女神は堕落に染まってく

どうやら俺は死んでしまったようだ
ラノベテンプレのように天界という場所で女神に転生を勧められるのだが……

「……あ、あの、蒼汰さん? 手に抱えている『箱』みたいなもの、なんですか?」

「えっ?」

目を輝かせながら俺が持っているものに興味深々の女神様。
それは死ぬ直前まで俺がやっていたゲーム機本体だった。



「た、たのしぃぃぃ! ゲーム、超楽しいです!」

転生もチート付与も忘れて、俺の持っていたゲームに大ハマりの女神様。
こうして、天界に一人のゲーム廃人が誕生させてしまったのであった。
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