はぐれ猟師の異世界自炊生活~フェンリル育てながら、気ままに放浪させてもらいます~

俺の名前は、真田ヒュウガ。30歳、童貞だ。

20歳の時に両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られた。

しかしその祖父母も亡くなり、天涯孤独の身だ。友達もいない。

そんな1人ぼっちの俺は、敬愛する祖父の跡を継ぎ、猟師と料理屋で生計を立てている。

今日も料理屋で使う肉を探すために、猟銃を持って裏山に出かけた。

俺はそこで、一匹の立派な雄鹿と出会う。

引き寄せられるように追いかけるうちに、知らないところに迷い込む。

そこで見たことない金色の兎を発見した俺は、持っていた猟銃で咄嗟に撃ってしまう。

見事に当たり、兎は動かなくなる。

俺は、ホッと息を吐く。

そして安心したのもつかの間、いきなり見たことのない熊が現れた。

その熊は体長3メートル以上、紅い皮膚に覆われ、爪の一本一本が50センチはある。

俺は、一体どこにきてしまったんだ?

これはある日、祖父の教えを大事にしている30歳の童貞が異世界に迷い込み、苦悩を抱えつつも、知らぬ間に最強になり、料理をしたり、時には冒険に出たり、人を救ってみたりしながら、次第に人々に溶け込んでいく物話である。

この度、書籍化されることになりました!

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