歴史・時代小説(外部サイト)一覧
「鏡」を祭祀する伊勢神宮の初代斎宮・大和姫(倭姫命)と「剣」の心を持った大和建(日本武尊)、そして三世紀半ばから5世紀初頭まで生きた武内宿禰の三人を軸に、天界・人界を巻き込んだ日本の歴史を描く。
【第一部 乱始変局篇】
浮気性な父親である大和の大王・大帯彦(景行天皇)が原因で、小碓は同母兄の大碓を殺めてしまう。その頃、播磨(巴利国)と讃岐(狗奴国)の争いに筑紫の女王・甕依姫(卑弥呼)の死をきっかけに、倭国では天界・人界を巻き込んだ大変動が起きる。
【第二部 陰陽干犯篇】
大帯彦の息子の一人である大枝王は異母妹の銀王と恋人になるが、王族では最初になる兄妹婚に反対の声が根強かった。その反対派の代表が、太子・若帯彦の側近である武内宿禰であった。
登録日 2017.09.16
日本の大空には、ある伝説がありました。それは、大黒様が鶴に乗って空を駆け巡り、慰霊のために神聖な使命を果たすというものでした。
大黒様は、日本の神々のひとりであり、慈悲と庇護の象徴とされていました。彼は大空の守護神として、鶴とともに神聖な旅に出るのです。
登録日 2023.07.13
登録日 2017.05.24
旗本の嫡男である冬野は、雪の中、傘もささずに立ちつくしている千夜と出会う。大店の一人娘から、ぞんざいに扱われる妾に転落した千夜は死にたがりで、けれど死に至れない理由があった。
出会いを重ねるうちに千夜に想いを寄せた冬野は、千夜を苦界から救おうと奔走するが……
すれ違い、秘かに想いを通わせる二人の前には、身分という壁が立ちはだかる。
江戸時代を舞台にした身分差戀愛劇、どうぞご覧あれ。
登録日 2022.05.18
6〜7世紀はこの国を根本を形作った時代。その時代に撰上された『日本書紀』内に、編纂者らが込めた虚栄や意趣などの想いを読み解き、秘められた歴史の真実をあぶり出す。
登録日 2020.10.19
受けるとも受けずとも、いずれにせよ末路には死あるのみ。斯様な暗殺依頼をねじ込まれた芹嘉門は、心中にあったわずかな欲からそれを受諾する。斬るべきは堀田春元。振るわれるは秘剣鎌風。遅れてきた男は、同種同類との剣舞の果てに何を見、そしてどこへ落ちるのか。
登録日 2017.05.31
嘉永三年と安政三年の二度、肥後熊本の地は長州の士を受け入れた。一度目は吉田 松陰、二度目は少年期の久坂 玄瑞である。知らず松陰の足跡を追っていた久坂は、その地で自身と松陰を結びつける一人の男と一人の暗殺者に出会う。池田屋事件で死すことになる「松陰の友」宮部 鼎蔵と「人斬り彦斎」こと河上 彦斎であった。「友情」と「殺人」の両極のはざまに揺れながらも、松陰の草莽の教えを受け、やがて久坂は自身が二面性をはらんだ過激な志士へと成長してゆく。幕末郷土の偉人特集第二弾、肥後勤皇党と長州志士の友情そして因縁を描く。
登録日 2016.02.17
登録日 2017.09.20
誰でもその物語のタイトルくらいは聞いたことがあるでしょう。
世界最古の長編小説とも言われています。(諸説あり)
古典の授業で、受験で、この物語に関わらざるをえない中高生のみなさんへ
有名現代語訳を挫折してしまった私のようなみなさんへ
よかったらこの【超訳】をお手に取ってみてください。源氏物語の各帖を1エピソードにまとめました。各話3000字程度で、気軽に読んでいただけるよう書きました。各エピソードの冒頭でざっくりあらすじを載せています。中高生のみなさん、その部分だけでも読んでみてください。
わかりやすく話し言葉で書いています。
予備知識も予習も必要ありません。
ほんの少しでも皆様のお役に立てるならこれほど幸せなことはありません。
物語は有名な書き出しで始まります。
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
ワケがわからない方。本作へどうぞ(^_-)-☆
初心者向けの【超訳】です。古典を専門に研究されている方、源氏物語に造詣の深い方にはお勧めできません。広いお心で受け止めてくださる方におススメします。
登録日 2019.01.08
時は明治。物書きにて生計を立てようと決意した奈津は、或る男性小説家のもとに弟子入りを志願する。彼女の為にあれこれ手を尽くし、熱心に指導してくれる『師匠』に、奈津はだんだん惹かれていくが……。
登録日 2014.07.14
かつて、大山祗神社の境内には神々の御使いが集まり、神聖な使命を果たすために活動していました。その中でも特に知られた存在が、タヌキの五六たぬきでした。
五六たぬきは愛らしい姿と賢さで知られ、神様から授かった特別な力を持っていました。彼は右手に提灯を持ち、その火は人々の心を明るく照らす神様の光であり、世界を明るく照らす神様の力でもありました。
登録日 2023.07.13
登録日 2019.11.21
時代は室町時代中期、中国では大明と呼ばれたころ。一人の武芸者が、明へ渡ろうとしていた。その頃、小さな村を襲った軍隊のため、村人は全滅してしまい、一人の少年が生き残る。少年は明帝国へ復讐を誓う。やがて二人の運命は交差し、奇妙な物語を紡ぎだす。明帝国への復讐はどのようにして? また武芸者の運命はいかに?
登録日 2020.05.01
中世欧州 海賊に囚われたリヒター修道僧 奴隷としてガレー船の漕ぎ手に
そんな彼が視た 夢 幻とは? それは幻影 確かな魔物の少女との約束
登録日 2024.07.25
「戦国最大のおのぼりさん」今川氏真の上洛を活写する戦国文芸観光蹴鞠小説!
信長「との」蹴鞠を含めた天正三年(一五七五)今川氏真上洛百日の全行程と知られざる人間模様を、上洛中に氏真が詠んだ二百種以上の和歌と共に描き切る怪作!
今川氏真 「うむっ! 一首浮かんだ」
朝比奈弥太郎「よいお歌にござりまする」
海老江弥三郎「それがし和歌の分からないバカ者なんです」
本作は今川氏真が残した天正三年(一五七五)詠草の徹底解読によって、正月十三日の浜松出立から信長との対面とあの蹴鞠をへて四月二十三日の京都出立までの、今川氏真上洛の全行程を明らかにする歴史小説です。
本作を読めば、あなたは今川氏真の知られざる真実の姿に驚愕することでしょう。
「戦国最大のおのぼりさん」今川氏真の上洛を活写する戦国文芸観光蹴鞠小説、是非ご覧ください!
後編『マロの戦国 ‐今川氏真の謀略-』も鋭意執筆中! こちらもご期待ください!
登録日 2016.06.06
ニートで暇してた俺がドキ!ドキ!!戦国武将伝という酷いタイトルのゲームしてたらその世界に飛ばされた!そしてなぜか選択の余地なく北畠具教になった。知らないぞそんな武将!!どうものちのちに信長に攻められるらしい!!なんとかしないと俺死んじゃう!!!
この作品は戦国小説というよりコメディー色が強い作品です。歴史考証はかなり怪しいです。
登録日 2016.02.21
中世のアンデス。多くの部族が興亡するなか、獣の一族として恐れられる部族があった。長の娘キヌアは亡き父のように勇猛な戦士になりたいと願うが……
登録日 2015.05.16
従来、後醍醐天皇の強烈な個性が引き起こす「建武親政」は、佐々木道誉を代表とする婆沙羅大名の特殊性が強調されていたが、足利尊氏、楠木正成、大塔宮護良親王、足利直義、高師直、足利直冬、足利義詮との関係性を引き合いにして、前半は「楠木正成」を中心にして、後半は「観応の擾乱」を中心に取り上げました。
(参考文献)
「婆沙羅」山田風太郎
「道誉なり」北方謙三
「婆娑羅太平記 道誉と正成」安部龍太郎
「楠正成」植村清二
登録日 2022.05.30
戦国時代にやってきた旧日本軍に一心不乱に慕われすぎて胃が痛い陛下の話。ギャグです。 ※あくまでフィクションです。登場人物、時代は架空のものです。
登録日 2015.05.31
享保六年(1721年)、八代将軍徳川吉宗と南町奉行大岡忠相は、男子の無い武家を存続させるために「女武士令」を制定。それにより、武家社会に女性が進出し始めることになった。
それから百年後の文政四年(1821年)。
女武士令を制定した名奉行"大岡忠相"の子孫「大岡はつ」は「大岡忠春」と名を変え、先祖と同じ南町奉行となって日の本に新たな風を巻き起こす。
登録日 2015.01.02