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恋愛 完結 長編 R15
ある日侯爵令嬢カルボ・ナーラは、顔も見た事も無い第一王子ペペロン・チーノの婚約者に指名される。所謂政略結婚だ。 そして運命のあの日。 初顔合わせの日に目の前で王子にブス呼ばわりされ、婚約破棄を言い渡された。 余りのショックにパニックになった私は思わず王子の顔面にグーパン。 何故か王子はその一撃にいたく感動し、破棄の事は忘れて私に是非結婚して欲しいと迫って来る様になる。 打ち所が悪くておかしくなったのか? それとも何かの陰謀? はたまた天性のドMなのか? これはグーパンから始まる恋物語である。
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文字数 59,001 最終更新日 2020.01.11 登録日 2019.11.29
ある日俺は突然パーティーを追放されてしまう。 「スキルの【幸運】だけが売りのお荷物はもう、うちのパーティーには必要ない」 「んな!?」 俺はスキルの都合上、戦闘には参加してこなかった。 そのため、確かにレベルは極端に低い。 だが代わりに、俺の能力でレアドロップが確定していたうちのパーティー(緋色の剣)は資金面で大きく優遇され、短期間でのし上がる事が出来ている。 なのに今更出て行けとか……ふざけたんなよ! 「高レベルのモンスターを狩りまくれば、レアドロップなんてそこまで必要ないからな!」 周りを見渡すが、メンバー達は黙って冷たい眼差しで俺を見つめているだけだった。 その時はじめて気づく。 俺は利用されていたんだと。 パーティーが軌道に乗るまでの間のカモ。 そんな風に思われていたのだろう。 そして資金に困らなくなったから、奴らは俺を切り捨てた。 「装備はパーティーの共有品だから、ちゃんとおいて行けよ!」 その時俺は誓う。 必ずこいつらを見返してやると。 「く……後悔させてやる……お前ら以上の冒険者になって必ず!」 「はっ!やれるもんならやってみな!」 だが俺も奴らも知らなかった。 俺のスキルに揺れ戻し――ドロップのマイナス補正――がある事を。 そして【幸運】による超レアドロップで、俺の成長が出鱈目に加速される事を。 この物語は、パーティーメンバーに利用されるだけ利用された主人公――アドルが成り上がりダンジョンを完全攻略する話になります。
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小説 294 位 / 21,426件 ファンタジー 108 位 / 8,298件
登録日 2021.08.22
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