者と同級生は私の頭を痛めてくれます。
ああ、頭が痛くなる。
あ、2人は当然出来てます。
頭お花畑な婚約者は真実の愛に目覚めたそうです。
真実の愛に目覚めるのは勝手だけれど殺しますよ。
「キャエット、婚約破棄され自由になったお前を妻に迎えに来た」
元婚約者を殺し自由になった私を、幼い頃に会った王太子クラリオンが迎えに来ました。
「ただ、男爵令嬢がはしゃぎ過ぎたな。生きて俺の妻になりたければ詫びいれろ」
頭お花束家な子息子女を溺愛していた親馬鹿どもが私を逆恨みで殺そうとしているそうです。
私を逆恨みする伯爵ストライド家に男爵ノックス家にこの機に乗じて私を逆恨みする者、上等切りまくってきた
私を潰しておこうとする者達も協力するので、男爵アンダーウッド家だけでは戦力負けしてしまいます。
クラリオンが言うように詫びを入れて、ルボオダス王族に助けてもらうのが正解でしょう。
でもね、病弱な王太子が逞しくなってるので困ります。
詫び入れて生き延びる事が出来なくなるじゃないですか。
詫び入れれば生き延びれ、クラリオンと結婚できると分かっていても、戦ってみたくなるじゃないですか。
幼い時も病弱で貧弱ながらも強かったクラリオンがマッチョなら、
そりゃもう男爵令嬢風情が勝てる相手じゃありませんよ。
その強さ、自ら確かめてみたくなるのが貴族という生き物なんですよ。
文字数 970
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.28
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